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小4から不登校で公務員になった話⑧勉強って楽しい!

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。
このシリーズは、不登校を経て社会人になっている私のことを振り返っています。
初回 小4から不登校で公務員になった話①「いい子」のエネルギー切れ

今回は、公務員試験を受けると決めた私にとって、勉強がどのようなものだったのかについてお伝えします。

大切な注意事項

これは、当時の私が自ら必要性を感じ、選択したといういち個人の経験ですし、テストの点数は一つの尺度でしかありません。
ですから、「勉強は必要さえあれば、いつからでもやり直せるんだな」と心を楽にするために読んでいただけたら嬉しいです。

仕切り(黄緑葉っぱ)

基礎学力ゼロの現在地

私が通うことにした公務員の予備校には、背景もレベルも様々な生徒が入学します。そのため授業は基礎の基礎から行いますが、私にとってはそれすらも「どこが分からないのかわからない」という状態でした。

たとえば数学、授業で先生が中学校レベルの公式について解説するとき、初歩的な途中計算を省いて結論を黒板に示します。ですが私は、その途中計算が理解できないのです。そのため、とりあえず黒板に書かれている通りノートに書き写し、後からゆっくり確認していました。

次に地理、日本の白地図を示されたときに都道府県が分かるのは、北から北海道、青森…多分これが東京…この四県で構成されている島が四国で、一番南だから沖縄、というレベル。

歴史においてはもう、まっっったくわかりません。
他の教科については省きますが、全般的にこういった感じだと想像していただければ間違いないです。

先生の掛けてくれた言葉

ですが、私は「なんとしてでも公務員試験に合格する」と覚悟を決めていましたので、わからないことは先生に話しかけてどんどん質問します。
すると先生方も、個別に教えてくださるのです。

社会全般を担当している先生に「不登校だったので基礎学力がありません」と打ち明けたところ、「それはいいね、何にも入っていない方がどんどん入っていくから。このマンガは歴史の流れが分かるからオススメですよ!」とアドバイスをくださいました。

知識がゼロであることがハンデだと思っていた私にとって、その言葉はとても勇気づけられるものでした。
そして、先生がおっしゃるとおり勉強をすればするほど、今まで知らなかった知識が頭の中に染み込み、この前まで解けなかった公式が少しずつ解けるようになっていくのです。

勉強にのめりこむ

ドラクエをプレイしたことがある方には伝わると思うのですが、毎日メタルスライムを倒してレベルアップ音が聞こえている感じです。(伝わらない方、すみません読み飛ばしてください)

これは本当に楽しくて、「世界史の勉強に疲れたから、数学の図形で息抜きしよう」という具合に、勉強が娯楽化していました。

繰り返しになりますが、強制されずに行う勉強は本当に楽しいものでした。学校の勉強が嫌いな方でも、社会人になってから趣味で取る資格の勉強は楽しかった経験があるのではないでしょうか。

そうして、夢中で勉強しているうちに、試験の時期が近づいてきました。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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今回は、私にとって試験勉強がどのようなものだったかについてお伝えしました。次回は、私が頑張れたり裕を掘り下げます。
↓次回↓


いまでも、知識を得ることが好きです。
根本には、不登校時代の読書経験があるのかもしれないと感じています。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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