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日本でもLGBTや同性婚への理解が広がってきた。

今年4月に発表された電通の調査では、「LGBT」という言葉の認知度は2018年の前回調査から11.6ポイント上昇し、80.1%に達した。同性婚の法制化は「賛成」が31.0%、「どちらかというと賛成」が51.2%で合計82.2%、前回の78.4%から上昇した。

そうしたなか、リンクトインはLGBTの問題に声をあげる人を応援する姿勢を明確にしている。リンクトインでLGBTについて発信する人を紹介する。

【プライド月間 リンクトインライブ】

毎年6月は、グローバルな「プライド月間(PRIDE Month)」。この期間、世界各地でLGBTの権利についての啓発イベントが展開される。リンクトインもその活動を応援しており、その一環として、5月28日のリンクトインライブに、外資系金融機関ゴールドマン・サックス証券の柳沢正和さんが、リンクトイン代表の村上臣さんと対談。

柳沢さんは、本業の傍ら、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の理解啓発活動に取り組んできた。その中には、同性婚の法制化に向けた活動も含まれる。

リンクトインライブで柳沢さんは、以前の職場で同性パートナーがいることで他の社員と同等の福利厚生を利用することを諦めていたが、人事と交渉して実現したこと、現職のゴールドマン社内でのLGBTへの取り組みについて語った。

参加者の一人から「個人的にはLGBTQの取り組みに賛同するが、一方でそれに対して懐疑的な意見が挙がると、SNS上で叩かれるのが気になる。多様であることを強制されているのでは」というコメントがあった。

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