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セールスフォースのガバナンスをめぐる調査報道

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「ビジネスは社会を変える」という優れたイメージを築いた巨大企業での理想と現実にショックを受け、それを訴えた後の会社からの態度に絶望していった人々が名乗り出てきている。レイオフを機…
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#人権

セールスフォース事件をめぐる調査報道を振り返る

「セールスフォース事件をめぐる調査報道」、記事を探しやすいように、無料マガジンにまとめ、…

【プレゼン上映】就労支援フォーラムNIPPON2023参加

12月16・17日に東京・ベルサール渋谷で行われた就労支援フォーラムNIPPON2023の休憩時間に、私…

セールスフォース訴えた発達障害シングルマザー、それでも尋問に辿り着けず非公表の和…

本日、Pulmoさん裁判が9月22日東京地裁で和解成立したことを、Pulmoさん本人がホームページで…

障害者団体の全国集会にセールスフォース訴訟の原告弁護団がきょう登壇

きょう、DPI日本会議という全国規模で歴史ある障害者団体のイベントに、アメリカ系IT・セール…

セールスフォースの大量解雇はまだ終わりではない。障害者雇用訴訟はいま

効率vsカルチャーで混乱、業績見通しは達成可能? CRM(顧客管理システム)大手セールスフォ…

【3月6日第10回期日】大量解雇中のセールスフォース、社内の混乱がリスク要因に?障害…

社内の混乱がリスク要因に? セールスフォースの人員削減がまた起きた。2月6日、Business Ins…

障害者差別訴訟係争中のセールスフォース日本、大量解雇で第2、第3の訴訟も懸念。経済と優生思想の暗い関係を綴る

発達障害の元社員が、米国系IT大手セールスフォース日本法人を相手取った障害者雇用差別訴訟が続いている。 第8回期日 11月14日11時に東京地裁で第8回期日が行われた。この日は、筆者、障害者団体関係者、雑誌記者など9人が傍聴した。 被告会社側から、原告が面談した産業医の意見書が提出されたが、原告側代理人の早田賢史弁護士から「編集されたものに見える」と指摘が出る一場面があった。 この裁判では、産業医の指示により、原告元社員のメンタル不調からの復職条件として、基礎疾患によ

出社要請で社内に緊張関係 先駆的グローバル企業の光と影 コロナ拡大のなかメンタル…

セールスフォース米国本社のブレット・テイラーCEOが、出社か在宅勤務かをめぐり「上司と部下…

今日のハラスメント訴訟の新傾向、録音・社内記録が証拠化、評価・文脈をめぐる争いに

今日のハラスメント訴訟実務では、録音・録画機能のついたスマホの普及により本人が被害の状況…

日本の行政、司法、ジャーナリズムは向き合う覚悟あるか。巨大企業の矛盾に迫るNYタイ…

発達障害の元契約社員がセールスフォース日本法人を障害者差別・ハラスメントと退職勧奨(雇い…

セールスフォース日本法人、障害ハラスメント認めず和解は困難か 9月1日第7回期日

発達障害の元契約社員がセールスフォース日本法人を障害者差別・ハラスメントと退職強要で東京…

今こそ考えたい、ほんとうのビジネスとサステナビリティ

2020年1月のダボス会議で、セールスフォース・ドットコム米国本社のマーク・ベニオフ創業者兼C…

今こそ知っておきたい優生思想の危険性

従来型の資本主義は、低コスト高パフォーマンスを基準に採用・雇用してマネジメントしてきた。…

ハラスメント訴訟になったらどうなるか(企業側)

優れたイメージを築いた企業で、ハラスメント訴訟が起きるこの頃。 外向きにはSDGsにあるような美しいメッセージを発信してきた有名企業が、意識的であるかどうかに限らず、これでもかというほど黒い部分を見せつけてくるというのは希望を奪われるものだが、「そんなのは当たり前で、いちいち気にしていたら取り残される」という声も聞くことがある。現に深刻な企業体質の問題があり、外部から指摘されてもなお、「一方の言い分を基にバイアスのかかった情報に、利権目当ての弁護士や大学教授や過激な勢力が群