障害者団体の全国集会にセールスフォース訴訟の原告弁護団がきょう登壇
きょう、DPI日本会議という全国規模で歴史ある障害者団体のイベントに、アメリカ系IT・セールスフォースの日本法人に訴えを起こした発達障害の元社員が弁護士とともに出ることになりました。
5月28日(日)15時15分~17時にZoomで行われる、DPI全国集会の雇用労働・所得保障分科会「障害者雇用と合理的配慮の確保~労働組合運動と訴訟を通して、働く障害者の権利と合理的配慮を考える~」。
団体のホームページによると、この分科会は、労働者の労働条件の改善や維持を目的として、障害のある労働者自身が主体となって活動している労働組合運動と合理的配慮の確保を争点とした訴訟に関する経過と現状を共有することで、障害者雇用における合理的配慮の確保に向けた当事者団体及び当事者の闘いを共有し、障害者が働くために必要な合理的配慮の確保を推進することを目的として開催されます。
以下、団体のホームページより
15時15分~17時
3.雇用労働・所得保障分科会「障害者雇用と合理的配慮の確保~労働組合運動と訴訟を通して、働く障害者の権利と合理的配慮を考える~」
障害者雇用促進法では合理的配慮の確保を官民含めて義務化しています。
しかし、障害者が働く現場では合理的配慮の確保に関する雇用主と障害当事者間では認識に大きな隔たりがあり、多くの相談がDPIにも寄せられるとともに、最終的な解決方法として訴訟の場で問われている現状もあります。
本分科会は、こうした現状から労働者の労働条件の改善や維持を目的として、障害のある労働者自身が主体となって活動している労働組合運動と合理的配慮の確保を争点とした訴訟に関する経過と現状を共有することで、障害者雇用における合理的配慮の確保に向けた当事者団体及び当事者の闘いを共有し、障害者が働くために必要な合理的配慮の確保を推進することを目的として開催します。
■開会挨拶
伊藤芳浩(DPI常任委員)
■進行
岡本直樹(DPI常任委員)
■報告「自治労における合理的配慮と障害者雇用に関する取組み」
相星勝利(自治労障害労働者全国連絡会 代表幹事)
■報告「合理的配慮の確保を求める訴訟の経緯と争点」
本人と弁護士
■講演:障害者権利委員会の勧告と職場における合理的配慮の確保
東 俊裕(DPI日本会議顧問、元弁護士、元熊本学園大学教授)
■Q&Aによる質疑への回答と自由討論
■閉会の挨拶&まとめ
西村正樹(DPI副議長)
集会閉会の挨拶、終了 17時
https://www.dpi-japan.org/blog/events/2023_national_assembly/
裁判は、4月21日と5月17日に東京地裁で非公開の進行協議が行われました。その後、証人尋問に進むとみられ、元上司・人事が何を語るか、元社員・当事者弁護士が何を訴えるかが注目されそうです。
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