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分かりやすい就活に手を出しがち

就活が始まる時期になると周りに急かされて、とりあえずマイナビに登録したり、説明会・インターンに行ったりする人が多いと思います。今日はそういう人に対して「それだけやってていいのか?」と疑問を投げかけます。

完全に持論なので取捨選択しながら読んでください。ちなみに就活の移り変わりは本当に激しくて、1年で大きく変わったりするそうです。なので後輩の方は先輩の意見を聞きすぎないでください。

本文中にキッザニアインターン/ガチインターンなどの表現を用いていますが、こちらの記事を読んで頂ければ伝わると思うので、是非ご覧ください。


2つの就活

一言で就活といっても、僕は2つあると思っています。
それは自分軸の就活と企業軸の就活の2つです。詳しく説明していきます。

〇自分軸→学生団体/ゼミ/サークル/ガチインターンなどのガクチカ・自己PRに繋がる活動
分かりづらい就活
〇企業軸→説明会/自己分析/キッザニアインターンなど、どの企業を受けるべきかを知るための活動
分かりやすい就活

大学3回生の頃からみんな揃ってやりだすのが企業軸=分かりやすい就活だと思います。それももちろん大事です。ただ企業軸の就活しかやっていないくせに「就活早くから始めてます」みたいな顔してるやつがいます。

4回生ならみんな口を揃えて言うと思いますが、そういうやつはマジで大したことないです。虚勢を張ってただけだと今なら分かります。なぜそう思ったのか、例えを交えながら説明していきたいと思います。

恋愛で例えてみる

就活って恋愛で例えられることが多いと思うので、この自分軸の就活と企業軸の就活を恋愛で例えていきたいと思います。

〇自分軸→髭を剃ったり、痩せて清潔感を出す。コミュ力を磨く。
相手に好きになってもらうための活動
もし太っているなら、ぽっちゃり好きの人と付き合うなどの強みを活かす姿勢は大切。
〇企業軸→自分はどういった系統の顔が好きか、どういった性格の人となら合うのかを考える。
好きな人を見つけるための活動

もし好きな人を見つけるための活動を沢山行って、自分がどんなタイプの人が好きなのか分かったとします。でも清潔感がなくて、面白くない話を永遠にする人と付き合うやつなんていません

だから自分の強みを活かせる範囲で構いませんが、相手に好きになって貰えるような自分になる必要があります。恋愛で言うと本当に当たり前の話だと思います。理想が高いブスなんてほぼいません。

しかし、これを就活に置き換えると、自分を高めることを怠って、自分に合った企業を永遠に探している人もいます。たとえ見つかったとしても、雇ってくれるかどうかなんて分からないのに。

他にも、相手に好きになって貰えるための活動に時間を割きすぎて、実際に相手を探さなかったり、相性の悪い人と付き合ってすぐに別れる場合もあります。高嶺の花子さんパターンです。

就活に置き換えると、就活を始める時期が極度に遅すぎて、そのような事態に陥ってしまったり、自分が本当にやりたいことが分からなくて、早期退職に繋がってしまうことがあります。

口が悪い部分もありましたが、では具体的にどうすればいいのか僕なりの考えを書いていきたいと思います。

現状把握とバランス

まれに2回生からガチインターンをしていて、3回生の4月頃でもかなりのスキルが身についている人もいます。そういった人と、まだ何もない人が同じスタートラインにいると思い込んで企業軸の就活を始めたりします

そんなことして、既にスキルを持っている人に適うわけがありません。だから、まず自分がどれだけ深掘りに耐えられるようなガクチカ/自己PRがあるのか現状を把握する必要があります

もし自分が十分なスキルを身に付けていると感じるのであれば、企業軸の就活に振り切っても良いと思いますし、まだ足りていないのであれば、今やっている活動を一生懸命やるべきだと思います。

自分軸と企業軸ではどっちが良い悪いとかではないので、どちらかをやりすぎることなくバランスよく取り組むことが最も大切だと考えています。

ちなみに

今までの話と大きく関係しているわけではありませんが、就活関係で最近聞いた話をメモ程度に残しておきます。

公務員

公務員講座を取っている人って結構いると思います。死ぬほど忙しそうですよね。でもその忙しさのせいで、他の事を一生懸命やる時間がないみたいです。なので必然的にガクチカ/自己PRが弱くなります。

すると筆記試験を突破しても、その後の面接でどっちみち落とされます。だからバランスを取りながら進めていくことが大事みたいです。

資格

将来に不安を持っていて1.2回生のうちから資格を沢山取る人っていると思います。ただ1.2回生の時なんてやりたいことが明確じゃないので、とりあえず取っている人が多いです。

でも企業軸の就活を始めてやりたいことが見つかるのって3回生からなので、今まで取ってきた資格が必要ない業界が、自分の志望する業界だったという可能性もあります。

しかし、自分の今までの努力を否定したくない気持ちが働き、その資格を活かせる仕事に無理やり就こうとしてしまいます。そうなると本質的には自分に合っていないので、辞めてしまうことになります。

こうならないようにゼロベースでやりたいことを考えるべきです。
サンクコスト効果に気を付けましょう。

おわりに

夏休みはインターンで忙しいから、、」「なんでこんな就活って忙しいんやろ」とか偉そうに言って、遊びの誘いとか断ってたくせに、4回生にもなって内定1つも出てない人とか平気でいます。

就活の早期化を間違って捉えると、こういった事態に陥ります。決して企業軸の就活だけをせず、自分軸の就活も進めてください。

ただ自分軸の就活といっても、指示待ち雑用を一生懸命やってるだけの人や、ボランティア活動という名目で当日参加するだけの人がたまにいますが、そこには主体性も再現性も一切ないので意味ないと思います。

こういった人たちに限って、3回生の時「色々追われてて忙しい、、」「休みが欲しい、、」「今は余裕ない、、」って言ってたりします。でも同じく4回生にもなって内定1つも出てなかったりします。何してたんだよ

僕的には言いたいこと言えてスッキリしました。もし不快な気分になった人がいればすみません。読んでくださりありがとうございました。

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