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「就活早めに始めた方が良い」への誤解

僕は4回生なので後輩と会うと、高確率で就活の話になります。すると後輩は「まだ何もしてなくて焦ってます、、やっぱりインターンとか行った方が良いですか?」という質問をすることが多いです。

その回答が結構難しいので、今回自分なりにまとめたいと思います。端的に言うと、就活は早めに始めた方が良いかもしれませんが、焦って周りがやっていることを真似するだけでは、ただの「就活生ごっこ」で終わります。

だから、何を大事に就活をすればいいかについて今回は書いていきます。
完全に持論なので取捨選択しながら読んでください。前回の記事は以下のリンクからご覧ください。

インターンに夢を見すぎない

なんか「とりあえずインターン行けばいい」みたいな意見が飛び交いすぎてる気がするので、インターンについての僕の考えを書いていきます。結論から言うと、インターン行くだけで就活に勝てるわけではないと思います。

ちなみに僕は1社だけインターンに行ったんですが、これがガクチカになることはなく、後々この企業を受けることもなく、時間を浪費しただけだったので、とりあえずインターンに行くという選択はあまりオススメしません

なぜならインターンという一言にまとめられてしまいがちですが、その中でもいくつか種類があると思っています。極端に分けるとすれば、以下の2つになると思います。

  • キッザニア的インターン:短期インターンに多い。職場見学や職業体験を行う。特に身に付くスキルなどはないが、早期選考の案内が届く場合があったり、ワークを通して選考の練習を行える場合もある。

  • ガチインターン:長期インターンに多い。スタートアップの企業などで、給料を貰いながら、社員とかなり近い距離で働く

僕が参加したのは強めのキッザニアでした。事務職のインターンだったのですが、仮の社員さんのデータから色々計算したり、合間に社員さんと話したりしました。すっごいおもんなかったです。

それに対して、ガチインターンやってた人はかなり凄いと思います。企業分析がかなりハイレベルだったり、視座が社会人レベルまで高い人もいます。それを見た時はインターンやっときゃよかったと思いました。

中途半端が一番良くない

もし仮に学生団体やサークルに所属してなくて、バイトも同じことの繰り返しで、得るものがないという状況であれば、キッザニアだとしても行った方が良いかも知れません。

しかし、現在所属している団体があるのなら、その活動を疎かにしてまで、キッザニアに沢山行くことはお勧めしません。その活動を一生懸命やりながら、業界への理解を深める補助的な役割で参加する方が良いと思います。

その団体で自分的に納得のいくガクチカ自己PRを形成したり、価値観など自分の考えを全て事実ベースで話せるほどのエピソードを貯めるべきだと考えています。(狙って貯めると嘘っぽくなるので難しいところですが、、)

ちなみに自分の所属している団体がそういった能力を見極められるかどうかの分析には以下の記事を参考にしてみてください。

重要なのは質

結局重要なのはインターンや学生団体、バイトなどのパッケージではなくて、そこでどう頑張って何を身に着けたのか、その能力はこれから行う仕事にどう活かせるかという中身の部分だと思います。

しかし、よっぽどビジネスに寄った学生団体でもなければ、結局は学生視点でしか物事が考えられなかったりします。そういった社会人との壁を乗り越えるにはインターンが適切だと思います。

おまけ

これは本当に個人的な意見なので、おまけ程度に聞いて欲しいのですが「忙しい」って頻繁に言うのに、自分が何によって忙しいのか分かってない人は、相当厳しいと思います。その背景を説明していきます。

まずAIが発展して事務職が少なくなっている現代で、人から言われた仕事をやるだけの人はかなり厳しいです。それなら集中力が切れたり、不満をもらしたりせず、24時間休まず働くAIを活用するはずです。

そんな時に実体のない多忙に振り回されている人は、自分主体で施策を実行した経験がなかったり、人の言うことを聞いているだけだったりします。そういう人を雇いたい企業は中々少ないと思います。

おわりに

「就活早めに始めた方が良い」「インターンなんて行く必要がない」「自己分析沢山やれ」「その業界ブラックやから辞めた方が良い」「何とかなる」

こういった都合良いアドバイス沢山貰うと思いますが、そんなアドバイス言ってる人は誰一人として、あなたの人生の責任を取ることはありません。結局自分の人生は自分でしか責任が取れません。

偉そうにアドバイスしてきましたが、所詮大学4回生なんて就活1回やっただけだし、そんな大したことないです。受けてる業界が全然違うかったりすると、アドバイスが全く役に立たないこともあります。

だからその人は自分の何を見て、どういったデータを基にアドバイスをしているのかを、しっかりと見極めてから受け入れてください。本質を捉えないと全然違った解釈をしてしまうこともあります。気を付けてください。

本日も読んでくださりありがとうございました。ちなみに、もう1つ就活について書いた記事があるのでよければご覧ください。





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