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ホームズに焦がれて

お世話になってます。先日の投稿で僕がゼミで学んでいることについて書かせて頂きました。

(ちなみにその投稿はこちらからご覧になれます!)

この投稿の中でシャーロック・ホームズに少しだけ触れたので、今回はホームズの中で好きな言葉を書かせて頂きます。ちなみに僕は『名探偵コナン』が好きで、そのコナンが好きなホームズを好きになりました。

71巻 3話 45ページ

正直に言うとホームズは、1回生の時に1度読んだだけなので内容は結構忘れています。ただその中でも強烈に覚えているフレーズがあって、その言葉に自分を肯定してもらったので紹介させて頂きます。

ちなみに結構前に月9で放送されていた『シャーロック』というドラマもめっちゃ好きです。ディーン・フジオカが主演だったのですが、バイオリン弾いて早口で論理的な推理を述べるシーンがとてもかっこいいです。

1.緋色の研究

いきなりフレーズを紹介しても分かりづらいと思うので、そのフレーズが出てくるシャーロック・ホームズシリーズの一作目である「緋色の研究」の冒頭のあらすじだけ紹介させて頂きます。

医学博士のジョン・ワトスンは、古い友人であるスタンフォードと偶然再会し、同居人を探していたシャーロック・ホームズを紹介される。

ワトスンは軍医補としてアフガニスタン戦争に従軍するが、ジェノサイド弾によって肩を負傷、その後ロンドンに帰還していた。
プライベートホテルに滞在していたワトスンは、経済的な理由から下宿先を探していたのだった。

ホームズはワトスンと握手をするなり「アフガニスタンに行ってきましたね?」と、ワトスンを驚かせるが、ワトスンはこの「科学的で奇妙な男」とベーカー街221Bで同居を始める。
ホームズは自らを「探偵のコンサルタント」と自称し、実際にホームズを頼って相談に訪れる人達をワトスンは目の当たりにする。

「緋色の研究」のあらすじ!登場人物についてもご紹介 (crime-story.info)

ちなみにこの握手したシーンはコナンの1話(ジェットコースターで首吹っ飛ぶやつ)でも取り上げられています。

1巻 1話 17ページ

2.頭の中は屋根裏部屋?

このようにワトソンとホームズは出会い、暮らすようになったわけです。

ワトソンがホームズと暮らしている中で、ホームズの知識はの偏りが凄く、卓抜とした分野もあれば、反面無知な分野があることで、ワトソンを驚かせていました。

例えば、ホームズは地動説や、太陽系の成り立ちについて全く知りませんでした。それに対してワトソンが常識外れだと驚いていると、ホームズはこのように言いました。

「――ぼくの考えだと、人間の脳というのはもともと小さなからっぽの屋根裏部屋のようなもので、人は各々その屋根裏部屋に、選び抜いた家具だけをしまっておかなきゃいけない。

ところが愚かな連中は、たまたま目についたものをなんでも見さかいなくそこに詰め込んでしまう。おかげで、役に立つ知識もそのために押し出されてしまったり、あるいは他のガラクタの中に紛れ込んで、いざという時に取り出せなかったりする。

そこへいくと、熟練した職人は何を自分の脳と言う屋根裏にとりいれるか、その点については極めて慎重である。取り入れるのは自分の仕事に役立つはずの道具だけだが、それでも、取り入れたものは非常に多岐にわたるし、しかもすべてが完璧に整頓されている。

なにより重要なのは、無用な知識が有用なそれを押し出してしまう。などといったことが起こらないようにすること、これに尽きる。

アーサー・コナン・ドイル『緋色の研究』

確かに地球が月の周りをまわっていようと、ホームズの仕事には全く差異が生まれません。そのように自分が得る情報を取捨選択して、活用すべきだという言葉が非常に胸に響きました。

3.本当に大切なものとは?

流行っているものや常識的なことを知らない人に対して「え、そんなことも知らんの?今めっちゃ流行ってるで!」と馬鹿にしてくる人はいないでしょうか。

僕は結構こんな感じで馬鹿にされるようなタイプで、本当に知らないことが多いし、興味がないこと以外は本当に覚えてられません。すぐに忘れるし、覚えようとするのが苦痛でしかありません。

でも別にそれは問題ではなくて「自分にとって本当に必要な知識を仕入れて活用できればいい」とこの言葉に励まされた気がしました。

確かにある程度知識が広ければ会話が広がるし、常識がないと恥をかいてしまうこともあるかもしれませんが、自分にとって不必要な情報で脳の容量を使ってしまうくらいなら、そんなこと覚える必要がないと思います。

またホームズは情報知識について言っていましたが、時間についても同じことが言えます。世間体を気にして、自分にとっては有益ではないものに手を出して無駄な時間やお金を使ってしまうことも往々にしてあります。

だからこそこの言葉を胸に刻んで自分が本当に大事なものは何なのか日々考えながら過ごしていきたいです。

霜降り明星 粗品

ちなみに霜降り明星の粗品もこのタイプだと思っていて、以前Qさまに出演した時に、カピバラを答えられずにいじられていたのを見たことがあります。

ただもちろんツッコミは抜群だし、競馬やパチンコなどのギャンブルの知識は深くて、頭の回転も速く「天才」と称されることも多いので、粗品を見ていても励まされることは多いです。

4.ちなみに…

今回コナンの単行本や好きなシーンの写真を撮ってアップロードしたのですが、著作権的には特に問題はないみたいです。少しだけ勉強になりました!

今回は「ちなみに…」と話が逸れるところが多かったですが、読んでくださりありがとうございました!またよろしくお願いします!

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