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[柚月の独り言#1]2024年 6月の活動報告
お久しぶりなnote更新は活動報告といういつもと違う内容でお送りします。
noteの更新をサボっていた私はこんな状況でしたよというめちゃ薄いお話を書きます。
6月の上旬に心がだいぶやられてしまう出来事がありましてそのこととトラウマの再来も相まってSNS全般をお休みしてしまいました。
当時はめちゃくちゃ辛くて大変でした。
※現在はどちらも解決しております。
その後、ちょっと落ち着いたタイミン
こどもの日、大人になる前に。
公園に響かせていた笑い声、あれから何年経っただろう。
夕方五時のカラスの鳴き声で歩いて帰った夕日のオレンジ色。
あの頃は上を向いて歩いていたはずのに、気づいたら下ばかり向いてさ。
電子の海をさまよって離れ離れになって君とも話さなくなるのかな。
好きだけの気持ちだけじゃ君の隣にいられないなんて、嫌嫌なのに思春期という春のせいで不器用になった口。
オレンジジュースだったドリンクも気づけばアル
名前という宝物に気づいた話
「名前は親からもらえる最初のプレゼントなんだよ」
あれは何年前のことか覚えてないけれど、そんなことを言っていた人がいた。
でも、いつしか自分は自分の名前が嫌になっていた。
その理由は幼少期から「お前」と呼ばれ続けていたからなんだと最近気づいて納得した。
せっかく名前をくれたのに渡した本人がお前呼びかと、そんな風に思ったんだと思う。
執筆活動を始めたことで改めて気づけた良かったこと。
せ
拝啓、弥生の桜たちよ。
僕たちに例えばなんてないけれどもし叶うのなら…
気持ちを言えないまま桜が咲いた。
後悔してももう遅いのに、別れと次の出会いがもうすぐそこにあるのに。
悠長なこと言っていたなら手も届かなくなるだろうことはわかっていたのに。
春から始まった曖昧な関係を桜吹雪が邪魔をして紡いだ言葉すら届かずに、儚く散って舞い上がる。空に投げかけた後悔と第二ボタン。
星のような君と、恋心を忘れた僕。
自室の天井が霞んで見えて朝を迎えた。
「あぁ、そうか、もうこの世界に君はいないのか」
また僕はあの笑顔を夢で見る。
これで何度目の夢なのかもう数えきれないけれど、いつまでたっても忘れられない。
星みたいな笑顔を。僕にしか見せなかった些細な笑い。
静かに口許に弧を描くそんな君の表情。
僕はまだ過去に縋ることしかできないのかと自分が自分で嫌になる。
情けない話だとみんな笑うかもしれない
苺一会 - いちごいちえ-
「一期一会」
私の好きな言葉で、縁の始まり。
あなたに出会えてよかったと思う。
あなたはいつも素敵な笑顔を私に向けてくれる。
こっちまで笑顔になっちゃうよ。
ありがとうね。
あなたには感謝してもしきれないくらいで、もらいっぱなしで返しきれないよ。
彼女の名前は静玖ちゃん。
全然静かじゃないよく笑う子。
でも、そこがあの子のいいところで尊敬できるところ。なんてったってかわいいからね!
部屋の片隅で綴った本音
気づけば季節はもう冬らしい。私はまた一日という時間を無駄にする。あの別れから4ヶ月が経つけれどまだ心の整理がつかずに休職させてもらっている。会社の人に迷惑だと思ったから退職してもいいかなとも思ったけど、友達が「一旦休職して心と部屋の整理をしなさい」って足の踏み場もない部屋に目を落としながら優しく言ってくれて一応延命できている。
私は8月の初旬に突然別れを告げられて、連絡手段も全て絶たれた。私の話
冬空の下で傷んだ林檎
真っ暗で曇った空にため息をついた。
星なんてなかった。
もう今年もラストスパートで、私の香水もラストノート。
クリスマスを前にして別れを告げた。
空は黒くて息は白い。私はあの人が来るのをずっと前からこの寒空の下で待っていた。
でもあの人は一向に現れなかった。
約束をする時はいつだって私からであの人は私に関心なんてなかったのかもね。
前に公園に呼び出した時にも約束の時間より数分遅れてきたっけ。
私
思い出の駅舎と晴れ渡る空
十月初旬。夏が終わりを告げ、秋が香り始めて数週間経った頃。
長い間地元を離れていたけれど、仕事の関係でこっちに帰ってきた。
懐かしい匂いとちょっと新鮮な匂いが鼻腔をくすぐってくる。うちの地元は金木犀がたくさんあってこの季節になったら地域全体が金木犀の香りに包まれる。神無月なのに神様に守られているような気がして安心する。
なんてね。
金木犀の香りがするとちょっと嬉しい気持ちになる。
こっちに帰っ