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音楽鑑賞とMV鑑賞は違うという話
前回の投稿からだいぶ空いてしまいましたが、書きたいことがなかったのでお休みしていました。ふと思ったことをもう少し気軽に言葉にしていこうと思います。
今回のお話は、音楽鑑賞とMV鑑賞は違うという話です。最近はもっぱらYoutubeでアーティストの名前を検索して音楽を聴いていましたが、同じ曲をApple musicでスピーカーから聞いてみると、感じ方が全く違うことに気づきました。それはもう全く違う曲
旅行記②-ルイヴィトン心斎橋、日本橋の家、ユニクロ心斎橋
こども本の森中之島の後、青木淳のルイヴィトン心斎橋へ。
外観のインパクトはこれまで見てきた建築のなかで随一かもしれません。内部からの光を緩やかに外に繋げる半透明の帆。美しい丸みを持った帆が建物を包んでいる様はこれまでの建築にはない浮遊感を感じました。写真を撮っている人も何人かいて、いつか自分が設計した建物が写真を撮られる日が来たら、それはとても幸福なことだと思いました。
また、安藤忠雄の日本橋
旅行記①-こども本の森中之島
卒論が無事終わり、卒計に向けて先日安藤忠雄設計のこども本の森中之島に行ってきました。二層吹き抜けのエントランスに青リンゴがお出迎え。
内部はまさに、全てが子供を思って設計されたことがひしひしと伝わってくる空間でした。天井高や吹き抜けが思ったよりも低いのも自分が大人になったせいだと感じ、子供の時にここを訪れていたら、また違った印象を受けるのだと思います。
構造的には家具に過ぎない本棚の巨大さ
「揺する」と「新自由主義」「資本主義」(養老孟司と若林正恭の話を聞いて思ったこと)
最近、youtubeで養老孟司さんの「森とは何か」というインタビュー動画があがっていたので見てみました。
人間が「考えること」には限界があること。心身の安定を図るには、変化をすること(揺すること)。この二つの話が面白かったです。
なぜなら、私の中には、「考えに考えた人だけが成功できる。価値を持つ」という考え方や、「心身を意識的に安定させられる人=悟りを得た修行僧で一年中山奥のお寺にいて環境を変
「橋」はこれからの建築のキーワード
少し時間が空きましたが、投稿します。大学院入試が終わり、無事合格したようなので、卒業論文、卒業設計に進みます。
さて、建築と都市について考えていることをいろいろ言葉にしていこうと思います。今回は「橋」について。
皆さんは「橋」についてどんなイメージをもっているでしょうか。小さな川をまたぐ小さな橋から、大きな河川をダイナミックに横断する大きな橋まで、そのスケールは様々。木でできているか、コンクリ
アカウントを複数作れば、致命傷を負わない
建築や場所は、昔の自分を思い出させてくれる追憶装置だと感じる時があります。
卒業した中学校や高校を訪れれば、学生時代の自分を思い出し、夏休み明けに久しぶりに学校に行けば大学生としての自分を思い出す。そして実家に帰れば小学生の頃、幼稚園の頃、もっとさかのぼれば赤ん坊の時の自分を思い出す。
常々僕が思っていることですが、人は赤ん坊として生まれ、学校へ通い、社会に出ていく中で、心にいくつものアカウン
ヨルシカと建築について
最近ヨルシカというバンドにはまっています。
作曲家のn-bunaさんとボーカリストのsuisさんのバンドで、ゆったりした曲からおしゃれな曲、踊れる曲までいろんな曲調がありながら一貫してリズムやメロディが心地いい。散歩にぴったりのアーティストです。
彼らは本名も顔も公表していません。思えばGReeeeNも顔と名前を伏せて活動しているアーティストですが、彼らは歯科医師という本業に支障をきたさないた