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エッセイ

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#日記

4000円の半袖Tシャツ

4000円の半袖Tシャツ

もうすぐしぬんや、言うてた人が生きてるの見て
綺麗やなとも思ったし汚いわとも思った。

ストレートパーマでさらさらになった髪を、綺麗やなこのままでいてな、って
ヘアオイルつけたり温風冷風使い分けたりして丁寧に乾かして、鏡前で笑うみたいに、
ほんで、同じように丁寧に丁寧に触っても、この前までうねってはねて散らかってた髪の毛思い出して、鬱陶しいし不平等や、って
いらいらしてしまうみたいに、そんな気持ち

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その猫でさえ、秋。

その猫でさえ、秋。

阿呆、と言いたくなるような冷たい風が建付けの悪い網戸をカタカタと揺らした。

8月の木曜、連日の雨のせいでじめじめとした外。「雨、上がったし少し歩くか。」とはならないのが私だ。マイブームといえば、短編小説を壁にもたれて読むことだ。

下旬に差し掛かり、寒暖差の激しい日が続く。
なぜか、いつまでもカラカラと乾いた空気が循環する部屋に、じめじめを取り入れたくて窓を開けたところだ。

不意に流れ込

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私はこれを“ひと夏”と呼びます

私はこれを“ひと夏”と呼びます

押し入れから引っ張り出した扇風機はこの夏乗り越えたらもうサヨナラかもな、なんてユチャンに思わせました。

羽根はホコリを被って、弱・中・強のボタンは陥没。「使えんのこれ?」とか思いながら、唯一生き残ってる入のボタンを押すとユチャンの顔にホコリを勢いよく飛ばしてきやがりました。これ絶対あれだよ、強だよこれ。

「くそ!首振りも使えちゃうのね!!来年の夏もまたヨロシクだわ!」

強の風はまだ涼しすぎ

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