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仕事で信頼関係を築く5つの工夫
仕事で信頼関係を築けない最大の理由は「わからない」「不安」といった感情が先行するため、と考えています。
詳細はこちらをご覧ください。
だから信頼関係を築くには、「わからない」「不安」といったネガティブな感情を抱かせないよう工夫する必要があります。
ぼくが仕事でお客様や協業先と信頼関係を築く5つの工夫はこちらです。
①レスポンスは早めに
これは電子メールやチャットといったリモートでのやりとりを想定しています。
リモートでの「レスポンス」とは、例えば以下を示します。
①メッセージの受領確認
②問い合わせへの一次回答~最終回答
③成果物の納品
このうち僕はとにかく「①メッセージの受領確認」を早くするよう心掛けています。
なぜならリモートとはいえ、コミュニケーションの一環だからです。
リモートをリアルに置き換えると以下のようになります。
(リモート)メッセージの受領⇒(リアル)話し掛けられる
(リモート)レスポンス⇒(リアル)リアクション
リアルに話し掛けられていて、リアクション(返事など)しないっていうのは、相手を無視していることになってしまいます。
だからリモートとはいえ早めにレスポンスしないのは、相手を無視しているのと同じ、と考えています。
②提案は積極的に
これは「損して得取れ」の精神です。
相手にとって有益なら、自分が少しくらい損しても、積極的に提案するようにしています。
相手が知らないことのみならず、
知らないことすら知らないことを提案すると、
とても喜ばれます。
喜んでもらえることを喜びとして取り組む気持ちが大切です。
面倒・意味がない・お金にならないといった打算的な気持ちが先行しては、相手に喜ばれる提案はできません。
③礼節を忘れずに
これは「親しき仲にも礼儀あり」の精神です。
礼節の意味は他サイトを引用します。
つまり「礼節」とは、「ただ礼儀作法に沿っているのではなく、相手や場面に合わせた節度のある行いをすること」という意味になります。
<引用:『「礼節」の意味とは?使い方から英語や類語まで例文付きで解説』 2021年9月17日更新 スッキリ>
ポイントは、「相手や場面に合せた節度のある行い」です。
例えば、相手がお客様のように自分より立場が上の場合、礼節を忘れることはないと思います。
一方、相手が競合先(発注先)のように自分より立場が下の場合、偉ぶったりして、礼節を忘れがちです。
自分より立場が上でも下でも関係なく、礼節を忘れないことで、信頼関係を築きやすくなります。
④知ったかぶりしない
わからないことをわからないと言える素直さが大切です。
わからないことは悪いことではありません。
むしろ、わからないことを打ち明けることは、それ以外のことをわかっている状態をアピールすることにもなるため、信頼関係を築きやすいです。
わからないのにわかったふりをする、つまり知ったかぶりは、後々墓穴を掘ります。
できなことをできると言ってしまうのも同じです。
ただ、できるようになるために努力することを前提としているならば、問題ありません。
同じように、わからないことがわからないのは、単なる勉強不足によるもののため、わからないことを自覚する努力は必要です。
⑤自己を開示する
同じスペックなら、人となりがわかる方とわからない方、どちらが安心かといえば、おそらく前者です。
相手に自分のことを先に知らせることで、相手にとって自分が適当か不適当か判断してもらえるので、効率もいいです。
知識や脳力だけではなく、考え方・私生活・体調・弱みといった自己開示により、相手に抱かれる印象も好転する可能性が高いです。
注意すべきは、何でもかんでも開示すべき、という意味ではありません。相手が不快に感じることは、開示する必要はありません。