見出し画像

出産前に考えたい!〜保険とお金の考えかた〜

はじめに

こんにちは!優かおるです。
私はもともと、保険屋お金のことをあまり勉強せずに過ごしてきました。
なんとなく、「大人になれば知識はつくのかな?」と漠然と考えていたり
「そこまでお金に困ることはないだろう」なんて、楽観的に考えかたしか持ち合わせいませんでした。

保険に関しても何も考えず、当時の仲が良かった友人から勧められたものをそのまま契約。保険セールスをかけられた内容も確認・見直しもせず契約。

そのため気付けばあれよあれよという間に毎月の保険費用が莫大な金額になっており、毎月の支払い料金がすごい金額になっていました。

よくいう、【現金なしの保険貧乏】になり
毎月の保険費用が高すぎて、逆に保険で家計を苦しめられていました。

2人目を妊娠した時に、「このままじゃダメだ!」と思い奮起。
お金の勉強をしながら少しずつこの保険貧乏から脱出をしました。汗

保険はそれぞれのライフスタイルや家庭状況により見直しができる固定費です。
出産前、という時期はまさにお金や保険の見直しどき。
私の経験談や保険費用を、少し恥ずかしいですが公開するのでぜひ参考にしてもらえれば幸いです。


〈このnoteは
『COTETE Labo』掲載記事です〉


1)【現金なしの保険貧乏】が生まれた理由


はい。これ私です。
そもそもの保険貧乏のきっかけは第一子を妊娠した時でした。
その時、上の子がずっと逆子でもう少し経過しても戻らない状態であれば帝王せっかいをすると言われていました。

帝王切開をする場合、それは医療行為になります。
基本的に、帝王切開の場合は医療費3割負担になるので問題なく出産をする場合と比較して病院に支払う金額は安くなる場合が多いのですが、
当時の私はその知識すらも曖昧で、ただ不安がありました。

「不安だから、早めに保険に入っておかないと!」

そんな思いばかりあるのに、
肝心なお金の勉強や保険の勉強をしていなかったんですね。

なので、友人から紹介された保険のセールスマンの話を鵜呑みにして
あれよあれよという間に【高額な保険内容】を契約することとなりました。

当時契約した保険内容は、ざっとこんな感じです。

この内容で、およそ65,000円/月です。

結構な金額ですよね?
学資保険は貯蓄代わりとして考えていましたが、それでも収入の割合などで考えても高額です。

でも、当時は不安が強すぎて
「保険を契約したからこれで安心」くらいにしか思っていなかったんですね。汗

私の家庭状況を少しだけお話すると、夫の両親は他界。
地元は遠方のため、出産・産後も頼れる人は正直誰もいない状況でした。

このような状況での出産+逆子という状況で
不安がMAXだったのだと思います。

その不安から逃げるため、というか少しでも安心させたいがために
「保険」という内容にたどりついたのでしょう。

2)保険貧乏脱出のきっかけ

そんな保険貧乏を数年続けたとき、、、
やっと疑問が湧きました。

そろそろ2人目も考えていきたい。

でも、今の家計の状況だと危険ではないのか?
2人目の産休・育休のとき、今の経済状況だと家計が確実に赤字になってしまう。。


「みんな、どのくらい保険にお金を払っているんだろう?」

「家計について、あんまり勉強してなかったけど、どんな状態だったらいいのかな?」


そこから
お金の雑誌や、家計簿関連のブログやYouTubeなどで
勉強を始めます。


「え?!生命保険料が自分たちの一人分の金額で家族全員分?!」

「他の家庭…保険代がうちの1/10?!」


調べていくほどに、自分の保険代が高すぎて衝撃でした。


そこからはさまざまな本や動画などでお金についての知識を少しずつ学び
最終的にはFP3級の資格を取得しました。
(今後2級にも挑戦していきたいですね)

保険代についても見直しをすることで、大幅な家計の改善にもつながり
現在は毎月の保険料を約1万円/月にまで落としました。


2人目の産休に入る際に、お金の心配をしていましたが
家計改善を行ったため産休期間は無事に過ごすことができました^^

3)保険はあくまで保険。という考えを持とう


保険(ほけん)は、偶然に発生する事故(保険事故)によって生じる財産上の損失に備えて、多数の者が金銭(保険料)を出し合い、その資金によって事故が発生した者に金銭(保険金)を給付するための制度。

Wikipediaより

保険に対する定義は上記のように記載されています。
そう、保険はあくまで保険。

保険を使う場面になった時に補助してもらうくらいの気持ちで契約をしましょう。

保険に頼るといっても契約内容などにより、全ては補償されることはないし
多くの内容をカバーしようとすると必然的に保険金額は上がってしまいます。

そもそも、日本には【公的保険】という制度があります。


公的保険と民間保険
金融庁HPより

私たちが普段、医療費として3割の金額を支払っているのもこの制度になります。
日本は公的保険制度があるため、

・ケガ・病気
・労災
・老齢
・死亡
・介護・認知症
・障害
・失業


などのリスクに関しては、国が助けてくれる制度があるんですね。

なので、そもそもは国の助けてくれるベースがあるうえで
+αとして、表の右側にあるような民間の保険を契約して

自分に足らない部分や
手厚くフォローしたい内容に関して補充をする。というイメージで考えましょう。

私はこの前提についての知識が曖昧で
ただ不安が強かったので、必要以上に民間の保険を契約をしていたんです。

ただ、この
【足りない部分やフォローしたい部分】の見直しや改善も行う必要があるので

お金のことや家計改善も一緒に行いつつ
そのうえで必要な保険に絞って契約ができるといいですよ。


おわりに

出産前はお金のこと、将来のこと、すごく不安になってしまう時があります。
その不安は、悪いものではありません。誰だって、不安になります。

でもだからこそ、衝動的な保険やお金に関する契約はせずに
一歩立ち止まって現在の家計のことやお金の状態を振り返りながら

必要なものだけを選んでいきましょう!

失敗は人を成長させますが、失敗したお金は戻ってきません。
お金の失敗は最小限にしましょう^^

私の失敗が、あなたの参考になれば嬉しいです。


https://apps.apple.com/jp/app/id1542796983


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?