内定者とのコミュニケーションリアルで!!
コミュニケーションを取る理由
内定者とのコミュニケーション。内定から入社までの期間どうやりとりをしていくのか?企業側や学生どちらも興味があること。
よく、入社までに課題を出したり勉強すべきことなどを事前に提示する説明会的なやりとりが多いのでは無いだろうか。
私の勝手な考えだが、正直上記はどうでも良く、残りの大学生活どうしていくのか真剣に考えてもらえる方が個人としては嬉しい。
コミュニケーションは関係性構築だけでは無い。
内定承諾辞退防止の為だけでも無い。
入社までに内定者の不安と企業への期待値を限りなく0に近づけて、ワクワクをどれだけ増やせるか?これにリアルなコミュニケーションが必須だ!
接点を増やす取り組みついて
1.内定者に高校生の企業体験に参加してもらった
昨年末に地元の高校生が企業体験で本社へ来たタイミングがあり、内定者に一緒に入ってもらおう!と考えた。
蓋をあけたら企業の説明は冒頭の5分だけで、Youtubeを見てもらって終了。
【帰る時にヤバかったね!と言ってもらって帰ってもらいたい】
という趣旨から、一緒に価値観や、ワクワクしていることを拡張していくようなワークを3時間やった。
その中で、今やってる事をホワイトボードにとにかく書き出してもらった。
バイト、スマホゲーム、料理、通学、投資、お笑い鑑賞。実にさまざま。
その中で、今じゃなくてもできることに×をつけてもらうと、今しかできないことが残る。意外に少ない。ここにフォーカスしていないと、大切なことを見落としてしまうかもしれない。後から取り返せなくなる。
だから、ワークでは以下のような内容を実施した。
①今にフォーカスする
②過去の経験からリソースを見つける
③未来ワクワクすることに目を向ける
④現在にフォーカスする。
面接でいつが一番幸せ?と質問をしているが、
断然”今”と答えた人が充実した生活を送っていることが多い。
内定者にも言葉で伝えるんじゃなく、高校生と一緒に体験をして、大学生活の時間と今を見直してもらえたのはもらえたのはでかい!
その後飲みに行って馬鹿話をした。仕事の話をする必要はない。
2.一緒に宿泊
22卒内定者、21卒新入社員、担当人事で一緒に宿泊した。
一緒に料理を作って、寝食を共にして、いろんな事を話する。
なんだろう。仲良くなり過ぎて同質化が心配になるレベルw
その後、自分の家にも泊まりに来た。嬉しかった。
入社したら一緒にゲームをしようと約束していたので、遊びにきてくれた。
内定をもらってる他社との決断に迷ってた一人だ。
・うちの会社は楽しそう。成長できそう!
・他社は年収が高く、福利厚生がいい!
5年後を想像してもらった時に全く後者はワクワクしてなかった。
彼の軸が稼ぐことではなく、稼げる能力をつける事だったから。
つまり、金を生み出すだけの労働集約型ではなく、
価値を生み出すアントレプレナータイプ。
若く大きなエネルギーがある人物と距離を縮めて、
深い話をするには密な時間を短期に集中するのが効果的だ。
3.企業説明会への参加(23卒)
就活している解像度が一番高いのは内定者。
だから、内定者に就活生の話を寄り添って聞いてもらい、企業の魅力を伝えてもらう。
インターンよりも実践!
採用費を実際にかけているが、これが効果が高い。
参加してる内定者達はリクルーターとして企業に貢献している意識が芽生え、実際に頭を使う。
会社員はリスク無く、チャレンジできるのが1番のメリットだ。
だから、会社が責任をとって自由に考えて実践してもらう環境を作り出すのが1番の成長につながる。
デジタルとアナログを駆使して、出口はリアルへ
弊社は社内コミュニケーションツールのslackを活用している。
LINEでも、その他のツールでも一緒だが、内定者を参加させてエンゲージメントの強化に取り組んでいる企業は多いと思う。
が、、、リアルでの面識があるからデジタルが生きてくる。
顔の知らない人たちと繋がるのには抵抗があるし、限界もある。
最初にリアルでの交流の場を作り、その後にデジタルで交流を深めて、またリアルでの繋がりを作っていく。
現代の多様化した働き方がある時代だからこそ人間としての繋がり方を再定義していく時期ではないか。
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