多趣味はビジネスに生きる
多趣味であることは武器になる
趣味とは「 仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄」を意味し、多趣味とは「多方面に趣味をもっていること」を意味します。
つまり多趣味な人は「様々な事柄に対して興味関心を抱き、実際に趣味として行動(見る、聞く、読む、書く、食す、作る、行く、買う、触る、嗅ぐ、調べる、考える、学ぶ)を起こす人」となります。
ビジネスの世界において「多趣味」であることは役に立たないと感じる方が多いそうですが、実際「多方向に関心を抱いている」状態はビジネスシーンで活躍することが非常に多いです。
趣味の熱帯魚鑑賞がビジネスチャンスを作った
私はフリーランスのWebマーケターとして活動をしておりますが、フリーになる前はWeb制作会社でWebマーケターをしておりました。
問い合わせをいただいたお客様に課題のヒアリングをする時に打ち合わせスペースにアクアリウム水槽が飾ってあり、私は熱帯魚が好きだったこともあり、お客様との距離を縮めようと挨拶に水槽について触れました。
その時は挨拶程度で触れたぐらいだったのですが、翌日に再度お伺いした時に水槽のレイアウトが変わっていたことに気付きました。
「水槽のレイアウト変えたんですね。入っている魚も変わりましたね」と挨拶として触れたところ、先方はその変化に気づいたことに驚いたそうで「アクアリウム好きなんですか?」と私に興味を抱いてくれました。
結果として大型案件の獲得に繋がり、大きな成果を得ただけでなく、今もお付き合いがあるほど親睦を深めることに繋がりました。
これは私が熱帯魚鑑賞が趣味であったことが生んだビジネスチャンスでした。
他にも「絵画が好き」「ヘヴィメタルが好き」「ラジオが好き」といった趣味がビジネスの場で役立ったことは多々あります。
ビジネスも「人」との接点から生まれるものです。
価値観が合うことはビジネスを円滑に進めるのに非常に役立ちます。
そして多趣味である人は趣味を持つ人と近い価値観を共有できるため、関係性が一気に構築され、ビジネスにも大きく生かされるのです。
多趣味になれることは才能
多趣味になれることはある種の才能です。
「興味を持って行動する」ことは実は誰でもできることではありません。
人は変化を恐れます。
行動を起こす前に諦めてしまう人が多いのが現実です。
多趣味な人は自分が興味を抱いたことであれば直ぐに飛び込むことができる「行動力の高さ」があります。
この「行動力」は鍛えようとしても鍛えられるものではありません。
しかし、多趣味の人は自然と行動することができるため行動力が自然と鍛えられているのです。
これはビジネスシーンでも大きく活かされます。
ビジネスシーンで大切なのは「リスクをとって行動すること」です。
もちろん「趣味」と「仕事」は同じ土俵にはいません。
しかし、趣味で鍛えたれた行動力はビジネスシーンでも姿を現し、自身の背中を無意識のうちに押しているのです。
興味を持てば「調べる」ことは苦悩ではないし、「行動する」ことは当たり前になっているので億劫になることがありません。
多趣味であることはそれだけで大きな才能であり、武器なのです。
点と点を繋ぐコンテキストを結ぶ力
多趣味な人は「別領域の趣味同士の共通点を結びつける」ことが得意という特性があります。
自身の興味に対して法則性を見出し、応用が効くポイントを見つけることで新しい趣味であっても直ぐに頭角を表すことができるのです。
これは趣味の中にある「コンテキスト」を上手く結びつけるのが上手いからであると筆者は仮説立てしています。
趣味を抽象化したり、要素ごとに分解したり、歴史的背景を調べたりするうちに共通点を見つけ出し、結びつけることができるのは本来であれば難しいことです。
しかし、多趣味な人は自然と結びつけて楽しむことができます。
人によっては無意識のうちに結びつけているので意識していない人も多いのですが、実際に話を聞いてみると異なる領域の中にある共通点を見つけて流暢に話す人が多いです。
これはビジネスにおいても役立つ考え方です。
点と点を繋げることで「課題の発見」「問題解決の道筋」「新たなビジネスアイデア」に到達することができます。
これを応用し、発展させるには多趣味な人のように異なる領域に対して興味関心を抱き、引き出しとして自身の中に蓄積させておく必要があります。
多趣味であることは興味の振り幅が大きく、様々な価値観に触れてきた証拠です。
だからこそビジネスの場で一際輝くアイデアを出すことができるのです。
多趣味思考とは「自身と対象を繋げる考え方」
多趣味思考とは「自身と対象の関係性を見つけ出し自分ゴト化する」ことができる思考方法です。
多趣味であることは悪いことではありません。
何にでも興味関心を抱けることは才能です。
また、趣味として突き抜けることができるのは誇るべき能力なのです。
自身と対象を繋げることができる人はビジネスシーンでも重宝されます。
クライアントの課題を自分ゴト化できるのは優れた能力ですし、親身になれることは優れたビジネスマンの証です。
多趣味は会話の引き出しも多く持っていることになり、時と場合によりますが、自身のフィールドに入った時に大きな力を発揮することになります。
多趣味な人は多趣味に突き抜けることで新しい扉を開く可能性があります。
ぜひ、その興味を枯らさないように突き抜けていきましょう。
【パーソナルデータ】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント/ライター
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽Dig
特技:和太鼓
【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM
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