見出し画像

世界が変わるサウナの魅力・魔力・破壊力

ドラマ「サ道」の爆発的なブームや「できるビジネスマンはサウナに行く」とか「サウナ健康法」など、あらゆる界隈でサウナは注目されて盛り上がりを見せている昨今。

正直「マジで言ってるの?」「サウナで世界が変わるは言い過ぎ」「たかだかサウナ、がたがた抜かすな」「ビジネスの成果に繋がるわけなかろうが」

そう思う方が国民の8割近く思っているのではないか?と私は思うとります。というか、サウナで世界変わったら苦労しないんだよ!と私が思ってましたからね。「熱いだけじゃ!!」と…

そんな私も気づけばサウナの魔力にやられてしまい、四六時中サウナのことを考えてしまっているわけです。

暇さえあれば「サウナイキタイ(サウナ愛好家が愛するサウナメディア)」を閲覧し、サウナを探したり、ホームのサウナでどんな人が来ていてどのようなセットを組んでいるのか…とか調べてしまう日々。

どこか外出しようものなら「この辺りにサウナはないのかしら?」と探している自分がいる。「外出=サウナチャンス」に確実になっているのをひしひしと感じているわけです。

きっと多くのサウナ愛好家…そう、サウナー(SAUNA"er")たちが私と同じような日々を送っているのではないだろうか?いや、送っているよね?サウナの沼にズブズブでしょ?みなさん。

今回、私はそんなサウナの魅力・魔力・破壊力をまだサウナを知らない君たちに語りたい!!お伝えしたい!!知って欲しい!!!!そう思い立った次第で筆を取りました。

年に1度でもサウナに入る機会があるならば、その1回のサウナを「最高の瞬間」にしていただきたい!!

それでは、素晴らしきサウナの魅力を一方的に語らせていただきます。

サウナの魅力:「究極にして最強の快楽…<ととのう>」

「ととのう」これがサウナの魅力です!!!!以上!!!!

と、言いたいほどにサウナの魅力はここに詰まっています。

「ととのう」とは総合芸術のようなもので、サウナ入浴後のスッキリ感を「ととのったね」と安易に言ってしまて良いものなのか…?とサウナにハマればハマるほど思うわけです。「ととのう」とはあらゆる要因が重なり到達する総合芸術に近いなぁと最近は思っています。(あくまで私は!!です。サウナ愛好家ひとりひとりに「ととのう」という概念があり、その定義は自由!これがサウナの良いところ!)

「ととのう」を目指すために入浴をするサウナって言ってしまえば「我慢大会」のようなものなんです。
きっと多くの方に怒られてしまいそうなほど人によっては暴言の極みかもしれませんが…でもマジで「我慢」が本質だと思います。健康にいいとか、美容とか疲労回復とか、色々な理由があるかと思いますが、それはあくまでサウナ入浴後のことで、サウナへ入ること自体は「我慢」にあると私は考えています。(サウナの醍醐味はその後の「水風呂」と「休憩」にあるのは言わずもがなですけどね)

サウナは己との戦いであって、己の「熱い」「無理」「しんどい」という感情と真剣に向き合い、それを耐え忍び乗り越えていく「己との我慢比べ」なんです。

サウナはその空間にいる誰かと競うものではないんです。自分より後に入ってきた人が、自分より先に出ることを気にするサウナ愛好家(サウナー)などいないのです。真のサウナーが戦っているのは常に己自身なのですから…

その先にある「ととのう」を得るために熱さに耐え忍び、サウナと向き合うことがサウナの魅力の1つです。

そして、サウナー達は「ととのう」ために自分にとって適切な入浴方法を探究し続けています。入浴時間、水風呂に浸かる時間、休憩時間、サウナ室での姿勢、湯船に浸かる時間、サウナに入る前の行動、水分補給、休憩時の姿勢などを探究し続け、自身にあった気持ちの良い瞬間を探し続けるのです。

これはサウナ室の温度や湿度、部屋の構造、水風呂までの導線、水風呂の温度、水風呂の深さ、水質、温浴槽の温度、休憩スポットの場所・環境、外の気温、扇風機や冷房機の風量・温度、外気の風量・温度、休憩スポットのロケーション、温泉・銭湯・サウナ施設のどこで入浴しているのか、その日口にした物、その日のコンディション、時間帯…などサウナで「ととのう」ために多くの外部要因や自身のコンディションと向き合って最適解を追い求めているのです。その先にあるのが究極の「ととのう」であり、我々サウナーは悠久の時を超えて先人達が目指してきた「神のととのい」を極めるためにサウナ道を歩んでいるわけです。

まさに「総合芸術」…サウナの奥深さは計り知れず…

ここまで、色々と小難しいことを書いてしまいましたが、サウナ最大の魅力である「ととのう」は今まで並べた御託を意識せずとも到達し体験できることにあります。

なぜなら「ととのう」とは抽象化された概念であり、実際にこの感覚を言葉にして相手に伝えることが難しいからです。

「東洋哲学」に通ずる世界なのです。

自身で体験しなければ「ととのう」は理解できないし、その「ととのう」を理解できても相手に伝えることができない…

だからこそサウナー達は試すのです。

その感覚を味わえる方法を試して試して試すのです。

そして、その先にある気持ちよさ…その魅力に取り憑かれてしまったのが「サウナー」と呼ばれるサウナ愛好家たちなんですね。

サウナの魔力:「最高を追い求める深く底知れぬ正解の見えない探究の旅」

サウナの魔力…それはサウナ後の気持ち良さだけではない。サウナの魔力は自らの身体が体験する驚異的な「最高の瞬間」にあります。

翌朝の寝覚の良さで実感する「あれ?なんか体のコンディション良くない?」という驚異の疲労回復、そして鏡を見て驚く肌艶の良さ…高い保湿効果や血管の広がりによる血液の循環は体調を良くし、少なくともその瞬間においては嫌なことも全て吹き飛ぶ。一瞬でも嫌なこと忘れられるというのはストレス社会ではありがたいことです。

頭が整理されるから「できるビジネスマンはサウナに行く」だなんて言葉も生まれたのかもしれない…と思うぐらいに頭もスッキリするから悩んでいた問題の解決の糸口が閃くことだってある。

否が応でも己と向き合う瞬間が訪れるため、まるで座禅を組んでいる時のように客観的に自分の思考を見ることもできる。

肉体的にも精神的にも普段の生活の中では体験することができない瞬間を起こすことができる。それがサウナなのです。

まさにサウナマジック!これは完全に魔法であり、革命であると私は声を大にして叫びたい!「サウナすげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と…

先ほど私は「サウナの本質は我慢である」と述べましたが、「我慢」やら「己を乗り越える」と言った理由でサウナに魅了される人は一握りでしょう…多くの人は「健康」「美容」「ストレス緩和」「疲労回復」…etc. と、理由があるはずです。そして、今やサウナ界最大のキラーワード「ととのう」を体験したくこの道へ一歩踏み出した(または踏み出したい)のではないでしょうか?

サウナの魔力はこれらのメリットが「真実」であり「最高」を常に更新してくれるところにあります。詰まるところ「優勝」することができるのがサウナの魔力なのです。本当に魔法にかかったかのように「スッキリ」することができます。これはマジなんです。

絵空事ではなく本当にその領域へ到達することができる…だからこそ多くのサウナ愛好家は終わりなきサウナ道を歩み、深く底知れぬサウナ沼へと沈み続ける。最高の瞬間を、身体が整うあの瞬間を、精神が研ぎ澄まされた極楽の境地を追い求め探究をするのです。

サウナの破壊力:「サウナと出会ってから変わる日常生活」

サウナとの出会いによって私は「日々を生きる悦び」を得たと言っても過言ではないと思っています。

サウナと出会う以前と以後では生活の中での思考が180度…いや、変わったとかそんなレベルではなく新たに創造されてしまいました。今までの自分の生活を破壊するほどの衝撃をもたらし、新価値観を得ることになりました。

私の生活はサウナによって破壊され創造されたのです。

サウナとの出会いによって私は日常生活の中で以下の変化がありました。
● 「サウナに行きたい」という思いが明日を生きる希望に変わる
● 心身ともにベストコンディションを求めるようになる
● 外出する楽しさが変わる
● 新しい世界に対する好奇心
● フットワークの軽さが上がる

1. 「サウナに行きたい」という思いが明日を生きる希望に変わる

サウナに出会う前の私は日々を楽しく生きるモチベーションが失われていました。何のために働き、何のために日々を過ごしているのか。自分は何者にもなれず生きる価値を見出せず暗闇の中を歩き続けるような…そんな日々を送っていました。そんな私を変えたのは…そう「サウナ」でした。

サウナはどんな人も受け入れてくれる懐の深さがあります。

丸裸な自分を熱気を持って熱く熱く沸騰させ、心を空っぽにする。その一瞬の瞬間に心奪われ、また味わいたいと求めてしまう。そんな悪魔的魅力がサウナにはあります。

どんな背景を持った人もサウナの前では同じ丸裸な人。己と向き合い「ととのう」瞬間を求めているのです。

そして抱くのです。「サウナイキタイ」と…

2.  心身ともにベストコンディションを求めるようになる

サウナに出会う以前の私は荒んでいました。健康も美容とも無縁。健康な自分を求めるほどの余裕がなかったのです。

サウナと出会ってから「最高の瞬間」を味わうためにコンディションを整えるようになりました。適度な運動、こまめな水分補給、体を綺麗に洗い、肌の調子を整える…体調不良にならないように日々健康を意識し、簡単なワークアウトで体を調整する日々…全てはサウナで「優勝」したいから…

おそらく私はサウナと出会ったことで容姿にも気を配るようになりましたし、日常生活の中でもサウナのために健康を維持する習慣を身に付けることができるようになりました。

サウナ万歳と言わざるを得ませんね…ありがとうございます。

3.  時間の使い方が変わる

「外出=サウナに行ける」そういう風に考えるようになったことで時間の使い方に対して前よりも計画的になったと思います。

外出予定がある時にサウナに行けそうだなと感じた際には予定とお合わせて近場のサウナ施設を探し、いかにサウナへ足を運べるかを考えるようになりました。(時と場合はもちろん選んでますが…)

隙間時間の有効活用をすることで効率よくサウナへ行けるだけでなく、1日を有意義に使えることに気付きました。早朝サウナへ行くと、その日は早起きは必須。午後の時間に余裕を持たせることができますし、誰かと会う前にサウナに行くのならば、その後の準備含めて逆算することで時間に余裕を持った行動ができます。

サウナは「さっぱりする」「朝の眠気を飛ばす」「用事の前に体の調子を整える」など軽い入浴も可能なので24時間時間問わず利用できます。

サウナに入りたい一心で時間をうまくコントロールする調整力はきっと私生活の中でも生きること間違いなしです。

4. 新しい世界に対する好奇心

サウナ沼にズブズブと沈んだことで意外にも社会を見る視野が広がったなと私は認識しています。サウナがある施設は「銭湯」「スーパー銭湯」「温泉施設」「サウナ専門店」「スポーツジム」「入浴施設」など多種多様にありますが、そこには必ず歴史があります。

サウナ施設を巡るようになると「その建物の歴史」や「館内のこだわり」「客層の雰囲気」など様々なことに目を向けるようになります。

そう言った背景含めてサウナを楽しむようになるのです。

また、サウナ施設周辺のご飯屋さんなど地域に密着した文化を掘り下げるようになります。サウナ施設だけでなく、その地域全体を含めて「最高」を作り上げていくのです。見ている視野もサウナにハマってからの方が広くなるのも肯けます。

また、サウナ室にはテレビがついている所もありますが、サウナの熱さに耐えている時、意外にもテレビで流れている映像には救われることがあります。普段は見ない番組もサウナ室だと頭に入って来ることもしばしば…新しいことを知るきっかけになる事もあるのがサウナ室です。

サウナの歴史や水質、入浴施設の構造、温度についてなどサウナに関する知識もハマればハマるほど知りたくなってしまうのです…

サウナは視野を広げ自身の世界を広げるきっかけになる場所としても機能しています。

5. フットワークの軽さが上がる

サウナにハマった事でフットワークの軽さは前よりも上がったと思います。理由は簡単で外出すればホームのサウナ以外の場所に行けるから。普段なら行かないような場所もサウナが絡むと「あの施設に行けるな…」と期待に胸が膨らみフットワークが軽くなるのです。

また、行ってみたい場所が増える事で休日に外出する機会が急増します。サウナに行きたいという思いは思い足取りを軽くし、どこまでも誘ってくれるのです。

私は元々一人旅が好きだったのでフラッと出かけることは多かったですが、サウナと出会ってからは勢いは加速しています。

「次はどこに行こうか」

それは明日以降も生きる活力になり、人生を明るくてらす光です。毎日を楽しくさせてくれる魔法の言葉をサウナは投げかてくれます

まとめ:サウナって楽しいぞ〜〜〜〜

サウナは最高。

これが私の伝えたことであるのですが、何が最高なのか?と言われると適切に伝えることができないほどに奥深く言語化できない領域が存在していることに気付きます。

ただ、一つ確実に言えることは「サウナは楽しい」ということ。

そして「サウナ」をきっかけに世界は広がっていくということ。

私はサウナの魅力は「楽しい」に尽きると思います。

楽しいんですよ。サウナって。いつものホームへ足を運ぶのも何回も何回も足を運べば親近感はどんどん湧くし愛着も生まれる。そうすると今度は地域そのものを好きになってくる。

新しい場所に行けば行くほど新しい体験が待っている。同じ温度でも部屋の構造で体感温度は変化するし、新しいワクワク感を味わえる。湯船のこだわりや施設そのものの魅力に気づいて愛着が生まれる。そしてまた来たくなる。

地域に根付いて、着実に生きる営みと交流できる魅力がサウナにはあります。

ぜひ、素敵なサウナライフをお送りくださいませ。



この記事が参加している募集

習慣にしていること

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! もしよろしければスキやシェアをしてくださると嬉しいです! また、サポートしていただけましたら、より良い記事を書くために活用させていただきます。