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無謀な挑戦|おもいをかたちにする仕事③

East Harlem, New York 2001


2001年になってすぐの頃、

バッグ作りにハマった私は、とうとう自分のブランドを作ってしまった!

そして、イーストハーレムの小さなアパートで、小さな小さなアトリエをかまえたんです。

最上階の6階からの景色は最高に気持ちよくて、北向きの窓から、よく、ぼーっと外を眺めてたっけ。。。(回想中)


あまり良い性能ではないミシンだったけど、愛おしい相棒、一生懸命働いてくれました。

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この頃、独特の世界観を持つアクセサリー作家のチャコちゃんに出会いました。個性的な作品を生み出す彼女、ホントかっこよくて♡

ある日「お店に売り込んでみたら?」と言われて、、

「へぇ〜、そんなことできるんだぁ〜」と知り、

無謀にも、ニューヨークのあちこちのお店に、自分のバッグを売り込みに歩いたの 笑

無謀とはいえ、一応は、売り込む前にまずは行ってみて、下調べ。
店の雰囲気や他の商品をチェック。自分に合いそうな感じがしたら、出直して今度は直接オーナーさんやバイヤーさんに交渉。
当時のニューヨークはプレゼンして気に入ってもらえたらその場で小切手切って買ってくれるというスタイルだったの。
多分、個人のセレクタショップに限るのかな。。。

そして週末は、ソーホーのSpring St.で、こっそりと、でも堂々とお店広げて売っていたのでしたぁ〜 折りたたみのアイロン台をテーブル代わりにし、布をかぶせて作品をそれっぽく置いて見せて... 

今考えると若いってすごいなーっ、その度胸 笑 

ある意味、いろんなことを知らないからできたのかもね。


¦

しばらくしたある日、ノリータにあるバッグ専門のセレクトショップのウィンドウに飾られた自分のバッグを見つけて、なんとも言えない嬉しさが込み上げて来たのを今でも鮮明に覚えています。


これは夢か?? そんな感じでした。



チャコちゃん、背中を押してくれてありがとう。


つづく。。。おもいをかたちにする仕事④



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