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中1男子がすすんで水筒を洗うようになった教育法

例えば中1男子に帰宅後に自分の水筒を洗うように促すとか、パジャマをすぐに着ない幼児にお風呂から出て5分以内にパジャマを着させるとか。例えば朝ご飯を食べてくれない中3男子に朝ご飯を食べるように促すとか。

なかなか親の思い通りに動かない子供

子供は自分の興味ややりたいことであればさっと動いてくれるが興味が無いことややらされることという事に関しては中々動いてくれない。

そして親は動かない子供を何とか動かそうと「動機づけ」という戦いに挑む。

だが、親はその戦いに敗れ、たいていの場合「叱る・怒る」という行動にでてしまう。この怒るという行動は体力を奪うだけでなく親自身も気分が落ち込む。この繰り返しから何とか抜け出したいと思うのは私だけではないと思う。

金融教育を始めたら子供のやる気が増幅した

我が家がなかなか思い通りに動かない子供との接し方できっかけをつかむことが出来たのは「金融教育」だった。

金融教育で我が家が初めに取り組んだのは「家庭でお小遣いを稼ぐ」という教育だ。そしてこの「稼ぐ」という経験はやる気を作り出すからくりと密接なつながりがあることが分かった。

お小遣いを「稼がせる」場合、親が子供が取り組んだことを「確認」し、そのうえでご褒美となる「お小遣い」を与えるわけである。

このことは子育てのコツなどを紹介するサイトで紹介される、こどもの頑張りを認めるという事に繋がる。さらにお小遣いを受け取ることにより、頑張りが認められるという事が口頭で認められるよりさらに強い実体験となるのだと感じる。

またこの事はやる気を作り出す行動にも関連性がある。

そもそもやる気というのは「自ら進んでやる、というやる気(内発的動機づけ)」そして「外部からの刺激や強制によってやる、というやる気(外発的動機付け)」があるようだ。

この事を前提とすると、子供が「なかなか出来ないこと」とは子供にとって「進んでやるというやる気」は働いておらず、「外部からの刺激や強制によってやる」というやる気が働く作業であると考えるようになった。

「外部からの刺激・強制」とは、例えば宿題をやるということであれば、学校で恥ずかしい思いをしたくない、先生に怒られたくないということであるし、着替えを済ませるということであれば寒いや親から怒られたくないという事になるであろう。

なかなか出来ないことを子供がやるようになる為には外部から受ける刺激や強制が必要であることが分かった。

こららの事に理解が伴うと我が家で取り組んだ金融教育はなかなか出来ないことを子供が取り組めるようにする為のからくりがうまく機能したということになる。

すなわち、なかなか自ら進んで出来ないことに対し、「子供の頑張りを認めそしてご褒美をあげる」事を通し、こどものやる気を作りだすことは、短期的にしか強い動機づけを生まない「叱る・怒る」という奥の手よりも、親と子の関係を利用したより良い教育方法となるのではないだろうか。

我が家では金融教育の「稼ぐ」という体験を通し、中1男子は帰宅後に「学校の道具を片づける、明日の用意をする、水筒を洗う」というなかなか出来ないことを毎日やるようになり、お風呂から出て叱られるまで裸でいる5歳児の娘はお風呂から出て5分以内にパジャマを着ることが習慣化された。

なかなか出来ないことが出来るようになるためのきっかけは金融教育が与えてくれた

なかなかできないことをやらせるために「叱る・怒る」という奥の手を使って落ち込むことを繰り返しているようであれば、ぜひ金融教育を取り入れ、一石二鳥の家庭内教育に取り組んでみては如何だろうか。

お小遣いを「稼ぐ」という体験を繰り返すことで子供の外発的動機づけがうまく機能することを体験してもらう事に繋がるかもしれない。

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