APPEARANCE -兼子裕代展-
誰のために歌うの?:展示について 撮影する作家のカメラの前で歌を歌っている人々の写真が16枚ある。被写体の目線はカメラを見ていない。年齢、性別、人種が一定の分類される何かではなく、小さいお子さんから、男性、女性、職業(写真からわかる範囲で)たくさんの人がいる。まず、何の情報を得ないで、この写真を見ると、一瞬何をしているのか判断に迷うと思う。被写体はほぼ野外で一生懸命何かに集中してるのがわかるが、目の前のカメラや撮影者を気にする様子がない。そう、何かに集中している。ポートレート