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「写真作家の死」

マーガレット・キャメロンのように48歳から「写真」を初めて
現在55歳のただのおばちゃんが
どこへ辿り着こうとしてるのか?
どこにも辿りつかないのか?
そっと見守りください。まあただの日記なんですがね。

お前は誰のか?⑤

今日は本の話をします。(作品の事で取り上げられた)

美術手帖 18年4月号 ART COLLECTIVE

 清水穣 月評第115回「...sofferte onde serene... 」P192-193で
大阪のgallery176 の展示のレビューを見開き2ページで取り上げられる

写真研究家の清水先生は東京の個展にも来ていただいたんですがその後、gallery176 の友長さんの熱意に負けてまた来てくれました(友長さん感謝でした)
清水先生の書かれる文章はものすごくファンでしたので嬉しかった。
もうこれで終わっていいやと思いました

写真2 現代写真: 行為・イメージ・態度

第10章 「レジリエンスは可能かー喪失・悲嘆・病・尊厳(勝又公仁彦)」の文中でP174-176で「20050810」について作品例として取り上げられる。

美術家でもある勝又先生は母校である京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)の写真コースの専任講師であるのですが、このテキストは大学の教科書として採用されている中での作品引用でした。

死を招いた保育―ルポルタージュ上尾保育所事件の真相 猪熊弘子

これは私の写真作品のことではないですが、息子が亡くなった事件を取材して私の家族以外は仮名で書かれました。(私たちは実名)猪熊さんは保育の専門家(現在社会人博士課程)でもあり、どちらかというと一般向けではなく保育士問題や保育の改善についての専門書の中に入ると思います。
私は息子の遺品を撮る事で作品化したのですが、以前、もっとアーティストブックでそれを突き詰めてやった方がいいというアドバイスをある方に受けましたが、それはやめたのはこの本があったからです。自分は「写真」だけで(そしてこの事件のことではなくもっと違ったところから)写真作品を作りたいなと思ったのでした。

今日はこのくらいで。誰にも読まれなくても誰かのために自分のために書いてるのです。

48歳からの写真作家修行中。できるかできないかは、やってみないとわからんよ。