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「今日の自分にお疲れ様」

この文章は小林美香さんの「VIVA LA VULVA(外陰万歳)!」に対する返信です。マガジン「閉経☆姉妹の往復書簡」の方もフォローしていただけるとありがたいです。

Blood is Normal 2 :血は赤い2

ご無沙汰しておりました。1月13日に「禁忌のものをオープンにする」という自分の記事を書いてから気がつくと2か月、美香さんの「VIVA LA VULVA(外陰万歳)!」が1月21日に投稿されてから私は何をしていたのか?榎本もう飽きちゃったのか、「華麗なるバックれる」と宣言していたのにもうか?「はええな さすがだな榎本」と思っていたと思います。

 実はこの1〜2ヶ月の間、また私の体も波乱万丈であったのです。この前、美香さんが「残ってる生理用ナプキンを差し上げるから作品撮影に使ってよ」と1パックの少し使ったやつの残りをもらいにあったんですよ。この前。(そうだな、そろそろこれを使って撮影をしないといけないな。さてどうするかな)と思いながら、他の参考になる本を貸していただき、(生理用品の社会史:田中ひろみ)まあ、そのまま家に帰ったのでした。

  また、それと同時に更年期障害で通院してる婦人科へ行って、「血液検査によるとこの前処方した女性ホルモン(卵巣に効く)の薬がいい感じ見ないなので、それだけだとダメなので、それと同時に子宮内膜に効く薬を今月は飲んでくれるかな」と言われて新しい薬が処方されていて、服用していたのでした。まあ、卵巣が薬で女性ホルモンを追加してきたなら、今度は女性の体のシステムとして、そうだな、子宮内膜についても反応しないと、また自律神経の暴走が止まらないだろうな。。とあまり何も考えずに、また医者にどうしてなのか聞かずに、素直に服用してました。ええ素直なんで。

そしたらですな

血が出ました。

Blood Normal ですよ。生理前のような体調の悪さが少しあったと思ったら出血しました。。。。。。

処女懐妊ばりに閉経したアタクシに経血が出てきました。一瞬思考回路がトイレで赤い血を見て止まりました。。。。

松田優作が「太陽にほえろ」で自分の腹の血を手でぬぐっていいましたね。

なんじゃこりゃああああああ!!!!!

その時に、忘れていたことを思い出しました。。。。婦人科の先生と話をして帰ろうとして椅子を立った時に、電子カルテを打ち込みながら、彼はこう言ってました。

「。。。もしかしたら、不正出血があるかもしれないけど」

ああ、それか。薬のせいか。閉経したのが生理が戻ったのじゃないのか

ちょっと冷静になったのですが、とりあえず、1時的なものかと思ってこの別の薬の体の反応をまた1か月後に伝えないといけないかなと思いまして、そのまま薬は服用しておりました。

まあ、数日で(いや1日くらいで?)止まるだろう 

そう思っておりました。閉経になってから生理用品を買ってなかったので美香さんからもらったばかりの生理用品をそのまま使用しました。ラッキーだったのかどうなのか。ははははとか思って、後で、冗談の話題になるなとか思っておりました。。。。

 それがですな

不正出血は2週間ほど続きました。そして、なんと

美香さんから「撮影にこれ使ってよ」ともらった生理ナプキンを

全部使ってしまいました。

量は以前のようなものすごい量ではなかったものの、多分、普通の人よりも少ないくらいの、でもちゃんとしたナプキンをあててないと、ダメだというくらいでした。

美香さんの梅田のミチカケのレポートで、ムーンパンツや月経カップを(もう試すことができないのか。。)とほざいておりました私に、もしかしたらこれは神の「それを試してみたら♡」と言う啓示かと思いました。本当。ただ、試そうと思った以前に、自分の持ってる生理ナプキンがないと言う究極のところまで(美香さんの全部使ってしまった)きてまして、ええ、

買いました。閉経してるのに生理ナプキンを。

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ドラックストアにあるのをガシッと掴んで数を考えずにお会計しました。。。もしかしたら、この出血は止まらないのかと思ったからです。

 結論から言いますと、月末に医者に言って

不正出血が止まりません」とほぼ半べそをかきながら訴えると、医者は「子宮の反応がすごくいいんだね」と言いつつ、違う薬にしてくれました。

無事に止まりました。

違う薬を飲み始めたら。ホッとしました。そして、自分が買ってしまった生理用ナプキンの残りの量をみてうんざりしました。いいのか、これで写真を撮ればいいのか。。と考え直したりなど。

月経を再度体験する

 もしかしたら、この往復書簡をやっている身としては、いい経験をさせていただいたかもしれません。そうSputniko!さんの「生理マシーンタカシの場合」を経験させていただいたような。。

婦人科の医者に、最初の薬である女性ホルモンだけ服用したら、更年期障害の症状がなくなり、それだけでいいのではないかなと思って、

「子宮内膜の薬は飲まなくていいのでないか?」と言ってみました。すると医者は「薬は卵巣に効く薬だけではなく、子宮内膜に効く薬もないとやはりダメなんですよ。女性の体の周期として。だから、新しい薬を試してみましょう。薬を飲まないということでしたら、両方とも(卵巣に効く、子宮に効く)薬を止めないとダメなのです。どうしますか?」と逆に言われた。

なるほど。

 ただ、今回、この経験をしたことで、「忘れていた」ことをたくさん思い出した気がします。 

自分の体から出てくる経血の赤い色

生理用品を買わないといけないこと

いやあ、普通の女性は当たり前のこと、問題意識としてあることを閉経してしまうと忘れてしまうものがあるのだな。。。。。そんなことを思い出しました。生理が閉経してることで もしかしたら、自分は女性でありながら忘れてしまっていて、理解できてない男性側の方へ行ってしまってるのではないか?とふと怖い思いをしました。

さて、とりあえずまた書きます。ただ言いたいのは

女性の生理は大変だということ。

もしかしたら忘れてたなと今回思ったのでした。

おっと美香さんの返事になっていないので、また書きます。カバー写真は素敵なケーキを食いながら、生理用ナプキンを渡していたという何かシュールな感じがしましてね。写真を撮りました。また、内容も自分のことばかりでしたのでまた続けて書きます。生理を再経験して(笑)、考えたこともあります。

48歳からの写真作家修行中。できるかできないかは、やってみないとわからんよ。