仲間【短編小説】
※この小説は3分で読めます。
『あぁ、もうだめだ。 』
中3の肌寒い季節。
公立高校の受験が終わった。
そう言って落ち込んでいる
友人が目の前にいる。
『そんな目で見んなよ』
友人はそう言った。
別に怒っている訳では無い。
ただ、まだ決まったわけではないのに
諦めている姿に嫌気がさしているだけ。
そんな友人に僕は言った。
『そんな下向くなって、決まったわけじゃないやん。 』
そう言うと、友人は頷いた。
友人の努力は知っている。いつも隣の席で
何か問題を解き、自己採点までしている姿を
ずーっと見てきたからだ。
だからこそ、軽い言葉を言いたくない。
だけど、僕らはいつもこう言っていたはず、
『結果より気持ちだろ?』
今日は言いにくい。
だけど、他に上手いことが言えない僕は、
重んじてこの言葉を友人に投げかけた。
すると、友人は少し微笑んで頷いた。
僕も自然に笑顔になり、頷いた。
前回は、SEAMOさんの
マタアイマショウでした!
こちらから見れます📖👀
他にもたくさんの短編小説を書いています!
良かったら、是非チェックしてみてね👍✅
こちらから見れます!
📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙
最後まで見ていただき、
ありがとうございます!
是非、曲も聞いてみてください!
リクエスト曲などあれば、
コメント欄にてお待ちしております!
📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙 📘📗📙
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?