私が正社員にこだわらない理由(R6.9.21加筆修正)
こんにちは、調和の探究者youmeiです。
今回は私が正社員にこだわらない理由を書いてみたいと思います。
私は今非常勤(パート)で介護職員として働いています。
私は医療系の専門学校を中退しており、
フリーター(スーパーの店員)を経由して正社員(介護職員)になり、退職し今に至ります。
元々正社員になりたいと思っていなかったというのもありますが、
やはり収入や”同年代が正社員で働いている”という脅迫概念のようなもので一時期目指していた時期がありました。
今回はこのことについて書いていきたいと思います。
※この記事は、有料記事となっていますが、最後までお読みいただけます。
よろしければ投げ銭感覚でいただけると幸いです。
一目でわかる記事の内容
私が正社員で働きたくない理由
私が正社員で働きたくない理由としては、
となります。
冒頭でも少し書きましたが、
そもそも正社員になりたいと思っていませんでした。
ですが世の中の風潮に流され、
同年代が正社員で働いていることの劣勢感を克服しようと正社員を目指していました。
実際なってみても、よくはなかった
雇用の安定さやボーナスなど、正社員になって良かったものもあります。
しかし、その対価として当たり前かもしれませんが、重い責任や過多な業務量などが増えました。
なってみて分かりましたが、
元々誰かに自由や行動を制限されるのが好きな性格ではなく、
正社員になれば仕事に企業に縛られるわけですから、合わなかったのだと思います。
非常勤になっては楽になった
業界が違うというのもありましたが、
フリーター時代はスーパーの店員を、今は介護士として非常勤で働いています。
介護士として正社員時代にはメンタルや体の疲労はなかなか抜けず、
増えた給料も体のメンテナンス費用やストレス発散に使用していました。
非常勤になってからは、
この費用が減ってむしろお金を使わなくなりました。
詳しくはこちらに載っています。
正社員が不信の理由
A.正社員を餌にこき使われた
先ほど少し書きましたが、正社員を信用できない理由として、
フリーター時代(スーパーの店員)に正社員を餌にこき使われた経験があります。
フリーター時代の20代の私(スーパーの店員)
ハローワークに行っても求人は特になく、
適職診断などもやりましたが、職業の選択の参考になりませんでした。
応募しても書類で落とされ、どうしようもありませんでした。
適職診断が参考にならなかった理由は、こちらに挙げています。
当時(2016年)はブラック企業という単語がちょうど流行っていた時代でした。
日本のレールを外れた人間への社会の風当たりは強かったです。
どうしようもなく当時働いていた職場で正社員を目指すことにしました。
スーパーの店員時代の状況
スーパーの店員時代は、本当に都合よく使われていたと思います。
社員が連休を取るからと穴抜けの代わりや、
人がいない時間に割り振られ、中抜けで勤務時間が4時間以上開いた日も多くありました。
合計4年ほど働き、2年目あたりに当時の上司から『正社員にならないか?』と言われ承諾し、下積みとして上記の仕事が始まりました。
内容はほど正社員と変わらないにも関わらず、
時給は1000円ほどで当時の私はどうかしていると今振り返ると思います。
上司に言われてから数ヶ月後に
『やっぱり正社員にはなれない』と言われました。
目の前に一度ぶら下がった人参には抗えず、
年に一度の登用試験まで粘りましたが、結果落ちました。
ちなみに『正社員にならないか』と言われた後のことを書いてみますと、
こんな感じです。
登用試験は、新卒が取れなかった時の保険のような扱いだったらしいです。
余程の人でない限りは受からないものだったと思います。
当時7年かけて正社員になった方がいますが、
そこまでしないと受からない時代でした。
今思うと最初から無理だったのだと思います。
ちなみに当時で6年でいうと30歳ですから、
もし続けていたら今頃そのスーパーで正社員をやっていたかもしれません。(youmei:R5年に31歳)
介護士で正社員になっても2年半で辞め非常勤へ
スーパーでの正社員を諦めた私は、
働きながら”介護福祉士実務者研修”を取得しました。
週5で働いて週1で学校へ行きました。(費用で20万ほど)
ちなみに無資格で介護福祉士になるには、
無事介護士として正社員になれたものの、
実際に働いてみるとフリーターと大差はありませんでした。
雇用の安定性とボーナスが追加されたくらいです。
介護現場の中で、陰湿な人間関係などでスーパーの店員時代よりも疲弊していきました。
そのため2年半で正社員を辞めました。
その後は非常勤介護士として働き、介護福祉士を取得し今に至ります。
介護についてはこちらの記事に書いてありますので参照ください。
今の人手不足は労働者を蔑ろにした結果だと思う。
今、騒がれている人手不足と少し絡めたいと思います。
振り返ってみると、当時(2016年)の状況はこんな感じだったと思います。
新卒カードから外れてしまうと、
社会からの風当たりが強く這い上がるのが難しい時代だったと思います。
そもそも中途採用自体が少なかったと思いますし、
”第二新卒”という言葉が出てき始めていた時代でしたから、
新卒の重要度は高くそれにあぶれた人への冷たさは異常でした。
という状況だったと思います。
今”人手不足”と騒がれていますが、利益を優先し、
労働者を肩書きで選別し、
本当に会社のためにやってくれる人財を逃してきた結果だと思っています。
背景には人材の使い捨て、利益が最優先があったと思いますが。
今となっては優秀は人材というのは、
肩書きがある=利益が出やすいということだと思います。
利益が出るということは、
企業へのリターンが増えるということになりますし。
そういった人財以外は、
「搾取の対象としか思っていなかった」のではと今は思います。
代わりはいくらでもいる・
肩書を重要視してきたツケが回ってきた
肩書きのある人財ばかりを採用してきた結果、
それ以外の多くの労働者を蔑ろにしてきたのが今の社会だと思います。
そして日本の人口が減り少子高齢化が進む中、
採用が難しくなるのは当たり前だと思います。
今後人手不足が加速し、人手不足による倒産が増えてくると思いますが、
それは労働者から搾取し続けてきた結果だと思います。
これから先は労働者に選ばれなければ、
事業すら存続できない時代になると思います。
労働者側としては、自分を大切にしてくれる企業を選びたいものですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
”企業への不信感”これが私が正社員にこだわらない理由です。
今に至るまで色々な経験をしましたが、
今となっては糧となっておりむしろ感謝しているくらいです。
スーパーで正社員になれなかったからこそ、
介護士を選択しました。
介護福祉士を取得した現在、
介護をやっている間は食いっぱぐれはないと思っています。
人生何があるかわからないものですね笑
と今回はここまでになります。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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