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常勤と非常勤の時間配分について書き出してみた。(介護士)


こんにちはyoumeiです。

今回は常勤と非常勤の時間について書いて行きます。

私は今、非常勤介護士で働いています。

以前は正社員で働いていましたが、私自身のQOLが下がっていることに気づき、非常勤になりました。


以前、似たような記事を書いたのですが、今回の記事は1日24時間を何に費やしていたかを書いていこうと思います。


データは私が実際に勤務したものを使用しています。


まずは、項目の定義づけをします。

今回のデータは大きく3つに分けました。

・睡眠時間
・仕事(実働時間)
・その他(自由時間)

です。

それぞれ以下のように定義して行きます。

・睡眠時間
主に就寝による休息の時間

・仕事(実働)時間
労働を提供し、給料をもらうために使う時間

・その他(自由時間)
家事や食事、通勤時間など、自分の意思で選択できる時間帯


24時間単位で円グラフにしてみた。

繰り返しますが、これは私が実際に常勤・非常勤で勤務したデータをもとに作成しています。

常勤:24時間単位

※仕事の9.5時間はサービス残業1.5時間を含む


非常勤:24時間単位

睡眠時間を多くとっているため、自由時間は少なめ。
しかし、好きなように調整可能。


結果

・非常勤の方が労働時間が短く、サービス残業はほぼない
・非常勤は睡眠時間を多く取れる
=自分の都合で生活を調整できる。

・常勤に比べると安定性や給与は低い


※自由時間においては、通勤時間が短かったり生活に必要なことをやる時間が少なければ、その分好きな時間に当てられます。

そのため、食べていけるくらいの収入を確保できるのであれば、仕事の時間を減らして、自由時間に割り当てることも可能です。


週単位でやってみた。

常勤(週5)

仕事の日が週5の場合
120時間(5日間)の割合

上の時間に加えて、休日(週2)を足します。


非常勤(週4)

仕事の日が週4の場合
96時間(4日間)の割合

上の時間に加えて、休日(3日間)を足します。


休日の睡眠時間を8時間とすると、自由時間は…

常勤の場合:2.8日分

37.5時間(仕事の日)+休日(2日間:32時間)
→69.5時間

日数にすると、2.8日分


非常勤の場合:3.1日分

28時間(仕事の日)+休日(3日間:48時間)
→76時間

日数にすると、3.1日分

※これはあくまでも、フルタイムで働いているためで、人によってはもっと増えます。


配分によってはもっと差が出る。

私のデータでは、フルタイムで働いているため差は数字上ではあまりありませんでした。

しかし、業務に対する負担や精神的なものは激減しています。


時給が高いところで働ければ、もっと仕事の時間を減らせますし、睡眠時間も削ればもっと自由時間が増えます。

これは個人の時間配分によるものなので、方針や価値観によって大きく異なると思います。

またこの差は1週間単位であり、半年・1年と続いていくと差は大きくなっていくと思います。


自分が納得できる時間の使い方をして、自身のQOL(人生の質)を上げてほしいと思います。

結局のところ、他人よりまず自分を満たさなければ、他のために動けません。


自分の最低限生きていける取り分を確保して、それから社会貢献でもいいのかなぁと思います。




自論として、経済成長が頭打ちならば稼ぐ効率は悪い(雇われの場合)


給料が上がるのは、仕事ができるのもそうですが、景気に左右されると思います。

経済成長で需要が増えてそれを満たすことによって利益が発生します。


過去30年間日本の経済成長は横ばいです、給料もほとんど上がっていません。


その割に働く時間や仕事の負担は変わりありません。

相対的に下がってきているのではと思います。


介護士は不況や景気に左右されにくいため、非常勤でも仕事はある。

介護士は基本的に人手不足で、転職や就職は比較的簡単です。

国家資格である介護福祉士や介護経験があれば、大半はすんなり転職できます。

私の場合ですと、即採用が多いです。

逆に言えば、それだけ人が足りません。


需要はこれからどんどんと増えることが予測され、介護士は今以上に足りなくなると予測されます。


また常勤のメリットとしては、

・安定した雇用
・会社の恩恵を受けやすい

といったことがありますが、現状の介護業界では常勤でなくても食いっぱぐれはありません。


それなら非常勤の方が、精神的にも肉体的にも楽です。

給料に対しての割に合わなさも多少は改善されます。


詳しくはこちらに書いてありますので、興味がある方はご覧ください。


と今回はここまでになります。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。




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