葉月ようか MBSR・MB-EAT・マインドフルネス陰ヨガ・予防栄養学講師、ファスティングマイスター

サスティナブルなHappy-Beauty-Healthyライフの習慣化を提案するWel…

葉月ようか MBSR・MB-EAT・マインドフルネス陰ヨガ・予防栄養学講師、ファスティングマイスター

サスティナブルなHappy-Beauty-Healthyライフの習慣化を提案するWell-🐝ingスタイリストで「食べる瞑想で人生が変わる」著者。MBSRマインドフルネスストレス低減法、Teach.b、分子栄養学、ケトジェニック、ヨガ、MB-EATの講師、ファスティングマイスター

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48.自分を癒す ⑨感覚を研ぎ澄ます5−4−3−2−1エクササイズ

こんにちは。 これまで、マインドフル・イーティングを身につけるためのTipsをご紹介してきました。今日はその最後の章「自分を癒す」のラスト9回目になります。 実はこれで全部のTipsを終えることになります。 それでは、今日は5−4−3−2−1エクササイズを紹介します。 「感覚を研ぎ澄ます5-4-3-2-1エクササイズ」は、今この瞬間の自分のなかにある感覚に焦点を当て、手の指を使いながらその感覚を頼りに5ステップで自分の食べ物についての考えをクリアにしていきます。 5ステッ

    • 47.自分を癒す⑧自分の中のサポーターとクレーマーに気づく

      こんにちは。今日は自分を癒すの8回目、「自分の中のサポーターとクレーマーに気づく」について書いていきます。 自分自身を批判する人をクレーマー、自分自身を応援し成長させる人をサポーターと呼びます。 クレーマーは上手くいかないと、自分を責めたり、誰かのせいにします。 その結果、同じ場所で止まってしまたり、後退したりします。 一方サポーターは問題があったら、どうしたら上手くいくのか自分に問いかけ、良くなるように努力します。 クレーマーでも途中で批判する自分に気づいた時に、サポータ

      • 46.自分を癒す⑦食べすぎてしまった時の「よしよし瞑想」

        こんにちは。今日は自分を癒すための方法の7回目、「よしよし瞑想」を紹介します。 マインドフル・イーティングを身につけていっても、ついつい食べすぎてしまいことがあるかもしれません。 そんな時に、そんな自分にダメ出しをしたり、自分に怒りの感情をぶつけていませんか? 怒りは、自分自身に対する怒りであれ、または他人に対する怒りであれ、どちらもコントロールすることが難しく、また食べることへの連鎖反応につながることもありますので、そのような反応から切り離すことが難しい感情の 1 つです

        • 45.自分を癒す⑥コーヒー瞑想

          2024年、明けましておめでとうございます。 新年早々、日本中を震撼させた地震や航空機事故。こんな状況で「おめでとうございます」という言葉が相応しいのか相応しくないのか迷いますね。 皆様は年末年始、どうお過ごしでしたか? さて、食べたい衝動を癒す方法として、今日はコーヒー瞑想を紹介します。 人は喉の渇きを空腹と勘違いすることもあります。食べるのではなく、コーヒーを用いた『飲む瞑想』をすることで、食べたい衝動を手放せる可能性があるのです。 『飲む瞑想』のポイントは、『食べる

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        • オーソモレキュラー栄養療法で素敵にSlow Aging
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          44.自分を癒す⑤ナーディーショーダナ

          今日は「自分を癒す」の5回目、『ナーディーショーダナ』を紹介します。ナーディーショーダナはヨガの呼吸法で、左右の鼻から交互に呼吸することで、自律神経を整えると言われています。 サンスクリット語でナーディーは「気の通り道」、エネルギー(=プラーナ)が通る「道すじ」を指します。ショーダナには、「浄化」「整える」という意味があります。 したがって、ナーディーショーダナを行うと、木の通り道が浄化され整っていく、自律神経が整うと言われています。 食べたい渇望がある状態は、交感神経が

          43.自分を癒す④バスタイムを満喫する

          今日は「自分を癒す」の4回目、『バスタイムを満喫する』について書いていきますね。 最近はぐーんと気温が低くなり、お風呂で体を温める『温活』の時間が恋しいと感じますね。私は夏でも湯船にしっかりと浸かって体を温めるのが好きです。 入浴の効果は沢山あります。 お湯に浸かると体が温まり、血管が拡がって血流ががよくなります。 そうすると、全身の隅々まで酸素や栄養素が運ばれます。 また、血の巡りがよくなると、体に溜まっていた疲労物質や老廃物も回収が促進され、筋肉のこりによる痛みは、温

          42.自分を癒す③ようこその実践

          今日は自分を癒す方法の3回目、『ようこその実践』について書いていきたいと思います。 このワークは、私のオリジナルではなく、私が一緒にお仕事をしている脳神経内科専門医である山下あきこ先生がつくられた、語呂合わせのステップで、「今どうしても食べたい」をなんとかするためのワークです。 人間の脳は「アイスクリームのことを考えてはいけません」と言われると、逆にアイスクリームのイメージが湧いてきて、余計に考えてしまいます。 脳は否定系を理解できないと言われていますので、「アイスクリーム

          41.自分を癒す②未来を描く瞑想

          こんにちは。今日は自分を癒す方法の2回目は『未来を描く瞑想』を紹介します。この瞑想をする前に、まずは自分の現在地を知り、最高の自分についてのストーリーを書くジャーナリングをやってみるとより効果的です。 最初に、理想と現実にしっかりと意識を向ける時間を作ってみましょう。 まずは立ち止まって、現状を見つめます。 地図を見るとき、現在地を確認するようなものです。 これは、自分に能力やお金がないから無理だと諦めるための作業ではありません。現状と障害について知ると、何をすれば良いか

          40.自分を癒す①ジャーナリングをやってみよう!

          ジャーナリングは「書く瞑想」とも言われていて、自分に向けて書くことで、心の中にあるけれど、気づいていないもの発見する、自己発見のエクササイズです。 書くという行動は、たいていの場合は他人に考えを伝えようとする目的で行っていると思いますが、ジャーナリングは誰か別の人とのコミュニケーションが目的ではなく、自分の考えを紙の上に、流れ出させ、何が出てくるかを自分で見られるようにします。 頭に浮かんだ思考や感情を思いつくまま紙の上に書き続けることで、自分の考えや感情を明確にし、隠れ

          39.自分に優しい食べ物⑩きのこ

          こんにちは。今日は自分に優しい食べ物の10回目、最終回です。 取り上げるのは「きのこ」です。きのこはカロリーが低く、食物繊維が豊富なのはよく知られていますよね。 実はそれ以外にもおすすめポイントの高い秘密が「きのこ」にはあるんです。 一番皆さんにお伝えしたい、きのこが貴方に優しい食べ物の理由は、ビタミンB群が豊富なところです!! きのこ類には、他の野菜と比較してビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシンなどのビタミンB群が比較的多く含まれています。 ここで、ビタミンB群がどれ

          38.自分に優しい食べ物⑨アーモンド

          自分に優しい食べ物の9回目は「アーモンド」。 アーモンドは高たんぱくで食物繊維も豊富なので、血糖値をあげにくい低GI食品!おやつにはもってこいですね。 私も随分前から、アーモンドをおやつの必需品にしています。 アーモンドのカリッっとした食感、この嚙み応えが満腹中枢を刺激して、満足感・満腹感に働きかけてくれますし、腹持ちもいいですね。 他にも体に良いとされている栄養素が豊富で、特に抗酸化作用を持つビタミンEは細胞を酸化ストレスから守ってくれますし、血行を良くする働きもあって、

          37.自分に優しい食べ物⑧アボカド

          今日は自分に優しい食べ物シリーズの8回目、「アボカド」について書いていきますね。 アボカドには、10種類を超えるビタミンと11種類のミネラルが含まれます。さらに良質な油と食物繊維も豊富で、健康や美容を高めるために効果的な食材です。 今回自分に優しい食べ物として「アボカド」を紹介したポイントは、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の生成に関係するビタミンEが多く含まれていることです。ビタミンEを摂ることで、ストレスに対する適応能力の向上が期待できます。 2022年7月

          36.自分に優しい食べ物⑦抹茶

          今日は「自分に優しい食べ物」の7回目、『抹茶』について書いていきますね。 抹茶味の食べ物は日本人のみならず、外国人も好きな方が多いですね。 海外に住んでいた頃、一時帰国して現地の外国人に買っていくお土産を選ぶときは、抹茶味のお菓子を選ぶと、間違いなく皆んなに喜ばれていました。 フィリピン人の日本通のスタッフは抹茶を点てる道具も欲しいと言っていました。 今回、自分に優しい食べ物として注目した栄養素は、抹茶に含まれている『テアニン』です。 『テアニン』はお茶に含まれるアミノ酸の

          35.自分に優しい食べ物⑥サーモン

          今日は自分に優しい食べ物の6回目、サーモンについて書きたいと思います。 サーモンと鮭、どんな違いがあるのか知っていますか? 私も知らなかったのですが、魚介類を海外から輸入する仕事をしている知人が「養殖は生食できるけど、天然のものは生食できない」と話してくれたことがあったので、何か違いがありそうと思っていました。 詳しく調べてみると、サーモンと鮭は同じサケ科に属する魚ですが、その大きな違いは生育環境らしいです。 サーモンは淡水で生息することが多く、養殖されたものは生食が可能

          34.自分に優しい食べ物④ほうれん草

          今日は自分に優しい食べ物シーリーズの4回目、「ほうれん草」をピックアップしました。 ほうれん草を自分に優しい食べ物として紹介したい理由は、ほうれん草に含まれている豊富な栄養素。 なかでもカリウムの働きに注目です!! カリウムが不足すると、排泄機能が低下し、体内に水分を溜め込み浮腫みやすくなったり、ジャンクフードなどの油っこいものを食べたくなったりします。良い油は積極的に取りたいのですが、ファーストフードや加工品に使われているトランス脂肪酸やオメガ6系の摂りすぎは生活習慣病の原

          33.自分に優しい食べ物③オレンジ

          こんにちは。今日は『自分に優しい食べ物』の3回目、オレンジ=みかんについて書きたいと思います。 みかん、子供の頃は冬になると毎日のように食べていた記憶がありますが、みかんは果物の中でもちょっと地味な存在ですね。皮が面倒なので食べたくないと思う方も多いかもしれません。 しかし、みかんは水分量が多く、同じ果物であるりんごやぶどうと比べてもカロリー・糖質はどちらも低めで、その上ビタミンC、プロビタミンA、βクリプトキサンチン、食物繊維など、みかんには様々な栄養素が含まれています。