市内RPG 11装備と4人目
翌日、1時。また、子郡駅に集合した。
「やっぱり休息は大事だねー」と魔法使いヒラ。
「力がみなぎるねー」と戦士ヤス。
「みんなレベル2だからねー」と勇者のぼくは言った。
「ところで、持って来た?」ヒラが尋ねた。
「一応、持って来たけど」
昨日、家に帰ったところで、ヒラからラインが来た。防具になりそうなものを持ってこいというのだ。
剣道部のヤスは防具一式を担いで来ていた。
「身に付けて」
「ここで?」
「そう。早く」
ヤスは服の上から面と胴、そして小手を身に付けた。
「T