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名もなき詩シリーズ

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日常が特別になる瞬間、生まれた言葉たち。 あえて題名は付けていません。 どれも愛しい感情です。
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2022年2月の記事一覧

名もなき詩 #37

青々とした一面の稲穂に
早く輝けと
夕陽が黄金の色付けをする

黄金の国よ
またその一面を石にして
金に変えていくのか

高くて光が遮られようとも
どんなに熱くなろうとも
それでも照らしていよう
いつ如何なる時も迷わぬように
また帰ってこられるように

豊かな光の方へ また
#言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #36

言の葉に  はらはら
手の平を  ひらひら
道なき道に ふらふら
偽って   へらへら
儚き時間に ほろほろ
#言葉あそび #想像ごっこ #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #35

ひとの痛みを解ろうとするあなただから
自分の痛いところにも手を当てて

ひとの喜ぶ顔が好きなあなただから
頑張り過ぎる自分をも好きでいて

ひとが大好きなあなただから
そんなあなただから
私はあなたを愛してる
#言葉でHUGを #詩 #思いやり

名もなき詩 #34

光に成れば
闇を照らすことが出来る

だが、闇は消えることなく
一層濃く存在感を示す

自信をなくし
無情な毎日が過ぎても
その時間は決して無駄ではない

優しく微笑み
丸く闇を包み込む
その愛の光が
闇を昇華させるまで

歳を重ねることも
繰り返すような毎日も
愛しさを増す
#言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #33

影響し合う距離感だから
たまには離れたって大丈夫
刺激や学びを得るために
また近付いては
引いてみる

吐き出しては
希望を吸い込む

波のように
月のように

自然なことだから
大丈夫
#ひと息 #あなたを応援 #言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #32

優しいね
君は、言った

その場を壊さず
傷付けず
傷付かないように
取り繕う事が特技の
僕に、言った

つぎはぎの自分を
見透かされないように
そうでもないよ
なんてまた笑って
君に、言った

『ありがとう』

僕を、
僕として繋いでくれる言葉を
君は、笑って言った
#言葉でHUGを #詩 #鏡

名もなき詩 #31

この瞬間を忘れまいと
何度も言い聞かせ
頬をつたう熱いものに
誓いを立てた、あの日

その過去に縛られているか
穏やかに微笑んでいるか
いま、私は何を想う?

いま、私は少しの間
鳥になり
あの日を俯瞰する

抱きしめずにはいられなかった
#諦めなかった自分にも愛を #言葉でHUGを #詩 #涙

名もなき詩 #30

沈黙の時が好き
それが夜なら尚良い
眠らないこの世界で
束の間でも
自分だけの時間を
愉しむ

不器用でも
自分を慈しむ

その瞬間だけは
本当の音が聴こえる

沈黙は
決して無音ではない
#心の音 #自己対話 #言葉でHUGを #詩 #音 #皆アーティスト

名もなき詩 #29

自らを愛し抜く覚悟を

そうすれば
他人を愛することはもちろん
赦すことも可能になる

自らを疎かにすれば
そこに愛は見えない

さぁ今日は
心も身体も思考も
労って優しく やさしく
自らを愛し抜く
#言葉でHUGを #詩 #愛 #日々成長 #貴重な晴れ間にダッシュで洗濯 #ご自愛くださいませ

名もなき詩 #28

何度助けられただろう
あなたの言葉に
あなたの声に
あなたの笑顔に

自分の中に
その欠片たちを散りばめて
強くなれる気がした

何度好きになるのだろう
#好きなヒトコトモノありますか #心揺さぶられるもの #ただ浸りたい #詩 #言葉でHUGを

名もなき詩 #27

季節の移ろいが
この心を落ち着かせる
次第に波立たなくなり
しんと静まりかえる
凪のような一瞬
その時にまた
どこへ行こうか決められる
波に乗ってどこまでも
無理矢理ではなく
自然の力を借りようか
#言葉でHUGを #詩 #今日も無理せず

名もなき詩 #26

もう振り返らない
そんな寂しいこと言わないで

過去を抱きしめ
今を生きる

ブラックスワンのように
成りたい自分で在ればいい
#言葉でHUGを #詩 #映画も好き #格好いい #いつだって成長期

名もなき詩 #25

何かできる気がしている
その何かが分からなくて
つまり何もできていない

でももう責めなくてもいい
忍耐と我慢は違う

君が変えようとしているのは
大切なものだから
そのまま 優しく
温かく 柔らかく

何かのために
生きることができているのだから

すごく 大切なものだから
#言葉でHUGを #詩

名もなき詩 #24

羨ましいから憧れに
憧れから目標に
目標から習慣に

嫉妬や比較に気付けたなら
そこにあなたの輝きはなかっただろう

真似をしても仕方なく
競争だけが続くだろう

本当に求めているのは自分の輝き
その輝きを思い出すように
日々、突き動かされるものに従うまで
#言葉でHUGを #詩 #理想と現実 #光