よっしー

23歳男 会社員 座右の銘は「一期一会」。2018年3月、「新たな自分」を知りたくてブ…

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23歳男 会社員 座右の銘は「一期一会」。2018年3月、「新たな自分」を知りたくてブログを開始。このブログでは自由気ままに自分を演じ、知らない世界の人と交流したいです。

マガジン

  • ユーラシア大陸横断記

    2018/1/5-3/6 ルールは日本からロンドンまで飛行機を使わないこと。 道中での出会いや風景など、旅のアレコレをシェアしたいと思います。

  • 自己紹介まとめ

    こちらを読んで頂ければ、何となーく、私、よっしーの人となりが分かります。

最近の記事

ユーラシア大陸横断⑨ 【イルクーツク 1日目 ロシア人とマンションに不法侵入編】

2018年1月13日、僕はロシアのイルクーツクにいた。もう2年半経ったなんて信じられない。それでいて、ずっと前の出来事のようにも感じなくもない。前回の記事から1年以上経ったのだが、ふとあの時を思い出したくなったので、旅行日記を片手に続きを書こうと思う。 バイカル湖を見にリストビヤンカへ行った僕とニキタは、午後にはイルクーツクに戻った。彼はイルクーツク市内を案内してくれた。町外れにあるロシア正教会や街一番のショッピングモール、それにロシア連邦保安庁(旧KGI)の支部など。

    • ノートを再開します

      先日、「ビジネスに必要な思考力」という題の社会人向け研修を受けた。 その中で、思考力を身につけるためのアクションは「書くこと」だと聞いた。 頭の中で思考できる天才もいる。三島由紀夫は、小説を書くとき最後の一行を頭の中で書き切るまでペンを取らなかったそうだ。だから、三島の原稿は校正がとても少ないらしい。 そんな天才を除いて、ほとんどの人間は自分の考えを文章にして初めて、理解したと言える。頭の中で考えているだけでは、「なんとなく考えている。」状態から脱せない。 なんとなく

      • 新生活が始まった。

        数ヶ月ぶりに投稿する。 ここ最近忙しかった。 とは言い訳で、割と時間もあったのだが、自分の心境を赤裸々に公開するほど心の余裕?がなかった。 やっと新しい生活が落ち着いてきたので、ノートも再開したいと思う。 4月から新入社員になった僕。入社してから1ヶ月間、数百人の同期と研修を受け、7月まで地元の子会社で研修を受けた。 そして、8月、僕は鹿児島にやってきた。桜島と西郷どんの鹿児島へ!(桜島の降灰は思ったより酷くなかったし、鹿児島県は思ったより西郷どんに沸いていた!)

        • コミュニケーションって難しい。

          急に蒸し暑くなってきた。もうすでにクーラーをかけ始めた僕は、これから始まる京都の夏を乗り越えられる気がしない。 6月も終わりに近づき、気候の変化に加えて、身の回りの環境も変化した。6月に配属が決まったあと、子会社に教育出向している。8月からは、翌年の7月まで別の子会社に教育出向を予定している。 教育出向というのは、モチベーションを持続させるのが難しい。子会社の上司は、僕の直属の上司でないので人材育成にそこまで関心がないからだ。短期間なので、会社数字に関わるようなノルマもな

        ユーラシア大陸横断⑨ 【イルクーツク 1日目 ロシア人とマンションに不法侵入編】

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        • ユーラシア大陸横断記
          9本
        • 自己紹介まとめ
          4本

        記事

          ユーラシア大陸横断⑧ 【イルクーツク1日目 バイカル湖編】

          日本を出国して、7日目。1月12日の朝4時ごろ、僕はイルクーツク駅に到着した。約3日間の列車旅を経て、僕はシャワーという快感に飢えていた。駅構内に有料のシャワールームがある事は、事前にネットで知っていた。 外は冷凍庫のようだった。電光掲示板は25度を示していた。マイナスが当たり前のイルクーツクでは、冬季は−(マイナス)を温度の前に付けないらしい。小さなカルチャーショック。 シャワールームに直行した。だが、シャワールームを予約する段階で問題が発生。駅員は英語が話せない。"S

          ユーラシア大陸横断⑧ 【イルクーツク1日目 バイカル湖編】

          最近、「うまく行き過ぎている」問題について

          僕は、今年の4月にとある企業に入社して働いている。4月から5月末までの2ヶ月間は、導入研修として、ビジネスマナーやチームビルディング、工場研修(機械メーカーなので)があった。 この2ヶ月間、新しい環境に慣れるために、そこそこストレスはあったが、学生の延長感があった。「責任」が伴う仕事をしていないからだ。 5月31日、僕にとって大きなイベントがあった。それは、配属式だ。この日、僕の配属が正式に決まった。結果は、第一希望の部署だった。競争率が高いだろうと言われていた部署だけに

          最近、「うまく行き過ぎている」問題について

          ユーラシア大陸横断⑦ 【シベリア鉄道 前半戦】

          2018年1月8日深夜、ウラジオストクを出発した僕は、ハバロフスクに着く少し前に目を覚ました。 昨日から相席のロシア人のおばさんは、僕より一足早く起きて、謎の独り言を呟き続けている。時々、おばさんの上のベッドで横になっているおじさんが、その独り言に反応するのがまるでコントのようで面白い。 外は銀世界だ。どんよりした雪雲とタイガが延々と続いている。タイガとはロシア語でシベリア地方の針葉樹林のことだ。帰国したあと、友達から「シベリア鉄道は長く感じたでしょ?」とよく聞かれた。少

          ユーラシア大陸横断⑦ 【シベリア鉄道 前半戦】

          ユーラシア大陸横断⑥ 【ウラジオストクの街並み】

          2018年1月8日お昼過ぎ、日本を出国して丸3日、僕はついにウラジオストクに到着した。気温は-10℃くらいで、北海道とさほど変わらない。緯度でいうと、ちょうど札幌くらいだろうか。北海道の冬を経験したことのない僕とっては、今まで人生で最低気温だ。 旅客ターミナルから一歩踏み出ると、いっきに西洋の雰囲気になる。北海道から日本海を越えた先に、このような街があるなんてビックリだ。旅客ターミナルの向かいに、シベリア鉄道の東端、ウラジオストク駅がある。 線路を挟んで左が港、右が駅だ。

          ユーラシア大陸横断⑥ 【ウラジオストクの街並み】

          ユーラシア大陸横断⑤ 【ロシア上陸】

          2018年1月7日14時ごろ、僕の乗った船は韓国の東海市からロシアのウラジオストックへと出港した。1月の西日本より少し寒いくらいなので、まだ耐えられる。これほどで寒いと言っていたら、-25℃のシベリアで耐えられる自信がない。 船が出港してから、しばらくカモメが船の周りを飛んでいた。韓国人のおじさんがスナック菓子を放り投げていたので、相当な数のカモメが群がっていた。封を開けたらそれまで、結局このおじさん、スナック菓子全てをカモメの餌にしていた。笑  日が暮れても、数匹のカモ

          ユーラシア大陸横断⑤ 【ロシア上陸】

          『社会人』になるということ

          noteの更新が滞っていた。なぜなら、僕は『社会人』になって新生活に追われているからだ。 僕は4月2日から『社会人』になった。僕は、これから社会の中にある企業の小さな歯車として働く。 『社会人』になって、感じたこと。一番は『時間』の大切さ。学生時代は、大学を好きな時にサボる。時間管理も自分次第。会社に属するということは、決まった時間に働く義務がある。当たり前のことだが、最初の一週間は、この時間感覚に慣れるのに疲れた。社会人にとって、金曜日がどんなに嬉しいことか身を持って実

          『社会人』になるということ

          ユーラシア大陸横断④ 【一生忘れられない日出】

          2018年1月7日、境港から日本を出国した僕は、韓国の東海市を目指していた。昨日は波が高く、酔い止めを飲んで寝た。昨日は、薬が効いてよく眠れたが、22時くらいに寝たので、5時ごろに目が覚めた。 波は穏やかになっていて、もう酔い止め薬は要らないようだった。海を見にデッキに上がってみた。周囲はまだ暗く、何も見えない。心地よいリズムで船が波を切る音が聞こえるだけだ。船の掲示板を見てみると、日の出の時間は、7時30分ごろらしい。船室に戻って、昨日書き損ねた日記を書く。また、うとうと

          ユーラシア大陸横断④ 【一生忘れられない日出】

          ユーラシア大陸横断③ 【日本出国】

          2018年1月6日早朝、僕は京都駅から米子駅行きの高速バスに乗った。鳥取の境港でフェリーに乗船して、旅の最初の目的、ウラジオストクに行くためだ。 同じバスの人は国内旅行に行くのに、自分だけこれからロンドンまで行くなんて、とても不思議な感覚だった。JR米子駅から境港駅まで、ゲゲゲの鬼太郎がペイントされた列車に乗った。そこで初めて、水木しげるが鳥取出身だということを知る。笑 耳慣れない方言と鬼太郎のアナウンスを聴きながら、つかの間の鳥取を味わう。境港駅でかなり時間があったので

          ユーラシア大陸横断③ 【日本出国】

          『何者』 邦画

          ちょっと邦画に少しハマったかもしれない。 『怒り』が面白かったので、Netflixのオススメ欄を見ていたら、この映画が出てきた。 いい映画だけれども、結論から言うと、後味が良くない。(笑) 就職活動をする6人の登場人物をメインに話は展開される。ネタバレになるので詳しい内容は書かないけれど、就活をしてきた学生の立場から観ると、共感できることが多かった。「こういうやついるよなー」という登場人物ばかり。 自分は、主人公に一番近いタイプかなーと思った。割と人を観察するタイプで

          『何者』 邦画

          ユーラシア大陸横断② 【旅のスローガン】

          今回の旅は、いつもと一味違った旅にしたかった。 いつもなら、旅の目的を事前に考えずに旅する。そうして、後から、その旅の意味を考える。 でも、今回は旅の目的を絞って旅をしてみようと思った。なぜなら、この旅が自分の今後のキャリアに繋がる必要性を感じたからだ。40万円と2ヵ月というお金・時間を投資して、人生にプラスになるものを必ず見つけたかった。だから、あえてで言語化してゴールを設定した。 ここに書くのもかなり恥ずかしいが、以下のようなスローガン・行動指針・目標を立てた。それ

          ユーラシア大陸横断② 【旅のスローガン】

          ユーラシア大陸横断① 【旅のきっかけ】

          初めてインドを旅行して以来、「陸路の旅」に魅了された。 飛行機で一気に現地に飛んでしまうのも、もちろん楽しい。一気に異空間にタイムスリップしたような気分になる。 でも、陸路はもっと楽しい。徐々に自分の国から離れ、離れれば離れるほど、文化が変わり、言葉が変わり、出逢う人が変わってくる。しまいには、自分も変わってくる気がする。 何より、時間をかけると、大地の大きさが分かる。世界が一つだという真実を実感できるのだ。 こうして、2年ほど前から、自分の中で「ユーラシア大陸横断」

          ユーラシア大陸横断① 【旅のきっかけ】

          『怒り』邦画

          一昨日、『怒り』という邦画を観た。2016年公開の映画なので観た人も多いと思う。レビューも悪くない。 僕は洋画の方が好きで、邦画はあまり観ない。でも、この映画は好きな俳優さんが多くて、少し気になっていた。 深夜1時に、何気なくNetflixで観だしたら、あっという間に映画の世界に吸い込まれ、気づけば3時を過ぎていた。翌朝、ひどい眼痛に襲われる。笑 2時間半があっという間に感じるほど、とても濃密な脚本と演出だった。 ある殺人事件の容疑者3人を中心に、彼らを取り巻く複雑な環

          『怒り』邦画