ノートを再開します

先日、「ビジネスに必要な思考力」という題の社会人向け研修を受けた。

その中で、思考力を身につけるためのアクションは「書くこと」だと聞いた。

頭の中で思考できる天才もいる。三島由紀夫は、小説を書くとき最後の一行を頭の中で書き切るまでペンを取らなかったそうだ。だから、三島の原稿は校正がとても少ないらしい。

そんな天才を除いて、ほとんどの人間は自分の考えを文章にして初めて、理解したと言える。頭の中で考えているだけでは、「なんとなく考えている。」状態から脱せない。

なんとなく考えている状態(言語化出来ていない状態)では、自分の思考の範囲を明確に理解できないので、自分の思考の範囲外にある存在(新たな発想)に気づけない。

言語化は凡人が天才に近づけるツールだ。ノートを再開する意義を感じた。





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