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お勧めラッパーの自伝本3選



一日は部屋に掃除機を掛けることから始まる



こんにちは、葵屋クザンです。



最近、一冊の本を読み終えました。

D.O「悪党の詩」

「雷家族」「練マザファッカー」「9SARI GROUP」等に所属しているラッパーD.Oの自伝で、幼少期~現在収監されるまでを事細かに書いてあって面白かったです。


自分はラップが好きでよく聴きます。


好きなラッパーの自伝本が出ているとついつい手に取って読んでしまいます。


今日は自分が読んだ中でお勧めのラッパーの自伝本を3つ紹介しようと思います。


まずは、

ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE

多分、日本のラッパーの中で一番有名なんちゃうかなって思います。普段、ラップ聴かへんよって人も「フリースタイルダンジョン」や「高校生ラップ選手権」を見たことある人やったら知ってるであろうラッパー「ZEEBRA」

内容は幼少期~武道館で行われた20周年ライブの直前ぐらいまで、特に自分が読んでて興味深かったのは、一度音楽から離れてサラリーマンしていた時代の話や、キングギドラ再結成後にDragon AshのKjをディスした「公開処刑」の話。ディスするに至るまでの経緯や、何年かたって今どう思っているかが詳しく書いてあって、中学生の時(約18年前)にリアルタイムで公開処刑を聴いていた自分としては非常に興味深い内容でした。


お次は、

漢 a.k.a. GAMI「ヒップホップ・ドリーム」

最近、巷を賑わしている漢 a.k.a. GAMI。こちらも「フリースタイルダンジョン」でモンスターや審査員をされているのでご存じの方も多いと思います。

正直この本は見所が多過ぎて書ききれないのです。

しいて上げるとすれば、B-BOY PARK MC BATTLEでのいざこざ、ラッパーDABOとのディス~和解に至るまで、結構話題となったLibra Recordsとの確執等々、他にも見所満載の内容となっていますので、是非手に取ってみて下さい!


最後にお勧めするのは、

B.I.G. JOE「監獄ラッパー B.I.G. JOE 獄中から作品を発表し続けた、日本人ラッパー6年間の記録」

2003年に麻薬密輸の疑いでオーストラリアで逮捕されたラッパーB.I.G. JOEが、6年間過ごしたオーストラリアでの刑務所生活がメインの内容で、日本人が外国人ばかりの危険な刑務所の中でどうやって過ごしていくかが書かれているのですが、注目すべきは刑務所の中で楽曲を制作しアルバムをリリースした話やと思います。

話が進んでいくに連れて刑務所内ではあるが、ちゃんとしたレコーディング環境が整ったスタジオで楽曲制作できるようになるのですが。

一番最初に作った曲なんかは、オーストラリアの刑務所から日本に電話をかけて、受話器越しにラップしたものを、日本でB.I.G. JOEの仲間が受話器越しに録音し、トラックに載せて楽曲として完成させるという、「そんなやり方ありなん!」っていう方法で楽曲制作してたりと結構興味深い内容が多いので、是非読んで欲しい一冊です。

ラップ知らへんわって人も、海外の刑務所ってこんなとこなんやって言うのが知れて面白いと思います!


こんな感じで3冊、自分がお勧めするラッパーの自伝本を紹介してきましたが、どれか1冊でも興味を持っていただけたら幸いです。


最後にB.I.G. JOEが刑務所で受話器越しにラップした「LOST DOPE」という曲を紹介して終わりたいと思います。

劣悪な環境で作られたということで、音質はあまり良いとは言えませんが、制作当時の背景なんかを知ると、音質の悪さも良いと思えるんじゃないでしょうか?


おわり。



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