見出し画像

【ことわざ】誰でも失敗する

「弘法も筆の誤り」「猿も木から落ちる」
「河童の川流れ」「上手の手から水が漏る」
「千里の馬も蹴躓く」



いずれのことわざも意味はおおよそ同じ
-名人、達人、得意な人、上手な人でも時には失敗することもある-



例えば
「猿も木から落ちる」
木登りが得意な猿でも、手を滑らせ木から落ちる事もある。


「千里の馬も蹴躓く」
千里という距離を一日で走る名馬も、時には足をつまづかせる事もある。





聞けば何となく、読めば何となく情景も浮かぶ。
ただ、親近感がわかないし分かりづらい気がする。


もっと分かりやすく、現代を生きる我々にもピンと来るようにならないだろうか。




①足し算
シャンプーの後にトリートメントを使うと、頭皮や髪の毛に良い効果が得られる。
その要領で、1+1=2の様にすれば、分かりやすくなるだろう。


「弘法も蹴躓く」
「猿の川流れ」
「千里の馬の手から水が漏る」
「河童も筆の誤り」
「上手の手から落ちる」



逆効果だった。
ご年配だろう弘法は、恐らく若い人よりよくつまづくし、猿には泳ぎが上手なイメージはないし、馬はそもそも手で水はすくえない。
河童は文字を書けないだろうし、
上手の手からはスマートフォンでも落としたのだろう。
当たり前だが、元の組み合わせが最適だったみたいだ。






②注釈
小説や伝記などの書物を読むときによく使われる
「※」の印。本文とは別に補足的説明を加える際に用いられる。
これを活用してみるとする。



「猿も木から落ちる」
※猿は木登りが得意な動物です。それを彼等も我々以上に理解しています。木から落ちる事は滅多にないですが、冷たい目で見ないでください。木との相性もあるんだから、苦手な木だってあるんだから。



「河童の川流れ」
※日本の妖怪で未確認生物。きゅうりが好きです。
一般的に手には水掻きがあり、頭に皿がついているけど乾くと弱ってしまいます。
彼等も生活してるとストレスが溜まります。
嫌なことだってあります。
全てを水に流したくなる時だってあるんです。
※未確認なのでその姿形も何を考えているかもわかりません。





訳がわからない。
これはだめだ。







③現代版に作り替える
遠い昔に成り立ったから、ピンと来ないに違いない。我々は今を生きているので、我々の生活に身近なものに替えてみよう。


「酒豪でも一杯目で酔う」
「ギャルもスマホを落とす」
「フリクションが消せない」
「ダメージジーンズ」











元のままがいい。
ことわざは素晴らしい。先人は偉大。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?