見出し画像

吉田裕児という人(自己紹介)

はじめまして、吉田裕児と申します。
私は総合建設会社(ゼネコン)に入社して40年建設現場を経験し
おかげさまで2020年6月6日、タイトル「部下が変わる本当の叱り方」明日香出版社より出版することができました。


これからは、組織改革コンサルタントとして、職場の方々が少しでも元気になれるように私の経験や役立つ情報を交えながらリーダーシップのあり方やマネジメント方法などをお伝えしたいと思います。

私の若いころは、完璧主義で自分本位のワンマンプレーヤーでした。
バリバリ仕事を一人でこなし、業績をあげ大きなプロジェクトを任せられ意気揚々としてやっていました。

でも、50歳を過ぎたとき、自分は本当のリーダーなのか、なんか違う?
誰も心から俺に付いてこようとしないじゃないか?と感じだしました。
そんなときにコーチングに出会い、コミュニケーションについて勉強してみると実は自分にコミュニケーション能力がなかったことに気づきました。
コミュニケーションの良い職場作りを目指します。

それなりの結果を出しますが、和気あいあいのムードはあるものの職場の中に課題に向き合う力と仕事をやり切る力がないことに気づきます。

そんなとき、業者の裏切りにあい、仕事が中断し右腕だった部下も失踪してしまいます。
組織はバラバラになりプロジェクトは赤字を出し人生初の挫折を経験しました。


それは、55歳の時でした。

その頃の私は、まだまだ出世をしたい自分でした。
そんな自分は、その失敗を自分の失敗だと素直に受け止めることがでず、

こんな仕事を任せた会社が悪い!
勝手に逃げた協力業者が悪い!
失踪する部下が悪い!
みんな、みんな、まわりが悪い!
あのころの自分は、そう思っていました。

何が悪いのか、何をしなければならないのか
全然わかっておらず、向き合うべきことに向き合っていなかったのです。
当然、現場も上手くいかず
会社から、死んでしまえ!ぐらい言われて
福島の除染へ移動させられました。
(ごめんなさい!福島の方々、この当時はそう思っていました。
でも、今は行ってよかったと思っています。)

コーチングを勉強して優秀なリーダーのつもりでいた自分が、このざまかと完璧に自信を失い雪の降る新潟で自分も失踪したい気持ちになりました。
でも、それを救ってくれたのは家族からの「私たちは味方よ!」という励ましでした。

家族に悲しい想いをさせてはいけないと奮起して、
その後福島での4畳半一間の宿舎生活や除染作業に取り組みながら、
「なぜ、失敗したのか、なぜ人を動かすことができなかった?」に気がつくことができました。
それは、「好かれる人になることではなく、何事にも向き合い、
自分にも他人にも叱れる人になること!」でした。

もし、あの頃に戻れるなら、会社には、赤字になると宣言し、職員もうつ病になり人手が欲しいと正直に言い部下や業者にも、赤字の責任は俺がとる、だから工事を終わらせることだけに専念してくれ、力を貸してくれ!と覚悟を決めて、言いたい。

でも、あの挫折から、今こうしてあの頃の自分の不甲斐なさや後悔を感じるのも何かの巡りあわせと感じます。
あの挫折がなければ、出世や地位のために生きる人生だったからです。

あの挫折のお陰で、大切なことに気づかせてくれたと思っています。
だから、これからの人のために、自分が経験したこと、こうした方がいいよ!ってことを伝えたいと思いました。
それが、私の使命に気がつきました。

これから、よろしくお願いいたします!お楽しみに!!

▼拙著「部下が変わる本当の叱り方」明日香出版社

▼元高校教諭と叱り方についての対談

プレジゼントウーマンさんからの取材を受け“イマドキ部下がみるみるやる気になる、最新「すごい叱り方」のコツ”が掲載されました。

プレジゼントウーマンさんから取材を受け『リモートでうまくコミュニケーションできない部下を、上手にケアして動かす7つのステップ』が掲載されました。




上司と部下が生き生きと活躍できる職場作りを目指しています。いただいたサポート費はさらなるクリエイティブな活動に使わせていただきます。