吉田裕児@人と組織を咲かせる人財育成コーチ

人と組織を咲かせる人財育成コーチ 千葉県船橋在住 著書「部下が変わる本当の叱り方」 自…

吉田裕児@人と組織を咲かせる人財育成コーチ

人と組織を咲かせる人財育成コーチ 千葉県船橋在住 著書「部下が変わる本当の叱り方」 自身が失敗した「部下の指導法」と向き合い、マネジメントやリーダーシップという分野を研究。 次世代リーダーに向けて、強い組織づくりの研修やコンサルティングを日々行なっている。

マガジン

  • リーダーの折れない心のつくり方/「弱さ」を武器に変えていく

    2023年は、ますます先の見えない社会になっていくのではないでしょうか。 そんな中リーダーは組織の目標を達成するために様々な問題に直面することになるでしょう。心が折れてしまうことが多くなると思います。 しかし、リーダーが心折れてしまえば組織は行き先を見失い多くの人達が不安な毎日を過ごさなくてはなりません。そんな暗い世の中になって欲しくありません。 だから、私は、リーダーが自信をもってメンバーを巻き込み持ち場で元気に活躍できるよう応援していきます。それを今年のミッションとさせていただきます。

  • 人生100年時代、今日からできる!後悔しない生き方

    今年はどんな年にしようかと考えている方も多いと思う。多くの人はもしかしたら「今年こそは、今年こそは」と夢と希望に満ちた発言を繰り返しては、気づくと高齢者の仲間入りを果たしているかもしれない。 昨年、前期高齢者になった私として、「今年こそは、今年こそは」と繰り返せる未来がある人達に向けて、老後を楽しく過ごすために、今どんな生き方をすれば良いのかお伝えしたい。

  • 上司必見!いまどき部下が動き出す「本当の叱り方」

    パワハラ防止が義務付けされたことによって、多くの上司が部下とのコミュニケーションを取りづらくなったと感じています。 例えば、「部下に優しく言っても、改善が見られない!」「部下にガツンと言ってやりたいが、パワハラにならないだろうか?」と部下の指導法について、こんな葛藤を抱えている上司が多いはずです。 部下が委縮してしまうような指導は当然ご法度ですが、だからと言って上司が必要以上に委縮してしまい、とるべきコミュニケーションをとれなくなっては本末転倒です。 2022年4月に中小企業もパワーハラスメントの対象となり、ハラスメントの防止・対策を行うことが中小企業においても義務化されています。 その背景を踏まえ、どんな部下でも「やる気」にさせ、結果、「パワハラ」がなくなり「離職率」も下げることができる上司のためのコミュニケーション術をお伝えしていきます。

  • 優秀なリーダーが陥る落とし穴

    あんなに意欲的で優秀だったリーダーが、最近元気がないなと感じる場面を見かけないでしょうか。リーダーになりたてのころや新しいポジションでは、優秀なリーダーとして認めてもらいたいので、早く結果をだそうとします。しかし、なかなか思ったような結果を出せずに落ち込んでしまう場合が多くあります。なぜ、優秀なはずの彼ら彼女らは結果をだせないのか。それは、部下をやる気にさせ結果を出し続けるマネジメントを知らないからです。優秀なリーダー達が、自信を失わず組織の目標を達成するための具体的なマネジメント術をお伝えします。

  • 自信を無理なくつける方法

    人はいつの間にか、自信を持てなくしてしまっています。なぜ、人が自信を持てなくなってしまうのか、そのメカニズムを知れば自信のつけ方がわかってきます。まず、自信が持てなくなってしまうメカニズムを一緒に考えていきましょう。 もし、私は自信があるから大丈夫だという方でも、自信が持てなくなるメカニズムを知れば、お子さんや部下に自信をつけてもらう方法もわかってきます。

最近の記事

社員に仕事を頼むとすぐに出来ないと言ってくる/どうすれば?

ある経営者の方から相談です。 「仕事を頼むとすぐに出来ないと言ってくる社員を  何とかすることはできますか?」 社員さんをAさんとしましょう。 さて、Aさんに何が起きているのでしょうか? この問いは、問題解決するために重要な問いになります。 ◆この人の話を聞いてもいいという関係性に!? まず考えられることは、 社長(上司)の話を最初から聞きたくないと 決め付けてしまっているケースです。 例えば、Aさんが『社員の話なら聞いてもいいな』 と思えるような関係性があるでしょう

    • 叱らずに社員(部下)を動かすことができますか?

      ある管理職の方から相談です。 「叱らずに部下や社員を  動かすことができますか?」 読者のみなさんは、どう答えてあげますか。 ◆叱るということは相手を責めること!? 多くの方が「叱る」と相手を傷つけてしまい 自分も嫌な思いをすると考えています。 なぜ、叱ると相手を傷つけたり 自分が嫌な思いをするのか。 それは、「叱る」を「責める」「怒鳴る」というように 相手を否定し自分の感情を晴らすために使っているからです。 社員を凹ませて「すみません!」と 反省させれば叱る目的

      • 認めることを優先すると、それを鵜吞みにして叱りたいことが伝わらない!?

        ある人事担当者の方から相談です。 「社員を認めることを優先すると  それを鵜吞みにして本質が伝わらない。  どうしらいいでしょうか?」 読者のみなさんは、どう回答しますか。 『本質が伝わらない』を 『叱りたいことが伝わらない』と解釈して考えてみましょう。 ◆相手を認めることはとても大事なこと 相談者のように社員を認めることを 優先すること自体は好ましいことだと考えます。 人は特性上、危険を防ぐために どうしても相手の欠点を探し出して否定しようとします。 否定された相

        • 人の話を聞かない人への対処法/教えてもらう!

           ある飲食店の代表からこんな相談を受けました。 「自信があって人の話を聞かない人へ  どうしたら良いか教えて欲しい?」 読者のみなさんは、どう回答しますか。 詳しく聞かないとわからないところもありますが ある程度想定して考えていきましょう! 自信があって人の話を聞かない人をAさんとします。 ◆Aさんをそのまま受け止める まず、して欲しいことは、 自信があって人の話を聞かないAさんを そのまま受け止めてください。 『Aさんは、そういう人なんだなー』と。(受容) 人を

        社員に仕事を頼むとすぐに出来ないと言ってくる/どうすれば?

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        • リーダーの折れない心のつくり方/「弱さ」を武器に変えていく
          55本
        • 人生100年時代、今日からできる!後悔しない生き方
          9本
        • 上司必見!いまどき部下が動き出す「本当の叱り方」
          25本
        • 優秀なリーダーが陥る落とし穴
          6本
        • 自信を無理なくつける方法
          24本
        • 誰も教えてくれないメンバーの生産性のあげ方
          16本

        記事

          社員同士の人間関係を良好にするためには?

          ある経営者の方からこんな相談を受けました。 「社員同士の人間関係を良好にするためには  どうしたら良いのでしょうか?」 読者のみなさんは、どう回答しますか。 ◆誰かのせいにして終わっていませんか? どんなことが起きているのかと想像してしまいますね。 人は上手くいっていないこと(問題)を考えて 問題に対処すると不安や恐怖を抱き 不安や恐怖を回避するために 誰かのせいにしてその場しのぎの解決になりがちです。 例えばAさんとBさんの仲が悪い だから、二人が仲良くすれば良い

          社員同士の人間関係を良好にするためには?

          離職防止に役立つ1on1ミーティングの活かし方

          ◆1on1の目的を思い出す! 社員と用事とは関係なく定期的に行う 1on1をやってみていかがだったでしょうか。 1on1の大事なポイントを振り返ってみましょう。 一番大切なことは、目的を忘れないことです。 会社(社長)とつながりを感じ 自分が役に立っている自己有能感や 自分が成長している自己成長感(自律性)を 社員が持てることが1on1の目的でしたね。 これは人の心の三大欲求を満たすことでもあります。 くれぐれも、社長の話したい指示や注意などではなく 社員の困って

          離職防止に役立つ1on1ミーティングの活かし方

          離職防止に役立つ1on1ミーティングの落とし穴

          ◆1on1を始めてみたけれど!? 多くの社長(上司)が 社員(部下)と1on1を始めてみたけれど どうも上手くいかないと悩んでしまいます。 ・話しが続かない ・社員が黙ってしまう ・アドバイスをしたら反発してくる せっかく、正しい答えを教えてあげたり 親身になって質問したり アドバイスをしてあげているのに… なぜ、だろう? ただ、それを考える前に これは、1on1を始めたが故にぶつかる悩みです。 一歩前進している証拠です。 素晴らしいです。 諦めないで次のステージ

          離職防止に役立つ1on1ミーティングの落とし穴

          離職防止に役立つ1on1ミーティングのすゝめ

          ◆働き方改革の限界!? 多くの経営者(上司)が残業の削減、ハラスメントの防止や福利厚生を充実させ働き方改革に取り組んでいるのに、社員が辞めてしまうと悩んでいます。 また、こんな経験はないでしょうか。 社員(部下)の様子がちょっと変だと思っていたのに忙しくて声を掛けられなかった。しばらくして、社員は心の病になり会社に来なくなってしまった。 優秀な社員だから、任せておけば大丈夫だろうと思って放っておいた。ある日、突然辞表を出してきた。 実は私も現場責任者の頃、右腕だった部

          離職防止に役立つ1on1ミーティングのすゝめ

          叱られるのが怖い!怖くない!あなたはどっち?

          ◆叱られることは怖いこと!? 多くの人が叱られることが怖いことだと思っています。 ただ、怖いのは怒られること。 相手(上司)が感情的になってしまうことです。 今回は、そうならないための方法をお伝えします。 上手な叱られ方は、その場を上手に交わすことではなく 叱られたことを自分が成長できるチャンスと捉えることです。 そのために大切なことは、 自分が、どんなことができるようになりたいのか 上司は、どんなことができるようになって欲しいのか 上司と自分への期待を共有すること

          叱られるのが怖い!怖くない!あなたはどっち?

          上手な叱られ方1/成長を促進する事前相談のすゝめ

          ◆成長は山登りと似ている 研修やセミナーを通じて感じることは 多くの人が成長(変化)したいと願っていることです。 成長は山登りに似ています。 自分の足で登らなければ山頂には辿り着きません。 途中大変なことがあるかもしれませんが、 その大変だった分だけ 山頂から見える景色は格別なものになります。 「ああ、ここまで登ってきたな!」 正しく自分の成長を感じる瞬間です。 ◆山頂にたどり着くために必要なこと!? 一方、山登りは自分では正しい道を登っているつもりでも いつの

          上手な叱られ方1/成長を促進する事前相談のすゝめ

          社員を叱る前にするべきこと/事実と認識を確認する

          例えば、お客様から「この店は“おもてなし”が足りない」 とクレームがあったとします。 もし、あなたが店長だったらどうしますか? お客様から「この店は“おもてなし”が足りない」 とクレームがあったことを伝えた上で (1)なにをやっているの! いつもおもてなしが大事だと言っているでしょ! (2)どうすれば良いと思う? (3)何があったの? 1~3の中であれば 何番を選ぶでしょうか。 昔の上司時代の私は、もちろん(1)でした(汗)。 ちょっと昔の私は(2)でした(苦笑

          社員を叱る前にするべきこと/事実と認識を確認する

          できません!と言ってくる社員への対応

          もし、社員に仕事を頼んで「できません!」と言って来たら 読者の皆さんなら、どんな対応をしますか? 昔の私は、部下に 「なんで、こんなことができないんだ!」と言っていました。 今から思うと、酷い上司だと大反省です。 こんなことを言えば、部下との関係性は悪くなるばかり 前向きに考えようとする意識も一瞬で吹っ飛んでしまいます(汗)。 社員が「できません!」と言ってくる理由は2つあります。 ◆社員との関係性は大丈夫ですか? 一つ目が、社員との関係性が良くないということです。

          できません!と言ってくる社員への対応

          あらためて日常の有難さに気づく海外旅行 エジプト編2

          前編はこちらからご覧ください。 日本が恋しくなってきた6日目。 砂ぼこりで白茶けたカイロを通り 南へ10キロほどのサッカーラという街へ。 途中、交通渋滞というよりまったく動かなくなってしまう。 前回もお伝えしたがエジプトは信号がなく 車は右側通行なので基本左折で目的へ向かう 停止した交差点は我先に左折を争う車が 直進車線も塞いでしまい全く動かない状態に(汗)。 どうなるのかと不安な気持ちでいると 徐々に動き始めるではないか やっと警察官が来て交通整理をして車が進み出

          あらためて日常の有難さに気づく海外旅行 エジプト編2

          あらためて日常の有難さに気づく海外旅行 エジプト編Ⅰ

          朝、散歩をしていると なぜか空気が美味しい 空がいつもより清々しい そんな朝を迎え、やっぱり日本はいいなと思う。 そう感じるのは先週末、8日間のエジプト旅行から 無事に帰国出来たからだと思う。 21:55に成田を飛び立ちドーハ経由でカイロへ カイロで国内線に乗り換え約1時間のフライト ナイル川に沿って南下しへルクソールという都市へ 現地時間で3時頃に辿り着く(この表現を使いたくなる) 成田から約24時間、よくがんばった! ルクソールは新王国時代(約3500年前

          あらためて日常の有難さに気づく海外旅行 エジプト編Ⅰ

          実は叱った後が大事。どんなフォローアップしていますか?

          「せっかく勇気を出して部下を叱ったのに  同じことを繰り返すんです!」 とよく相談されることがあります。 読者の皆さんは、どのようにされているでしょうか? 「私の伝えたいことは伝えた  あとは本人がやるだけ!」 「本人も頷いていたのでわかったはず!」 ◆部下は不安や恐怖に耐えているだけ! こんな声が聞こえてきます。 実は、叱られることに精一杯で 部下は叱られた内容を覚えていません。 聞いているようで聞いていないのです。 それは、叱られる不安や恐怖に耐えてい

          実は叱った後が大事。どんなフォローアップしていますか?

          2024年を切り開くリーダーが持つべき3つの鍵

          あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 能登半島地震で被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一刻も早い復旧復興をお祈り申し上げます。 2024年も先の見えない変化の年になると思いますが、 読者の皆さんが持ち場で活躍できるように全力で応援していきます。 昨年、研修やセミナー、コーチングを通して リーダーが組織の問題を解決するために 3つの鍵があることに気がつきました。 今回は、その3つの鍵についてお伝えします。

          2024年を切り開くリーダーが持つべき3つの鍵