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3冊目の自著「歩いて、祈って、野宿して いつかの逆打ち野宿遍路」出版!!

かなり久々の投稿となります。

3冊目の自著「歩いて、祈って、野宿して いつかの逆打ち野宿遍路」をKindleにて販売開始いたしました!

もう発売してから一か月近くなろうかというところですが、宣伝する気があまりないのがバレますね。。

ちなみにこの著作は四国遍路に関する作品で、2016年「丙申(ひのえさる)」の年に、四国八十八箇所を「逆うち」で巡礼したときのことを書いたものです。遍路を題材にした作品としては2冊目です。

「丙申(ひのえさる)」の年は、「逆うち」をするとご利益が数十倍にもなると云われており、また弘法大師と会える可能性がグッと高まるなどと云われており、2016年は60年に一度の「逆うち」に最適な年だったのです。

私はそんな時に、運よく四国遍路をまた歩くことができました。(運よくというか、当時は精神的経済的にどん底の状態でしたが。。)

本書は巡礼中にタブレットで毎日つけていた日記が元になっており、タイトルのポップさ(!?)とは裏腹に、かなり内省的でシリアスな作品となってしまっております。今回も自己満の域を出ていませんがご勘弁を!笑

写真を提供してくれたのは、マブダチで尺八吹きで仏教徒のフィンランド人のオリバー。

彼とは一緒に熊野古道の中辺路を歩いたことがあり、このnoteにもその旅行記をまとめております! 是非一読を


また表紙を作ってくれたのは、私の友人KIYOKO。彼女からは前回の著書「謎の共和国『北朝鮮』」の表紙も作ってもらい、センスの良さは随一です。

色んな人の助けでこの作品はできました。

作品自体は、上にも書きましたが非常に自己内省的で、当時の自己嫌悪に満ちた私の内面が強く出過ぎていて、一体誰に向けた本なのか?と思われるかもしれません。

これを書きだしたのは2021年の初夏。当時はコロナの影響で仕事を失い、途方にくれていたときだったのです。

自分の道も見つけられず、収入の道は無く、かといって他に仕事を探して働く気にもなれず、失業保険で暮らしていました。 「茶番」に見えるコロナ対策によって世の中が激変し、その「茶番」を心底信じている日本人があまりに多いことに気分を削がれ、そんな社会で生きることが馬鹿らしくなり、何もやる気がでて来なかったときです。

その時の自分の心境が文体と作品の雰囲気にははっきりと表れているのでしょう。 でも、それはそれで良いと思い書き続けました。 書くことは私にとってはセラピーなのです。

なのでこの作品は誰に向けたものなのか?と問われれば、それは「私」なのかもしれません。 確かに私はひたすら自分を癒すかのように、あまり「読者」を意識せずに書いていました。

そんな今回の作品ですが、手にとって(ポチって)いただけたら幸いです。 

あと、そろそろ旅ネタから卒業いのですがw、自分の体験したことしか書けないのは私の実力ですかね。 

まだ書きたいネタはいくつかあるので、時間を見つけて書きまた発表していく所存です。

これからもよろしくお願いいたします。

では


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