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新規就農準備&北海道移住日記

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2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
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2020年7月の記事一覧

農作業から帰り、眠い目をこすりスマホの修理に取り組んでみた

農作業から帰り、眠い目をこすりスマホの修理に取り組んでみた

農作業から帰宅し、息子と妻が寝静まった9時過ぎ、今日届いたiPhoneの修理キットを開く。最近、完全に早寝早起き生活が板についた僕にとっては、すでにかなり眠い状況だ。それでも、いつ怪獣ツムラが襲ってくるかわからない日中に精密な作業をできる可能性はかなり低い。今やらねば。

修理キットを開けて、説明書を取り出す。全面英語なことにちょっと怯む。そして、想像していた以上に完全に分解する必要があることに、

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息子は授乳クッションを持ってママを探し回る

息子は授乳クッションを持ってママを探し回る

つむぎと二人で家にいると眠くなってくるとやっぱり授乳クッションを持ってウロウロし、ママが見つからないと大泣きする。一番困ってしまう状況だ。つい最近、指差してほしいものを主張できるようになったつむぎは、やっぱり僕の胸を指差す。おっぱいでないんだけどなぁ・・・。水を飲ませてみたり、バナナを食べさせてみたり、ひまわりの約束を聴かせてみたり、カブトムシを聴かせてみたりしてなんとかその局面を乗り切りつむぎは

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農作業に入る直前、iPhoneが自由を求めてポケットから飛び出しました(割れました)

農作業に入る直前、iPhoneが自由を求めてポケットから飛び出しました(割れました)

さて、今日も野菜の収穫頑張るか、と身支度を整えズボンを引き上げた瞬間。ポケットからポロッとスマホが。僕のズボンから自由になったiPhoneは、勇気一つをともにしたイカロスのように落ちていき、コンクリの地面にぶつかった。拾い上げるとガラスが割れ、歴戦の戦士の様に傷だらけになっていた。

朝からスマホが割れてしまい、意気消沈。やっぱり今朝のロペ街占いで水瓶座最下位だったもんなぁ・・・。と悲しみを胸に秘

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北海道の大規模な農業では農薬による防除は必要だよなぁと思う

北海道の大規模な農業では農薬による防除は必要だよなぁと思う

なんだか久しぶりな感じがするセンターでの作業。気づくと小麦は完全に色づき、デントコーンは僕の背丈に届く勢いで成長している。一面に咲き誇っていたジャガイモの花はすでに散ってしまった。

今日の作業は、防除。最初はじゃがいもから。遠くから見るじゃがいも畑は、生育旺盛な感じだが、近くで見てみると葉っぱには結構な数の穴が。虫に食われているのだ。殺虫と殺菌を目的に防除に入る。今日撒いたのはZボルドー、モスピ

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山の上の小さな楽しい水族館へ

山の上の小さな楽しい水族館へ

今日は北見の山の水族館へ。家からは一時間ちょっとの距離だ。

山の水族館はその名の通り、海側ではなくだいぶ内陸に入った温根湯温泉の中にある。とても小さな水族館だけれど、巨大なイトウが見られたり、滝壺の内側から魚の様子を見れる水槽があったりとなかなかこだわりのある水族館である。

何より特徴的で、楽しい気分にしてくれるのが、スタッフの手作り感満載ながら、魚への愛が伝わる説明表示だ。プロフィール帳に魚

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オホーツクの秘湖、チミケップ湖へ向かう

オホーツクの秘湖、チミケップ湖へ向かう

北海道三大秘湖、に加えられたり加えられなかったりする湖、チミケップ湖に向かった。

加えられたり、加えられなかったりと言うのは、ネットで調べてみると、三大秘湖は、オンネトー、オコタンペ湖、東雲湖が一般的らしいがここにチミケップ湖が食い込むこともあるらしいからだ。まあ、それはともかく、チミケップ湖へ足を伸ばす。

チミケップ湖は美幌町の隣町、津別町の外れにある。津別の町を抜けてしばらく南に向かい、途

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レタスの病気は防げないのか?

レタスの病気は防げないのか?

今日も先輩農家さんのところでもりもり収穫。

レタス、リーフレタス、ブロッコリーを大量に収穫する一日だった。これが野菜農家の日々なんだなと改めて感じる。毎日これでもかという量を収穫して、出荷する。手伝いに来てくれている人がいるうちに、収穫や種まきをやってしまい。来る前や、帰った後に、農家さんはさらにトラクターを使って畑の準備や防除、植え付けなども行う。かなりハードだ。冬の間は長い、長い冬休みがある

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大量のレタスを収穫し、ブロッコリーを詰め、イチゴの花芽を詰む

大量のレタスを収穫し、ブロッコリーを詰め、イチゴの花芽を詰む

大量のレタスを収穫し、大量のブロッコリーを梱包し、のんびりといちごの花芽を摘み取りながら、日本の農業、僕らの農業がどうなっていくかねぇと語る一日だった。

今日も天候はいまいち。雨が降ると濡れながらの作業になるのが多少困るが、涼しくて快適だ。いつもどおりの朝一のレタス収穫。今日の収穫量は大量。12玉入りのコンテナが125箱、合計で1500玉。なかなかの量だ。ただ、実際に畑からとっている量はこの倍以

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ブロッコリーを取り続け、すべての「食」は誰かの手が支えていることを実感する

ブロッコリーを取り続け、すべての「食」は誰かの手が支えていることを実感する

ザク、ザク、ザク、ザク。右手に包丁を持って、ブロッコリーをどこまでも収穫していく。

ここ数日晴れが続いていたが、今日は雨模様。朝一、レタスの収穫を始める。二人が切る人、二人が詰める人に分かれて、レタス12個入りのケースを次々と作っていく。目標数の収穫が終わった頃、強い雨が降ってきた。カッパの上を持たずに来た僕は、この時点でずぶ濡れ。雨に打たれながら急いでレタスのケースをパレットに積み上げる。

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マルチ剥がしはブロッコリー収穫を超えていったと妻は語る

マルチ剥がしはブロッコリー収穫を超えていったと妻は語る

相変わらずの晴天。6月はずっと曇っていたけど、この地域は本来晴れている日が多いんだと思う。

今日は僕ではなく幸枝さんが農作業へ。ということでつむぎと一日過ごす。つむぎは1歳になって哺乳瓶でのミルクをやめてからというもの、ママのおっぱいが大好きに。飲むとすごく落ち着くようだ。最近では、授乳クッションを自分でママのところまで持って行く。ママを送って来て、しばらく家で二人で遊んでいると、突然思い立った

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道なきじゃがいも畑にトラクターで分け入る

道なきじゃがいも畑にトラクターで分け入る

今日もスカッとした青空。去年感じたオホーツクの夏はこんな感じだった。

朝からトラクターに乗って、じゃがいもの防除に入る。使用する薬は、「アクタラ」と「ゾーベックエンカンディア」。アクタラはチアメトキサムを有効成分とする、ネオニコチノイド系の殺虫剤。昆虫中枢神経系のニコン性アセチルコリン受容体に作用する。植物に吸収されると、全体に運ばれる浸透移行性を持っている。ゾーベックエンカンディアは疫病、べと

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屈斜路湖沿いの硫黄山は大涌谷に負けず劣らずの大迫力だった

屈斜路湖沿いの硫黄山は大涌谷に負けず劣らずの大迫力だった

家族三人車に乗って、屈斜路湖をぐるっと反対に今日の目的地は川湯温泉。先日喫茶店で手に入れた宣伝カードに書かれた骨董市に向かう。

今日も気持ちがいい青空、幸枝さんの運転で美幌峠を越えて屈斜路湖に。開放的すぎる露天風呂、コタン温泉を通り過ぎる。ここから先は僕らとしては未踏の地。湖沿いの林の中を快適に車を走らせる。暫く行くと砂湯温泉が見えてきた。屈斜路湖で子どもたちがチャプチャプ水浴びを楽しんでいる。

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にんじん畑でとことこ除草

にんじん畑でとことこ除草

空いっぱいに広がる青空の下、一日にんじん畑の除草。
先端の小さな除草ホーを持って、延々と続くにんじんの畝間をひっかきひっかき。多くは、にんじんの葉っぱの下に隠れるくらいの小さな草だが、たまにぴょこっと大きな草がのぞいている。一つ一つホーでひっかきゆっくりと進んでいく。耳にはブルートゥースのイヤホンから、お気に入りのラジオや、本の朗読、音楽が流れていく。目を上げると黄金色に色づき始めた小麦、旺盛に生

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さくらんぼをつんで、ほうき星を探して、網走へ

さくらんぼをつんで、ほうき星を探して、網走へ

さくらんぼをつんだり、民泊を見てきたり、ほうき星を探したり。網走を走り回った一日。

日中は観光農園と民泊の視察で網走へ。網走では何軒かの畑作農家さんがさくらんぼを中心とした観光農園を営んでいる。購入予定の畑に果樹を植えて観光農園化することも選択肢の一つに残っている僕たちは、町の視察会に参加。目的地の観光農園は網走の山間にある。木いっぱいに実ったさくらんぼと、その下にきれいに整備された芝生がとても

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