本業から離れることで身につけた「ものの見方」を伝えたい@いちごる先生

副業ゴルフコーチ/本業は公認会計士/一橋大学卒/副業で体験したことを中心とした考動記録…

本業から離れることで身につけた「ものの見方」を伝えたい@いちごる先生

副業ゴルフコーチ/本業は公認会計士/一橋大学卒/副業で体験したことを中心とした考動記録を残します。分野は違えどイノベーションを体現しようと悪戦苦闘する方の参考になれば。 副業ゴルフレッスンのコンテンツはこちら☞https://1-golf.com/introducion2/

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【副業History】いちごるレッスンのこれから〜僕が見据えているもの~

これまでの副業でのゴルフレッスンの軌跡を残すシリーズとして前回まで5回にわたって書き残してきた。 フェーズ1 単発レッスンメインの時期 フェーズ2 本格的なリピート受講生を迎えてのレッスンの進歩 フェーズ3 自身のゴルフレッスンコンテンツの体系化 フェーズ4 新生・いちごる!〜価値と価格について~ フェーズ5 僕のサービスを構成するもの 今回は、今後の射程(いちごるが目論んでいる世界)みたいなものをいくつか書き留めておこう。 ①いちごるに足りない部分~コミュニティ

    • 【いちごる考動記録】読む本を選定する時の「自分の中の羅針盤」とは

      19世紀のドイツ人哲学者ショウペンハウエルの『読書について 他二篇』という抄訳(?)を読んで、読む本の選定の際の「自分の中の羅針盤」について考えたことを残しておく。 (なお、この本は、他にもいろいろと思索を重ねたい材料の宝庫であったので、その辺りは別の機会にまとめることとする) 著者は、「良い読書をするには、まず悪書を読まないことである。」という。また、読書は思索の材料として読むべきで、そうでない読書を続けると単なる「頭でっかち」になりがちで、害悪にすらなるというようなこ

      • 【いちごる読書note】今求められる「学習」とは~『学習する組織』を読んで~

        『学習する組織』ピーター・M・センゲ 2023年の最後に読んだ本がこの『学習する組織』。 これを手にしたきっかけは、人と人との「対話」について述べたデヴィット・ボーア著『ダイアローグ』にて、序文を書いていたのがピーター・M・センゲ氏であったことから。 御多分に漏れず最初は様子見のために近所の図書館で借りて読んでいたところ、次のような一文があり、購入に踏み切った。 「人間であるとはどいうことか?」 複業でゴルフコーチをするようになってから早6年、いつのころからか、僕は

        • 【いちごる読書note】「ものの見方」について~『まなざしのデザイン』より~

          『まなざしのデザイン-〈世界の見方〉を変える方法』ハナムラチカヒロ著 ※読書noteはあくまで現時点でイチゴルが感じたこと・考えたことを自分のために残すもので、多くの方にとっては興味のないものかもしれない。この本がどんな本かは、「ココロに残ったフレーズ集」から推察いただき、興味を引くものであれば是非本書を手に取っていただきたい。 本書との出会いは、僕が出会いたい本に出会うために活用しているいくつかの情報ソースの1つであるY2Kさんのnoteにて知ることとなった。(正確に

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        【副業History】いちごるレッスンのこれから〜僕が見据えているもの~

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        • いちごる読書note
          15本
        • ゴルフレッスン×イノベーション
          16本
        • 実践!成功曲線を描こう!シリーズ
          12本
        • 副業History~スタート5年間の振り返り~
          6本

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          ココロに残った本たち~2023下半期~

          半期に一度の「ココロに残った本シリーズ」の時期になりました~(自己満) 2023年上半期に読んだ41冊に加え、下半期も42冊の本に出会えた(note公開時点の予定ベース。再読含む)。 特にこの下半期は、自分自身の考えを深めさせてくれる本が、「向こうからやってくる」かのように、「このタイミングで、この本に出会えるとは…」という体験が多く、ココロに残ったシリーズを5つに絞るのが悩ましかった。 では早速、「イチゴルを創った100冊」となるであろう有力候補を簡単に振り返ろう!

          【いちごる考動記録】いちごるレッスン事業☆6周年☆

          『11月11日』 それは、6年前、はじめていちごるレッスンが第1号受講生を迎えた日。 6周年を迎えるにあたって、「1回目のレッスンっていつだっけ?」と思い、過去のレッスン記録を遡ってみた。 いちごる=一生楽しむゴルフの基礎講座からとってきたこともあり、「1」という数字にいつからかゆかりを感じており、受講生交流ラウンド会での集合写真のポーズは、左右の人差し指を突き刺したポーズで取っていのだが、 そんな折知り得た記念すべき第1回のレッスンが11月11日に開催されていたとは

          【いちごる読書note】『弓と禅』とゴルフの共通点

          弓と禅 この本を手にしたのは、23年8月半ばに読んだ『コーチングのすべて』という本の中で参考文献として紹介されていたことが、直接的なきっかけであった。ただ、その前段階として、例えば『社員をファーフィンに行かせよう』というパタゴニア経営者自伝の中で、「経営とサーフィンは似ており、サーフィンと禅は似ている」と言った趣旨の記述があり、この辺りから自分の興味の中に入ってきていたようだ。 本書は、日本的な文化・考え方にやや誇張表現があるようにも思えるが、筆者のオイゲン・ヘリゲル氏が

          【いちごる読書note】ディズニーCEOが大切にしている10のこと

          ディズニーCEOが大切にしている10のこと この本との最初の出会いは、僕にとっては定番の先輩会計士AさんのFBでの読書記録の投稿より。何度も読み返したいなと思っていたところ、ちょうど元同期のO氏を通じて知り得た中田敦彦氏のYoutube大学にて、本書が面白そうに紹介されていたことが再読するきっかけになった。 再読を通じて感じたところをここに残しておこう。 1.超一流が大切にしているコト=人として大切なこと ディズニーの6代目CEOとなったロバート・アイガーは、ディズニ

          【いちごる読書note】ディズニーCEOが大切にしている10のこと

          【いちごる読書note】良書を再読して気付くこととは~『SHOE DOG』を読んで~

          『SHOE DOG』 これはNIKEの創業者フィル・ナイト氏がNIKEの前身となるブルーリボン社(日本のスポーツシューズメーカー、オニツカ・タイガーの販売代理業を営んでいた)の創業から、社名をNIKEに変更し自社ブランドを製造・販売し、1980年に株式公開するまで、すなわち、今の一大企業の素地を作るまでを語ったものである。 僕自身この本をはじめて読んだのは2022年3月。その後いつかは再読しようと、新品を購入したまま1年半が過ぎたが、今回改めて読んでみたところである。最初

          【いちごる読書note】良書を再読して気付くこととは~『SHOE DOG』を読んで~

          【ゴルフを通じて見た世界】情報過多による混乱~隠れた社会課題〜

          いつの頃からか物事の本質を突き詰めれば、辿る着くところは似通ってくるのではないかということを感じるようになった。 こう自覚し始めたのはNIKEの創業者フィル・ナイト氏の自伝『SHOE DOG』を再読した時である。 ナイト氏は同書において『禅マインド ビギナーズマインド』や『弓と禅』を引用するなど、禅の精神を大切にしていることを記している。 これらの本は稀代のカリスマ経営者の1人スティーブ・ジョブズ氏の愛読書でもあるらしい。 またPatagoniaの創業者自伝を読んでみ

          【ゴルフを通じて見た世界】情報過多による混乱~隠れた社会課題〜

          【いちごる考動記録】一般アマチュアゴルフ界の「隠れた真実」とは

          ピーター・ティール氏はその採用面接において次の問いを投げかけるらしい。 これに答えるのは、そんなに簡単なことではないようだ。スタートアップ業界において「ハイテクバブルの崩壊」の要因についての誤った認識から、誤った常識が形成されたと、ティール氏は指摘している。その内容は以下の通りであり、これがまさにティール氏の考える隠れた真実である。 これはティール氏のスタートアップ業界についてのモノの見方であるが、彼がこの本で伝えたかったことは、そのような「知識」を与えたかったわけではな

          【いちごる考動記録】一般アマチュアゴルフ界の「隠れた真実」とは

          【いちごる読書note】問いこそが答えだ

          繰り返し読みたい本リストの中の1冊。『問いこそが答えだ』(ハル・グレガーセン)。この本は、別のnoteで取り上げた『イノベーションのDNA』において紹介されていた本である。 『イノベーションのDNA』では、 イノベーティブな発想をしていく上での重要な要素として「質問力」を指摘している。同書においても、「いかに問うべきか」についての方法論は解説されているが、それをさらに突き詰めたものがこちらの『問いこそが答えだ』。 1.この本を読もうと思った理由~いちごる的選定基準~ こ

          【いちごる考動記録】ターゲット顧客とは~「本音」と「建て前」~

          ケンタッキーフライドチキンの生みの親の伝記『カーネル・サンダース』にこのような一節がある。   仮に、自分自身のゴルフレッスンサービスが、そのような「もっともっといいもの」の類のサービスだと仮定して話を進めると、実は、自分自身としては「ターゲットと思っている層」が、必ずしも最初から全てターゲットとなるのではなく、当初はより限定的な顧客層にしか価値を遡求できないのではないだろうか、ということを今は感じている。 サービスの提供サイドからいうと、いちごるレッスン(⇒私の提供する

          【いちごる考動記録】ターゲット顧客とは~「本音」と「建て前」~

          【いちごる考動記録】2023年前半を終えて

          2023年上半期終了ということで、最近の取り組みの振り返りをしてみよう。 と同時に、今この瞬間にもまた視野が広がりつつあることを、備忘録も兼ねて書き残そう。 ※これは、ワタクシのライフワークである副業ゴルフコーチを通じた体験note。ライフワークを通じて考えたこと、実践したことを記録しています。(1人称にはワタクシ、自分、僕に加えて「イチゴル」が使用されています) とりわけ、最近よかったな、と思う取り組みは会計士受験時代からの友人P氏から教えてもらった、Day Oneと

          【いちごる読書note】ZERO to ONE

          この本との出会いは、とある先輩会計士のFacebook(FB)にて。 その先輩会計士(A先輩とする)とは、1月の会計士交流会で知り合う。 そこでの話で、いちごるが会計士を志すきっかけとなった大学のとある先輩(K先輩とする)とA先輩とが、かつての同僚だということでも意気投合し、実際にこの3月にK先輩たちも含めて会食することに。 その会食で、A先輩からあふれる好奇心(とバイタリティ)は、豊かな人生を歩むお手本のようで、とても参考になった。 そんなA先輩がFBでたまに紹介し

          ココロに残った本たち~2023上半期~

          一昨年から続く読書ブーム。 これはもはや習慣化がなされたといっても良い!? note「僕が本を精読する理由と多読する理由」でも書き残した通り、今年は「月5冊読むなら、3冊~4冊は新しく手にした本、1~2冊は過去に読んだ本で読み返したいと思った本を読む」という自分なりの読書スタイルが確立された感がある。 そんな感じで読み進めた2023年上半期は再読した本を含めて約40冊。 この中から、恒例の(?)「上半期、いちごる的ココロに残った本ベスト5」を選出しよう! 第5位 革命