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【副業History】いちごるレッスンのこれから〜僕が見据えているもの~

これまでの副業でのゴルフレッスンの軌跡を残すシリーズとして前回まで5回にわたって書き残してきた。

フェーズ1 単発レッスンメインの時期
フェーズ2 本格的なリピート受講生を迎えてのレッスンの進歩
フェーズ3 自身のゴルフレッスンコンテンツの体系化
フェーズ4 新生・いちごる!〜価値と価格について~
フェーズ5 僕のサービスを構成するもの

今回は、今後の射程(いちごるが目論んでいる世界)みたいなものをいくつか書き留めておこう。

①いちごるに足りない部分~コミュニティ

5年間のレッスンで、一人一人に対してどのようにゴルフというスポーツを習得してもらうべきか、については、おおよその方法論が出来上がったと考えている。

細かい点においては今後も改善の余地はあるかもしれないが、レッスンのベースは大きく変わるものではないだろう。

ただ、いちごるレッスンの目標である「一生楽しむゴルフ」を実現していく上で、「レッスン卒業後のフォローアップ」をどうするかという点では、未確立な領域といえる。

受講生にレッスン卒業後もゴルフを楽しんでもらう環境を整えたい。

この点で必要なるのが「卒業生コミュニティ」なのではないか、と考えている。

というのも、せっかくレッスン受けて、一生楽しむ素地を作り上げたのにもかかわらず、その後それを活用する機会がなければ、だんだんとゴルフに疎遠になってしまう人もいなくもないかもしれない(その人の仲間内でゴルフをやる機会があれば問題ないけれど)

そこで、最近始めたのが月1回のショートコースラウンド会。

ここで、いちごる卒業生が集い、かつて学んだ「いちごる式」をともに確認し合う場になれば。

また、半年に1回くらいは、本コースでのラウンド企画をして、親交を深めてもらいたいと思っている。

②いちごる後継者(=「2ごる」)の育成~目指すはゴルフレッスン界の「公文式」

いちごる方式を、より多くの方に届けたい。

そのために、僕一人でやれることは少なくて、このメソッドを広めてくれる人を多く輩出したいと思っている。

いちごるレッスン10回1セットを受けた方なら気付くことになることだが、このメソッドは極めてシンプル。

正直、意欲さえあれば、誰でも教えられるようになるものだと思っている。

なので、いちごる方式を広めていくために1つイメージしているのは、僕と同じように「副業で好きなゴルフを教える」環境を整えていくこと。

「やっててよかった」のキャッチフレーズの公文式学習教室では、教室で教えている人に専門的知識(例えば大学レベルの数学知識)がなくとも、子供たちを導けるように、いちごる式は「ジュニアの大会で優勝経験あり!」のような人でなくても、立派に初心者を導けるものだと思っている。

事実、そのための手始めとして、今年はインドネシアにいる上級者ゴルファー(Sさん)とその初心者ゴルフ仲間の3人で、オンラインゴルフレッスンを展開している。

その趣旨は、初心者ゴルファーに対するレクチャーを通じて、上級者ゴルファーのSさんに、レッスンメソッドを習得してもらうこと。

「インドネシアに駐在することになったら、Sさんのところでいちごる式を習得できる」

という日もそう遠くはないのかもしれない。

③いちごるレッスン×コーチング

さらに、いちごるレッスンを通じて僕がやっていることを一般化すると、「ひとまとまりのスキルを伝える」「人を導く」という要素と関連している、ということ。

この観点では、他のスポーツでも、会社での人材育成でも、本質は大きく変わらないはずだと思っている。

要は、最近聞かれるようになった、「1on1コーチング」について、いちごる的な観点での実践例はシェアできるはず。

というわけで、いちごるレッスンのノウハウを他の分野でも展開できないか、というのはうっすらと想像しているところ。

手始めに、高校時代の同級生で今は上場企業の人事部長をしている友人との意見交換を始めている。

④いちごるレッスン×イノベーション

どんどんと話が大きくなっているが…これも割と本気で考えていること。

いちごる式で伝えているのは通常のゴルフレッスンと似て非なるものと考えている。

それは、同じゴルフというスポーツだけれど、それをどのように楽しむかという「価値観」を、根本的に問い直したから。

この価値観が広まれば(常識になれば)、②の方法でのいちごる式の普及も進み、いつしか「いちごる」が誰でもゴルフを心から楽しむためのメソッドの代名詞≒パーパスブランドになるかもしれない。

そうなれば、これはもはや「イノベーション」と言うべきもの。

ゴルフの楽しみ方におけるイノベーションを引き起こす、その「ものの見方」はきっと他の人にとっても役に立つと思われる。

それは、よく言う「常識を疑ってみることの大切さ」の一つの実践例であり、他の分野においても応用できるものと信じている。

(何を隠そう、これが毎回の記事で#破壊的イノベーション をタグ付けしてきた意図である)

ゴルフに興味のあるビジネスマンや起業家の方とは、こんな観点での価値の提供も可能ではないか、と考えている。

⑤いちごるレッスン×ウェルビーイング

そして最後はウェルビーイング的な観点。

ゴルフは多くの方にとっては、「趣味の一つ」に過ぎないはずなのだけれど、上達のための方法論が明確ではないため、「ゴルフを心から楽しめている人」は実はそれほど多くはないように感じている。

いちごる的なゴルフを身につけてもらえれば、一つのミスに対する心の反応が変わります。


「あんなに努力したのに、なんでこんな残念な結果なの!?」


好きだから、努力すればするほど、結果が伴わないときのショックは大きく、それは焦りや不安や自信喪失、ネガティブ思考といった反応となります。

本人はそんなゴルフをするつもりもないのに、「イチかバチかのパチンコ的なゴルフ」を強いられているのが、今の一般アマチュアゴルファーの実情だと思っています。

いちごる的なゴルフは、そういった心の浮き沈みの激しいゴルフではなく、あたかもヨガやサ活(サウナ)をするかのような、心を整えるゴルフ。

アマチュアのゴルフなんだから、18ホールのすべてのショットが思い通りににいくことは稀で、上手くいくときもあればそうでないときもある。

その際に心が浮き沈みしちゃうとミスがミスを呼び、一層悲しい思いをします。

そうではなく、ヨガやサ活(サウナ)のような、毎回「心を整えられる」スキルを身につければ、結果として満足のいくラウンドが出来る。

そして、自分が心からゴルフを楽しめるようになれば、ラウンドで同伴する家族、友人、ビジネスパートナーへの気遣い、配慮もきめ細やかになり、一層豊かな時間を過ごせると思っています。

それは、ゴルフを通じたウェルビーイングの実現でもある。


想いとともに…

以上がいちごるの現段階の構想である。

5年前、小さく、そして静かに始めたゴルフレッスンの可能性が、どんどん広がっていると僕は思っている。

やってきたことは、「常識を疑い、本質を追求すること」、「自分の出来る分野で、人の役に立てることは何かを探求してきたこと」。

より多くの人に、ゴルフを通じて豊かな人生を送ってもらいたい、という想いとともに。

言葉にして並べると、使い古された表現になってしまうけれど、これらが無ければ、僕のレッスンはここまで育つことはなかったし、これからの発展もないと思う。

これからも気ままにこのライフワークに取り組んでいきたい。


※いちごるレッスン(ゴルフレッスン)の技術的な内容についてはこちらのウェブサイトにて公開しています。☞https://1-golf.com/introducion2/


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