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HSP気質を自認するまでに持っていた違和感

思えばずっと、
自分の中にたくさんの矛盾を感じていて。

・仲間がとても多いはずなのに、
 ふと気がつくと一人になってる。

・団体の中ではいつのまにか
 リーダー的な役割を負うことが多いが、
 実は団体行動は好きではない。

・ストレスが無さそうだねと
 周りから言われるくらい前向きなのに、
 年に何度か完全に電池が切れたように
 動けなくなることがある。

・とても外交的で
 積極的に人に関わろうとするのに、
 急に距離を置きたくなる。

・よく発言する人だと思われているが、
 実は感じたことの半分も言えていない。
 自分ではむしろ、
 引っ込み思案だと思っている。

ほかにもたくさんあるけれども、
不自由を感じるようなこともなく
それはそれで生きてきたんだよね。

しかし、最初に生活に支障をきたすように
動き出したのが12年前のこと。
トリガーとなったのは職場で
顧客対応の場面で、
納得できない会社の方針に従うしかなく
それでもそのマニュアル通り
対応することを強いられる
他にも、
いま思えばいくものパワハラが重なり
どんどん眠れなくなる。

苦しくて苦しくて心療内科を受診し、
睡眠障害と診断。
程なく6ヶ月の休職。
ここから睡眠薬を処方されるように。
身体は少し楽になったように思う。

復帰してから、
会社の対応でパワハラは無くなったものの
職場の根本的な方針は変わらなくて。
それから3年ほど就労。
顧客との電話対応はもともと
すべて録音されているのだけれど、
さらにその中からアトランダムに選択し
モニタリングされる
自分で言うのもなんだけど、
僕との会話は
顧客からは誉めてもらったり
感謝の言葉をいただくことが多かったんだけど
モニターのフィードバックでは、
上司から話し方を矯正されたり、
明らかに必要としないような
(場合によっては勧めないほうがよいような)
顧客に対してまで、
キャンペーン商品をもっと勧めるように
叱咤されやり方を細かく指示される
改善されないと、
何度も何度もモニターされるようになる。
緊張した時間がずっと続き、
やがて、
電話中にただ人が後ろを通ることも怖くなり
(もともと後ろに人がいるのも苦手)、
だんだんと言葉を発するのも慎重になり、
無意識に涙が出るようにまでなってきた。

そしていよいよ出社できなくなってしまって
診断されたのが、鬱。
診断書を提出し、
休職期間をフルに使い切ったのち
復帰できずに退職することになった。

その後随分休んでから、
当時のことは
単に職場環境だけの問題なんだと考えて、
短期的な仕事を繋ぎながら生活をしてきた。
でも今度は私生活にも。。

やがて、
これまで書いてきた太字部分
自分の持つ「気質」というものに、
繋がってくるのを知ることになる。

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