翠屋よもぎ

いろいろあって受肉したバ美肉おじさんです。 サブカル関係の文章を書いていきます。 Y…

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いろいろあって受肉したバ美肉おじさんです。 サブカル関係の文章を書いていきます。 Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCBhmiOIX7OMD673SNQS3XrA/

最近の記事

深すぎる愛の表現 ヤンデレの世界を語る

こんにちは、古のオタク系Vtuberの翠屋よもぎです。 みなさん、ヤンデレって好きですか? わたしはめっちゃめちゃ大好きです! 世間から見ると結構勘違いされがちな部分もあるこのジャンル。 ぶっちゃけヤンデレ好きの中でも結構好きな系統が違っていることもあるので、はっきりと「これこそヤンデレ」と、下手なことは言えないという状況。 今回は、あくまでも「わたしの中のヤンデレ論」という形で語らせていただきます。 世間のヤンデレ感ってなんだろう?少しだけ世間の人々が考えているヤ

    • 異類との婚姻、人と人外の恋の果てを想う

      挨拶と今回語りたいことこんにちは。古のオタク系Vtuberの翠屋よもぎです。 みなさま、「異類婚姻譚」というものをご存じでしょうか。 読んで字の如くではありますが、人間と人間以外の存在との恋愛、婚姻に絡んだ物語となります。 有名なものでいえば『鶴女房』という物語でしょうか。 ある日若者が鶴を助けると、後日若者のもとに「恩を返すため」と美しい娘がやってくる。 それを無下にもできず、娘を嫁として迎えると彼女が織った美しい布が高値で売れるようになりふたりは幸せに暮らすが、

      • 「離世召人形」というカードに一目惚れをした

        この記事を開いてくれたそこのあなたは、「離世召人形」というカードをご存じだろうか? 遊戯王OCGのカードで、2023年7月に発売された「AGE OF OVERLORD」というレギュラーパックに収録されたノーマルカードである。 今回は、このどこにでもある1枚のノーマルカードについて語っていくわけですが、まずはどんなカードかを見ていただきたい。 「離世召人形」のカードテキストは以下のとおり。 このカードのテキストだけ見ると面白カードの範疇かとは思います。 このまま詳しく

        • とある「怪異」に魅了されたオタクのはなし

          この記事を開いてくれたそこのあなたは、「怪異」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。 「トイレの花子さん」? 「口裂け女」? それとも「八尺様」? どれも有名な怪異たちだと思う。 もちろん、これ以外にみなさんの「推し怪異」を思い浮かべている場合もあるだろう。 今回語る怪異は、これらと遜色ない有名なものであり、ひとりのオタクを昔から魅了して離さない怖ろしくも素敵な話。 そんなわたしの「推し怪異」についてだ。 あらかじめ謝罪をしておくが、わたしは決してこの手の怪談の専

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          好きなものと自分自身が否定される気持ちを少し考えてみてほしいというおはなし

          こんにちは。古のオタク系Vtuberの翠屋よもぎです。 突然ですが、みなさんには自分の好きなものってありますか? たぶんありますよね。 それは漫画かもしれないし、小説かもしれないし、アニメかもしれないし、特定のキャラクターかもしれない。 そんな好きなものが罵詈雑言を浴びる。 そして、それがかなり長い期間続く。 そんな環境を想像してみてください。 正直吐き気がしませんか? 今回語るのは、実際にわたしが追っていた作品で追加されたキャラクターを好きになったら散々に叩

          好きなものと自分自身が否定される気持ちを少し考えてみてほしいというおはなし

          夏の終わりに想いを馳せる

          8月31日。 今年ももうとっくに過ぎてしまった夏の終わり。 今の子どもたちは、夏休みが少し短くなってしまったようで、8月の最終週には2学期を迎えていると聞く。 だから、8月31日という日は、何の節目でもなく、特別感のないただの1日に過ぎないのだろう。 それでも、夏休みが8月の終わりまであったあの頃を過ごした人にとっては、この1日を特別な日だと感じる人も多いのではないかと考える。 月が変わったらまた学校に行かなければいけない。 あれだけあった宿題が全然終わっていない

          夏の終わりに想いを馳せる

          「Vtuber」に救われたひとりのおじさんのはなし

          こんにちは、こんばんは。古のオタク系Vtuberの翠屋よもぎです。 Vtuberとしての活動も3年目に入って少し経ち、ここに来てようやくしっかりとやりたいことが定まってきたような気がします。 世間で活躍するほかのVtuberさんと比べてしまうと 「2年間何やってきたんだよ」とか 「やりたいことが整理できてなくて迷走し過ぎじゃないか?」とか そう思われてもしかたがないなと思っています。 チャンネル登録者も、これを書いている今は300人ちょっとで、活動開始から2年を過

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          古のオタクを自称するバ美肉おじさんが人生初の「推し」について語ってみる

          古のオタクってどこからをいうんだろう? そんな疑問はありますが、わたしは最近、敢えて自分のことを「古のオタク」と名乗るようにしている。 こんにちは、今年5月の2周年を機に古のオタク系Vtuberを自称している翠屋よもぎです。 なぜこう名乗り始めたのかというと、自分のやりたいことをしっかりと定めておきたかったからなんですよね。 今でもまだ、わたし程度のオタクが「古のオタク」を名乗っちゃって許されるのかな? なんて思うこともあるんですが、まあ……名乗るのは勝手だよね?

          古のオタクを自称するバ美肉おじさんが人生初の「推し」について語ってみる

          よもぎさんはオタク人生謳歌中①「なぜわたしはバ美肉おじさんなのか?」

          前置きこんにちは、オタク歴がそこそこ長めなバ美肉おじさん、翠屋よもぎです。 なにせ人生の2/3くらいはオタクとして生きてきたので、今更この世界から足を洗うことは考えられないのです。 きっとこの先もずっとオタクとして生きていくんだろうなぁと思いつつ、最近は若いオタクたちの好きなものについていけない感じもして、ジェネレーションギャップを感じるような齢になってしまったのかなと哀しくもなりますね。 こんなわたしですが、いろんなものが巡り巡ってVtuberとして、それもいろいろと

          よもぎさんはオタク人生謳歌中①「なぜわたしはバ美肉おじさんなのか?」

          10/6配信後記 令和のメルブラ

          令和にメルブラ……?かつて『月姫』という、ちょっと昔を知っているオタクならどこかで必ず聞いたであろう伝説の同人ゲームが存在しました。 今では『Fate』シリーズの派生作などで多くのオタクの心を掴んで離さないTYPE-MOONさまのデビュー作です。 そんな伝説となった『月姫』が家庭用でのリメイクという一報に型月好きのオタクたちが湧いたのが10年前以上前のこと。 今年になって、その表側だけではありますがついにリメイクが発売されたわけです。 さて、メルブラ(『MELTY B

          10/6配信後記 令和のメルブラ

          10/2配信後記 活動復帰、noteも復帰

          noteの使い方を変えてみる 久しぶりのnote投稿です。 以前はゲームについての話題などを書いていこうとしていたのですが、諸事情で継続的に投稿できなくなってしまい、結局途中で更新が途絶えることになってしまいました。 中には結構時間が経ったにもかかわらず、反応をいただいた記事もあって、それは確認していたのでいつか再開しなきゃなと思っていましたが、とあることが契機になり活動自体が一時休止状態になっていました。 復帰した今でも配信の頻度などが変わってしまったので、それに伴って

          10/2配信後記 活動復帰、noteも復帰

          『真・女神転生 デビルチルドレン』~決して子ども向けではない女神転生の世界

          デビルチルドレンとの出会い 『真・女神転生』シリーズは、SFC最初の作品である同タイトルからプレイをし続けているのですが、『真・女神転生 デビルチルドレン』に出会ったのはアニメ作品としての『真・女神転生 デビチル』でした。 当時はあまりゲームの情報誌などを買って読んでいたわけではなかったので、ゲームの情報を発売前に手に入れるには、店頭のデモムービーや試遊といったものに頼っていたわけです。 当時土曜朝のアニメ枠を追っていたわたしは、ここでようやく『真・女神転生』シリーズの

          『真・女神転生 デビルチルドレン』~決して子ども向けではない女神転生の世界

          『ポポロクロイス物語』~やさしい絵本のような世界

          ポポロクロイス物語との出会い 『ポポロクロイス物語』とは、ソニー・コンピュータエンタテインメント様から発売されているゲームシリーズです。 原点は新聞に掲載されていた漫画作品ということですが、わたしが最初に手に取ったのは、初代プレイステーションで発売されたシリーズの最初の作品、『ポポロクロイス物語』でした。 といいつつも、実は初めてこの作品自体を知ったのは、ゲームシリーズのコミカライズとしてコロコロコミックで掲載された『ポポロクロイス物語~ピエトロ王子の大冒険~』でした。

          『ポポロクロイス物語』~やさしい絵本のような世界

          『STEINS;GATE』~SFとファンタジーの世界

          想定科学アドベンチャーとはこの「想定科学アドベンチャー」とは、『STEINS;GATE』のゲームとしてのジャンルになります。 5pb.様から発売されている科学アドベンチャーシリーズの第2作目にあたる作品で、1作目の『CHAOS;HEAD』は「妄想科学ノベル(アドベンチャー)」、3作目の『ROBOTICS;NOTES』は「拡張科学アドベンチャー」というように、それぞれのゲームの特徴を捉えた独自のジャンルになっています。 『STEINS;GATE』、ある程度現実に存在する理論

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          『クロノ・クロス』~フィルターをかけずに見るこの世界

          『クロノ・クロス』と『クロノトリガー』『クロノ・クロス』というと、『クロノトリガー』からの流れを汲んだ続編であるという認識を持っているのが普通だと思うのですが、これが単純な続編ではないというのが個人的な感想です。 『クロノトリガー』の続編としてはふさわしくないという話も聞いたことがありますし、『クロノ・クロス』自体は好きであっても、「『クロノトリガー』の続編でなければ……」という話も聞いたこともありました。 こういった話を聞くたびに、『クロノトリガー』という前作がどれだけ

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          第3回 『ペルソナ3』~凡人・伊織順平を語る

          『ペルソナ3』という作品『ペルソナ』シリーズ。 今でも高い人気を誇るこのシリーズについてはあまり語らなくてもいいかもしれませんが、簡単に触れておきますね。 『ペルソナ』シリーズは、学生たちが主体となった、「ジュブナイル」というジャンルにあたるRPGです。 子どもたちの周りで起こる事件が世界の危機につながっていくという点を考えると、「セカイ系」というジャンルにも通ずるところがあると思っています。 『ペルソナ3』は、前作までに確立されたシステムを大きく打ち壊した作品で、これ

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