なかつかようこ

文章教室で書いたエッセイを載せたり、思ったことを書き殴ったり。

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    日々思うことなどです。明るくはないです。じめっとした日陰です。

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恐らく、これを読まれる方は仕事関係のリンクからいらっしゃったかと思います。 雑多に更新しておりましたこのnoteは、あまり仕事には関係ありません。 インタビュー記事だ…

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わかっているよ。

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自分が恥ずかしい

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深海で揺蕩うみたいに

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ひと段落ついたと思ったけれど

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自由になる前の摩擦

チェーンソーを使い出したあたりから、私の心は解放に向かって走り出したのだと思う。 男子中学生みたいだと笑って言ってもらったとき、ううん、もっと幼くって、小学5年生…

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ふかふかになって

祖母の家に少し滞在した。亡くなったのは7年前になる。大好きな祖母だった。 滞在している間に、お墓参りに行った。お供えの花にミツバチがいるのに気づく。「掃除が終わ…

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音楽もかからない部屋で

運転するとき、部屋で何かをするとき、布団に入るとき、言葉を書き出すとき、私は音楽をかけている。 あまりにも自然だったから、そうじゃない人の存在を知ったときに驚い…

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底無し

愛情を与えすぎてるのでは、と、ボイトレの先生に言われた。全然そんな気はなかった。 でも、なにかしら、エネルギーを奪われ続けている感触はあった。ボロボロの、底にボ…

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どこから開けたらいい?

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暗礁のわたし

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伝わらないこと

エッセイが思わぬ印象を与えて、その印象を受けた上での反応が、私にとって非常に気分の悪いものだったから、少し心がくたびれてしまった。 詳しく言うならば、こうなる。…

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一世一代の恋文

あれは、わたくしが高校生になったばかりの頃でした。 科学の先生が、科学では、莫大な宇宙エネルギーのことを神と言いますと、そう、仰いましたから、わたくしは、そのと…

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あれ?忙しくなかったよね?

自分では、そんな忙しくないと思っていたのだけれど。 また布団に体を突っ込んでnoteを更新する日がやってきた。どういうルーティンだろう。こんな自分は嫌いじゃないけど…

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家族というもの

ある日、いつものように母と買い物に出かけた。必要な食材をカゴに放り込み、レジを通って会計をする。買った物をエコバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んで、入りきらなかった…

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じめっと微睡んで

やっぱり、noteを更新するきっかけは布団の中だ。微睡みの中でそう思う。夢を結ぶ合間に不安が差し込む。眠れなくなりそう。 自分を責めることが増えた。体が疲れていて、…

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ご覧になる前に

恐らく、これを読まれる方は仕事関係のリンクからいらっしゃったかと思います。
雑多に更新しておりましたこのnoteは、あまり仕事には関係ありません。
インタビュー記事だけが関係しております。
それ以外の記事は、わりと、お会いしたときの印象とは違う印象を与えるかと思われます。深淵みたいなものです。そして、誰かと快活に話す私も、ここで書き連ねている私も、どちらも私であり、あなたを不快にする意図はないこと

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自由になる前の摩擦

チェーンソーを使い出したあたりから、私の心は解放に向かって走り出したのだと思う。
男子中学生みたいだと笑って言ってもらったとき、ううん、もっと幼くって、小学5年生男子なんだよって言って笑った。

心が一気に澄んでいった。でも、それは、望んではいなかった。だってそんな心で世間を見てしまえば、いくらでも傷ついてしまうくらいには、世間というものは危険なの、わかっているから。

そうやって私は自然の中に逃

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ふかふかになって

祖母の家に少し滞在した。亡くなったのは7年前になる。大好きな祖母だった。

滞在している間に、お墓参りに行った。お供えの花にミツバチがいるのに気づく。「掃除が終わる頃に花を替えるから、それまでにどいてくれるかね〜」と呑気に話しかけていた。ふわふわと飛んでいるトンボを見て、「とんぼのめがね」を呑気に歌いながら墓の掃除をした。蝶が寄ってきたから、呑気に挨拶をした。
私の心は、なんだか空っぽだった。

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音楽もかからない部屋で

運転するとき、部屋で何かをするとき、布団に入るとき、言葉を書き出すとき、私は音楽をかけている。
あまりにも自然だったから、そうじゃない人の存在を知ったときに驚いた。自分は音楽が好きな部類であると、意図せず弾き出された性質。
服のタグを付けっぱなしで歩いていたようなヘンテコな気持ちになった。

そして私は音楽で自分のコンディションを測るようになっていた。聴きたい曲のジャンルで気分がわかる。音量で調子

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底無し

愛情を与えすぎてるのでは、と、ボイトレの先生に言われた。全然そんな気はなかった。
でも、なにかしら、エネルギーを奪われ続けている感触はあった。ボロボロの、底にボコボコと穴が空いたバケツに、勢いよく水を入れても、乾いたままのような、そんな感じだった。
すごく見当違いなことをし続けてるような、無謀さを感じてはいた。だから、必死になにかにしがみついていた、ような。

今日は雨だから、そう言い訳して体を横

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伝わらないこと

エッセイが思わぬ印象を与えて、その印象を受けた上での反応が、私にとって非常に気分の悪いものだったから、少し心がくたびれてしまった。

詳しく言うならば、こうなる。
友達の笑顔が大好きで、たくさん料理を作って、お互い幸せになったエッセイを書いた。

それを読んだ人達の中で、何か勘違いが生まれた。勘違いした人達は、「この人は料理が好きだから、当然、自分にも料理を喜んで作ってくれるだろう。」という前提の

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一世一代の恋文

あれは、わたくしが高校生になったばかりの頃でした。
科学の先生が、科学では、莫大な宇宙エネルギーのことを神と言いますと、そう、仰いましたから、わたくしは、そのとき、目の前がチカチカとして、心の底で何かが目覚め、芽吹くのをそっと感じておりました。それが恋であったことを、今、あなたのお膝元で、そっと頷き、ひとつの強がりを終え、あなたに跪くのです。
宇宙でしょうか、神様でしょうか、どちらでもわたしくは、

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あれ?忙しくなかったよね?

自分では、そんな忙しくないと思っていたのだけれど。

また布団に体を突っ込んでnoteを更新する日がやってきた。どういうルーティンだろう。こんな自分は嫌いじゃないけどね。

2月から3月半ばまで、確定申告の時期だ。
いろんな人から、「忙しいでしょう?」と言われていたのだけど、正直全くそんな気はしなかった。だからなんとなく過ごしていた、気がした。気がしただけだった。
更には忙しくないから疲れてないと

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家族というもの

ある日、いつものように母と買い物に出かけた。必要な食材をカゴに放り込み、レジを通って会計をする。買った物をエコバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んで、入りきらなかった物は予備のエコバッグへ。二つのエコバッグをカートに乗せ、出口へと向かう。カートを元の置き場に戻すときに、ぎゅうぎゅうに物が詰まった、重たい方のエコバッグを取ろうと、手を伸ばした。

咄嗟に母が言う。「それは重たいよ。こっちを持ちなさい。」言

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じめっと微睡んで

やっぱり、noteを更新するきっかけは布団の中だ。微睡みの中でそう思う。夢を結ぶ合間に不安が差し込む。眠れなくなりそう。

自分を責めることが増えた。体が疲れていて、寝るしかできなかったからかな。巡りがなんだか悪くって、停滞した思考は気持ちを巻き込んで沈んでいったみたい。

周りが気になって、人にどう思われるかとか、この人はきっとこう思ってるんだ、とか決めつけて自分の首を絞めている。そうやって私は

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