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【ツインレイ】 スピリチュアル的にパートナーシップを考えてみる。



不安定なお天気が続きますね。

わたしは晴れが好きなので、雨が降ったり止んだりを繰り返す日は、なんとなく憂鬱になってしまいます…

でも、この前見た、雨上がりに雲間から射す太陽の光はとても神秘的で、新海誠監督の映画『天気の子』を思い出しました。

前回は、七夕に合わせて「ツインレイ」をテーマにお話したのですが、『天気の子』も、ある意味「ツインレイ」的な関係性にある主人公2人のストーリーですよね。


(↑ 予想以上にビュー数が伸びています。ご覧いただけてうれしいです、ありがとうございます!)


今回は「ツインレイ」について、もう少しスピリチュアル的に深掘っていきます!

「ツインレイ」の関係にある2人は生まれる前から決められた運命によって結びついていて、多くの試練を乗り越えてこそ結ばれる。この、よく知られた定型ストーリー自体を、いまの時代においては書き換えていくことが可能だということは、前回お伝えした通りです。

だとしたら。

それぞれの「わたし」と「あなた」が、それぞれの方法で作っていくことができる、新しい時代の「ツインレイ」のストーリーは、わたしたちの人生に何を与えてくれるのでしょうか? 



・パートナーシップの7段階


「ツインレイ」だけではなく、「ツインソウル」など「ソウルメイト」などの言葉に触れる機会は、わりと多いのではないかと思います。

魂レベルのつながりを持つパートナーシップについては、スピリチュアルの世界において、今日まで様々に語られてきました。

たとえば、アメリカのチャネラーであるリサ・スミスが、サナンダ(キリスト意識)から受け取ったメッセージのなかでは、男性/女性のパートナーシップの段階が7つに分類されています。


1 ツインレイ(ツインの光線)
2 ツインフレーム(ツインの炎)
3 ツインソウル(ツインの魂)
4 ツインメイト(ツインの友)
5 ディバイン・エクスプレッション(神聖な表現)
6 ソウルメイト(魂の友)
7 ディバイン・コンプリメント(神聖な補足者)


註)リサ・スミスの友人であるロナ・ハーマンの著書『魂の脚本を書く アーキエンジェル・マイケルからの贈り物』で紹介されているメッセージより(大内博訳、太陽出版、2007年、283頁)


時にぶつかり合いながら、お互いがお互いの写し鏡となって学び合う存在としての「ディバイン・コンプリメント」から、究極的な存在としての「ツインレイ」までが、ピラミッド構造として、段階的に示されています。

このメッセージにおいて、男女のパートナーシップは、地球上で肉体を持って生きるわたしたちが、当たり前のように獲得している二元性の意識、つまり個としての「分離」の意識を乗り越えて、元々の「大いなるひとつ」の状態を思い出すうえで、重要なものであるとされています。


ここで言われている「男女」は、必ずしも身体的な性差を持った異性同士というわけではありません。

女性性/男性性、陰/陽のような、相対するエネルギーを、お互いに異なるバランスで持っている2者のことを指しているのだと考えられます。

これまで地球上で「個」として生きてきた、そのような2者が出会い、コミュニケーションを重ねていくことで、その内部にある相対するエネルギーが融合し、ひとつになっていくことが、「統合」なのです。



・「運命」はあとから作られる


YOKU STUDIOでは、このパートナーシップの7段階は、2者の魂的な融合のレベルを示していて、「ツインレイ」の関係にある2者は、それぞれのグループソウルが融合した状態にあると考えています。

グループソウルとは、わたしたちの魂の故郷・家族のようなものであり、霊界と呼ばれる5次元の領域と結びついているとされています。それは、個としての「分離」の意識を超えて、魂同士が愛によって「統合」された領域です。

グループソウルは、地球に生きるわたしたちが当たり前だと感じている、直線的な時間性が意味を持たない領域でもあります。そこでは確定的な過去も未来もなく、すべてが可能性に開かれています。

つまり、そのグループソウルが融合した「ツインレイ」としての「わたし」と「あなた」は、過去〜未来のすべての可能性を、お互いに共有している状態だと考えられるわけです。そこには、「わたし」と「あなた」という、有限な肉体を持った一人の人間の生涯だけではなく、いわゆる過去世や未来世も含まれます。

「ツインレイ」は、いくつものパラレルワールドを共有している状態だと言えば、イメージしやすいでしょうか?


ただし、ここで主張したいのは、この世界で出会った「わたし」と「あなた」という2者の関係性が、パートナーシップの7段階のどこに属するかは、生まれる前からすでに決まっているわけではないはずだ、ということです。

パートナーシップの段階は、変わらない運命ではなく、偶然的に変化していくものなのです。たとえば、「ディバイン・コンプリメント」の関係性にあった2者が、「ツインレイ」の関係性になることだって、ありえます。


エゴでも自己犠牲でもなく、お互いを尊重し、純粋な愛によるつながりを獲得していくことができれば。「いまここ」を生きる「わたし」と「あなた」という存在の両方を、まるごと受け入れ、愛すことができれば。おそらく、どの「わたし」と「あなた」も、「ツインレイ」になることができるのです。

「ツインレイ」という、時間性を超えた魂の融合状態を、「いまここ」を共に生きている「わたし」と「あなた」が、それぞれの方法で、それぞれの愛のあり方で、作っていけるということ。

この世界で、まったく偶然に出会った他者としての「あなた」が、「わたし」にとって、魂レベルでの「運命の人」になっていく可能性があるということ。

新しい時代にふさわしいのは、このような、自由度の高いスピリチュアル的パートナーシップの捉え方なのではないでしょうか。

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・「学び」であり「喜び」としてのパートナーシップ


リサ・スミスが示したサナンダからのメッセージにおいても、「ツインレイ」をピラミッドの頂点とする男女のパートナーシップは、「分離」から「統合」へと向かうプロセスとして重要であると語られています。

つまり、「目覚め」そして「アセンション」へと向かっていく上での、スピリチュアル的な成長、その学びのために、パートナーシップがあるのだということができるわけです。


パートナーシップとはスピリチュアル的な成長を目指したものだ、と言われると、なんだか夢のない話のように聞こえるかもしれません。誰かを純粋に好きだと思ったり、会いたいと思ったり、一緒にいて安心したりする気持ちは、けっきょく「目覚め」のためにあるの?って、反発したくなる方もいるかもしれませんね。

でも、これまで何度もお伝えしているように、「目覚め」のプロセスは、無欲な聖人君主になるための退屈な修行ではないんです。むしろそれは、様々なとらわれから自由になって、「いまここ」の可能性を最大限に楽しめる状態を獲得していくことです。

パートナーシップにおいては、お互いの距離が近いぶん、時にその関係が不均衡になりがちですし、感情的な反応も起こりがちです。「わたしばっかり尽くしている!」とか、「あいつは俺のことを何もわかっていない!」とか、いろいろな不満がつのってしまうこともあるでしょう。

でも大切なのは、お互いの様々な違いを認め合い、それをまるごと愛すること。それが「統合」であり、「目覚め」の状態なのです。

純粋な愛によるつながりのなかでは、もっと自由に、「わたし」と「あなた」が生きる「いまここ」の一瞬一瞬を楽しんでいくことができます。

この世界で偶然に出会った「わたし」と「あなた」が、共に過ごす一瞬一瞬を大切に蓄積しながら、それぞれのオリジナルストーリーを作っていくプロセスは、奇跡のようにかけがえのないものではないでしょうか?


だからこそ、パートナーシップは、「目覚め」のための大切な学びであると同時に、わたしたちの人生を豊かにしてくれる、喜びの種になりうるのだと思います。




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