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そんなもんだろう?お祭り定番の「屋台」について思うこと。

近所に屋台が出ていると聞いて、行ってみることに。

子どもたち、なんだか楽しそう。
でも、私は少し不安があった。

お祭りの屋台。
中学生の時、毎年行われるお祭りに友だちと行き、わたあめやら何やらを買っていた記憶。

そんな祭りの時期。
中学時代の先生が言っていた言葉を、今でも覚えている。

「先生は、人混みの中で砂ぼこりにまみれた食事をするより、家で勉強をしている方がいいなあ(笑)」

確かこんな感じの内容。
当時の私は、友だちとお祭りに行っていたが

「先生の言うことも、分かるな」

と思っていた。

そして、子どもたちと行った屋台。

屋台の店員は、以下のような人が多かった。

スマホを見ている人。
電話で話している人。
缶コーヒーを飲みながら、タバコを吸っている人。



それを、背中を向けているならまだしも
堂々と正面を向いて行っている。
す、すごい。

ベビーカステラ店の前を通る。
すると準備中だったようで、店の後方で卵を割っている男性(20代前半くらい?)が2人。

「わ、殻入っちゃった」(ケラケラ←笑い声)

入っちゃったらしい。

素手で卵を割る2人。
入っちゃった殻を、手で拾っている。

そして割った卵を入れる先は、これに似たものだった。

うん。
確かに丸型ブルーの筒だった。

屋台は自分でやったことがないし、想像するに、ベビーカステラって卵を大量に使うはず。

だから、当然大きい入れ物が必要。
よって、入れ物がゴミ箱になる可能性もあるんだと思う。

でも、それを堂々と(?)公開しているところが
なんだか強いなあ…と思ったのです。

******

要は、衛生面諸々が不安だよねって話。
ま、衛生面だけじゃないんだけど。

外気にさらされている、チョコバナナ。
秘伝のタレみたいな、かき氷のシロップ。
原価いくらよ?とツッコミたくなる、わたあめ。

そして
「チョコバナナ食べたい」

と娘が言ったから、今日はチョコバナナ記念日。
…とはならなかった。

どうしても、得体の知れないそれを娘に食べさせることに抵抗があった。
チョコバナナの背景を想像すると、やはり良いイメージがない。

「スーパーでバナナ買って、家でチョコソース付けて食べようか」

この私の提案に、娘は不満そうだった。
が、スーパーで好きなお菓子も買う、という条件で一件落着。

******

屋台なんて、そんなもんだろう。

外食だって、裏では何が起こっているか分からないじゃないか。

そんな声も聞こえてきそう。

もちろん、それも正しい。
時には、許容することも大事だと思う。

でも、よく分からないものを口に入れることには、やはり私は抵抗がある。

自分で口にするものを選べるのであれば、やはり不安が少ないものにしたい。


子どもたちも大きくなれば、自分で食べ物を選ぶだろう。
友だちと、外食することも増えると思う。

そうなればもちろん
屋台の食べ物も、口にするのだろう。

私が買わなかった、チョコバナナを食べたりするのだろう。
製造過程が不安しかない、ベビーカステラを食べたりするのだろう。
うるせえババア、と言われたりするのだろう。
(それは言わせない)

そしてそれを私が阻止することは、できない。

でも、今のうちに食べ物の扱い方や、見極め方を教えることはできるのではないか。

******

食育って、「旬を知る」とか、「命をいたただくことの大切さ」とかジャンルは多岐に渡る気がする。

それに加えて、
「口に入れて安全かどうか」
という安全性について、見極められるようにすること。
これも大事なのではないか?

そんなことを思った、屋台での出来事でした。


真面目か。

<あとがき>
屋台=必ずしも衛生面が不安、というわけではありません。たまたま私が遭遇したそれが、不安要素を掻き立てただけの可能性もあります。
また今回屋台の「食」について書きましたが、遭遇した「スーパーボールすくい」もなかなかにパンチがあったので、機会があれば記事にしたいと思います。
今日もありがとうございました。

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