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#介護
母の「何かあった時」のノートに書いてあったこと②〜心を軽くしてくれた〝手紙〟〜
続きです。
続き。
「何かあった時」
そう書かれたノートを1年ほど前に母から預かった。
エンディングノートのようなものだった。
その中に美しい詩が書かれていた。
2015年6月13日
母が62歳の誕生日を迎えた翌日に書かれたものだ。
母がこの詩を書いた時、まだ病気は発症していないと思われる。
それから7年、まるで予測していたかのように彼女はこの詩のとおりに
今までと違う姿になった。
母の「何かあった時」のノートに書いてあったこと①〜決意を決めた言葉〜
「何かあった時」
そう書かれたノートを1年ほど前に母から預かった。
エンディングノートのようなものだった。
2008年に書き始めた形跡がある。
母が55歳の時だ。
そこには、加入している保険や証券番号、年金の受け取り期間などが細かく書かれていた。
ページを捲るにつれ、読んだ本の感想や簡単な日記のようなものもあり、
ここは読まないほうがいいかなと飛ばして読んでいた。
改めて、このノートを見
母の生きる場所を欲張って探してみよう〜ホームホスピスという不思議な場所に出会った
〝当施設は癌の末期の患者さんのための施設です。お母様は癌の診断は受けていらっしゃいますか?〟
家の近所に小さなホスピスを見つけた。
何日も何日もホームページをみて、施設の前をウロウロしたりした。
ここなら少しだけ美味しいご飯が食べられるかもしれない。
ここなら保育園の帰りに子どもたちとガラス越しでも顔が見られるかもしれない。
急に希望が湧いて、やっぱり諦めないで探すべきだな!と妙な自信まで湧