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最近の記事

愛以外は瑣末な事

30代独身で、だからかは分からないけれど 身内に結婚の話が出ているから、かもしれないけど 私はこの先どう生きていこうかなと考える どうして人は生きるのかという哲学的問いを割りと幼い時からしている。 幼い私は苦しんでいたし、苦しんでいたから死のうとしていたというわけではないけど(中学生の時死ぬことを考えたことはある)、こんなに苦しいのは生きているからじゃないか、と考えに至った。 苦しかったから、生きる理由を知りたかった。 幼い私はこの問いに答えがあると考えていた。 だけど

    • それは愛です

      父親から、〇〇を勉強しなさいと唐突に連絡が来た。 父親はいつもそうだ。 娘にとってプラスになるだろうと思いついたことを連絡せずにはいられない。少し前は翻訳家なんて良いんじゃない?と連絡がきていた。 私は働いている。今の仕事に就いて5年ばかり、やりがいなんて特にないけど、他にやりたいことも思い浮かばないから生活の為に働いている。 〇〇、は私の仕事に近いことだ。父親は知ってか知らずか思いついたことを唐突に勧めてくる。大体は私の興味に掛からないので、最近は丁寧に断る。 それ

      • ある日のチョコブラウニー

        子どもの時、母親はよく手作りのお菓子を作ってくれた。中でも"簡単だから"という理由でチョコブラウニーをよくおやつとして作ってくれた。 確かにチョコブラウニーは簡単だ。材料を全部混ぜて焼くだけ。 作ってもらったそばから食べていくので、残りはしなかった。今思えば、母親の作ったお菓子を父親は食べたことがあるのだろうか。 母親の真似をして、お菓子を作るようになったのは姉だった。姉は料理は下手くそだけれど、お菓子作りは上手だ。姉のマドレーヌは何個食べても次々と食べたくなる、素朴なの

        • 金曜日の夜は

          金曜日の夜は、会社の人と飲みに行くか、友達と飲みに行くか、彼氏がいた頃は彼氏と飲みに行くか、飲んでばっかり。 リモートワークになってからは、会社の人と会ってないからかれこれ4か月飲みに行っていない。 お酒を飲むこともお酒の場も好きだから、飲みに行けないことは結構悲しい。 ダサいフェイスシールドなんて付けながらお酒飲む将来なんて嫌だな。コロナが憎い。 なんでも当たり前に出来てたことが、こんなに制限されてしまって、でも仕事があって問題なく生活が出来ていることに感謝するほかな

        愛以外は瑣末な事

          何も言えない

          別れた相手に連絡を取るのは、あまり歓迎されることではないのだと思う。 円満にお別れをしたのなら、友達となり連絡を取り合うということもあり得るのだろう。 でもだったら、なんで別れたんだろう。 仕事が忙しく、そして書くには些末で他人からすれば取るに足らないことでストレスをかかえ、別れて1年くらい経つ元恋人に連絡をしてしまった。 彼は穏やかに話をしてくれて、そして話始めて10分ほど経って早くも私は後悔し始めていた。 私は、自分勝手で、自分のタイミングで、誰かに、都合の良い誰か

          何も言えない

          夏の午後の音

          私は17時くらいから窓を開けて過ごすことが多い。 いつもお昼ご飯を食べる時にクーラーをつける。汗っかきで、ご飯を食べ始めるといつも汗をかくからだ。 クーラーがあまり得意ではないので、なるべく扇風機で過ごしたい。だけど熱中症になるわけにはいかないので、ちゃんとクーラーを使用する。 夏の空が好きだから、空の様子が分かるように窓を開けておきたい。 蝉の鳴き声、車の走る音。近くに横断歩道があるおかげで、赤信号の時にライダーがバイクを吹かす音も聞こえる。昭和を引きずっているのか、外に

          夏の午後の音

          多分もう私はオーブンを買うしかないんだ

          オーブン、欲しいですね。 私は大学入学と同時に一人暮らしを始めました。 父親と一緒に一人暮らしで使うベッドやら家電やらを買いに行って、その時に買ってもらった「新生活応援セット」という、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機がセット売りになっていた家電を10年来使用しています。(5年前、洗濯機は壊れて買い換えたので、正確な10年選手は冷蔵庫、電子レンジ、掃除機) 電子レンジなんて、ボタンのところのビニール?が剥げているけど壊れていないから使用し続けています。温まればOKなので。

          多分もう私はオーブンを買うしかないんだ

          あなたと別れてさ

          あなたと別れてさ もう1年か、元気でやってたら良いなぁ 今日小鍋を買ったよ。 16cmの、やさしい水色の小鍋だよ。 仕事から早く帰ってきた日、大きいフライパンで色んな料理を作ってくれたね。あなたが作る料理はみんな美味しくて、幸せな日々だったな。 あなたが作るオムレツは最高だった。私はあなたみたいに作れない。今でも。 今、私に必要なのはこの小鍋。 1人用の料理を作るには、元々あったフライパンでは大きすぎて。 思い出すのはあなたが作ってくれた料理。自分が作ったのはあまり思

          あなたと別れてさ

          理想の午前の過ごし方

          東京は久しぶりに天気が良くて、ずっと洗いたかったシーツを洗濯できた。 長すぎた梅雨のせいで野菜の価格が高騰していて、夏野菜が好きな身としてはとても辛い。今年は色んなことが辛いね。 基本1人でいること、インドアで過ごすことが多かったので、この自粛期間(3月末くらいから?)の土日は家にいることが多かった。 なるべくシーツなどの大物をこまめに洗濯したい性格なので、今季の梅雨はかなり辛かった。雨が降っていなくても曇りだとなんとく気分が憂鬱だし。 休みの日は、なぜか早起きしてしまう

          理想の午前の過ごし方

          好きになった人と(合意の上で)付き合う

          あぁ、もういい 恋とか愛とか分からなくて マッチングアプリを昨日付けで退会した。 5月から始めて約3ヶ月、コロナが怖くてオフラインで会った人は3人。セフレを作る目的で出会い系に登録してた時は、3ヶ月で20人くらいに会っていたから、それを考えると全く会えなかった。いや、会わなかった。 正直、私自身がリモートワークで満員電車に乗らない生活をしているから、普通に出勤している人とは会いたいと思わなかった。 ともすれば上記の考え方は、一般的に歓迎されないだろう。 今まさに経験途中の

          好きになった人と(合意の上で)付き合う

          泣きながら生きる

          生きることに向いていないと初めて思ったのは、中学2年生の美術の授業の時だ。 今思えば、居心地の悪い家庭環境、思春期特有の絶望感などが作用してふとそんなことを思いついたのだと思う。 次に考えたのは「いつ死のうかな」ということだった。私は何歳で死のうかな。40歳くらいまでには死んでおきたいな。長生きなんてしたくないし、でもお父さんより先に死んじゃったらお父さん悲しむよな。なんて。 この前30歳になった。30歳になったこととは無関係だけど、ここ最近なんとなく落ち込んでいる。生きる

          泣きながら生きる

          6月最後の1週間

          6月に入ってからしばらく蒸し暑さが収まって、そして最後のここ1週間めちゃくちゃ梅雨らしい気温と湿度が続いている。 アパートの部屋が暑過ぎてにっちもさっちもいかない。 私はマッチングアプリをしていている。恋愛したいなーなんて軽い気持ちで。別に彼氏なんか欲しくないのに。 コロナの自粛期間もあり、実際に会うことはなかったのだけど今日会う予定を入れた。 ありがたい事に仕事がリモートワークのため、4月から電車に乗る必要がない。久しぶりの駅、電車には人が普通にいて少し驚いた。暑い

          6月最後の1週間

          両親と私

          心の片隅に両親を許せない気持ちが、10代の時からある。私が結婚に対して良いイメージを持てないのも、両親が原因なところがある。 私の両親は、自分たちの子どもが幸せになることを願っている。 彼らの言う幸せとは、結婚をし子どもを生み育てることだ。 彼らの時代の「女の幸せ」、彼らの時代の価値観でいうところの「女の幸せ」 「女の幸せ」にとらわれない、私個人としての幸せを追求する私の姿は、彼らに理解出来ないのだと思う。 彼らの時代には無かった価値観なのだから、説得する気もないし、分

          両親と私

          フォークを買わなくちゃ

          ※昨日の日記 もうすぐ30歳になる。 正確に書くと、あと6分でなるのだけど。 20代を振り返るなんてベタなことをしてみる。 大学はそれなりに通って、卒業し、派遣社員になり、アルバイトをして、正社員になって、24歳の2月、大好きだった男と別れて3月に東京に出てきた。 東京に出てきてから付き合った男と結婚をする流れになり、婚約し(向こうの両親からは反対されたので婚約は成立していなかったけど)、婚約破棄し、その次に付き合った男とは結婚しようという約束をし、別れた。 28歳

          フォークを買わなくちゃ