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リスク❓️地域ごとの特徴

私が暮らす福井県の池田町は、特別豪雪地帯に指定されています。
基本的に冬が厳しい地域ですね。
ただ、昨今の気候変動で雪がほとんど積もらない年だったり、ドッカンドッカン降る年だったりと極端な印象です。
地元の人も、同じことを話してますね。

写真は、2021年の1月のドカ雪の様子です。
一晩で60~70cmほど積もりました。
こんな日は、朝の5時頃から除雪車が大活躍して、通勤の時間には通れるようにしてくれます。
本当に頭が下がります。

別の問題点は、冬でも(一年中)湿度が高く、冬場でも除湿機を稼働させたりします。
冬の太平洋側の湿度は低く、洗濯物が乾き難いなんてあまりないですよね❓️
しか~し、福井県池田町では、3日間ジーンズが乾かないなんてこともあります。
年間を通して、湿気対策を心掛けていないと衣類や靴にシロカビが・・・。
なんて気候の違いに戸惑ったことがあります。

さて、前回の記事「日本中を旅してみた」で、暮らしてみたいと思った土地をいくつか挙げました。
今回は、それぞれの土地に移住したらどうなったかなと思い、想像してみました。

ただ、ネガティブなことをあげつらって終わりでは現地の人たちに失礼なので、別の面から魅力にも触れますので、お時間の許す方は最後までお付き合いいただけると嬉しいです🙏
  

と、いうことで、まずは富良野。
当然、冬は厳しいですよね。
積雪量はわかりませんが、夕方から朝の日が高くなる頃までは、路面の凍結が心配です。
ブラックアイスバーンなんて言葉、ご存知でしょうか❓️
以前、夜の9時頃に層雲峡(旭川市から東に90分ほど?)から国道をレンタカーで走っていたら、ハンドル真っ直ぐ&アクセル一定だったにもかかわらず180°スビンしたことがありました。
オートマ車なのにエンストしているというオマケ付き。
厳冬期の北海道の手荒な祝福でした。
怖かったぁ💦

中札内村は多少寒さはマシでしょうけど、寒気の強さ次第では同じ状況になると思います。
これは、東北地方や甲信越地方の標高の高い地域でも同様だろうと推測します。

ちなみに、北海道では、室内はTシャツで過ごしていられるように、暖房の設備や断熱処理は十分な施設や家がほとんどのようです。

寒さ対策が疑問なのは首都圏から近い、秩父市あたりですね。
鋸南町は寒さは心配することはない気候でしょうが、秩父市は山がちな盆地なので、冷え込むとかなり寒いと思います。
住まいの断熱性や暖房設備なんかはどうなのか気になります。

このように、自然が豊かでアウトドアライフに適した土地は、得てして冬場の暮らしが厳しいだろうなと思いました。

池田町の話ですが、大雪が降る前提なので、除雪のインフラ(設備や人員)は整っているのが流石と思いました。
2021年と2018年の大雪(国道8号線が動かなくなったアレ)の時は、周辺基礎自治体は除雪が追いつかずに災害という様相でしたが、池田町は、町内に限っては普段と変わらない道路事情でした。
ただ、他の地域から運び込まれる食料品や生活用品が届かず、それなりの不便は生じましたけど。

さて、最後に豪雪地帯の池田町の、雪の恩恵についてお話しますね。
雪が多く降るということは、その分周囲の山々に積もって自然の貯水システムとなります。
大地にも浸透し、森を育み、川の水を豊かにしてくれます。
その水は、岩魚や山女魚などの魚たちの棲息域を豊かにし、田畑に良い水が使えます。

聞いた話では、下流域の米農家さんは自分で作ったお米はすべて販売し、自分で食べる分は池田町に買いにくるとか。
それだけ水の恩恵は大きいんでしょう。

他の地域も、雪国は同様に水に恵まれていたり、気候に合った独自の自然や生態系があるでしょう。

良い面と悪い面は表裏一体な印象ですね。


次回は、人や地域柄について書こうと悪います。
余所者を受け入れてくれる気風があるのか❓️
強い排他的な地域なのか❓️

ある本を紹介しつつ、日本各地で聞いた移住者の本音も触れていきたいと悪います。


では、ごきげんよう☀️

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