【躁うつ病】服薬中、妊娠って大丈夫なのかな|本で調べてみた
みなさん、こんにちは^^
春の桜もすっかり緑に変わりましたね。
爽やかさを感じます🍃
さて、今回は
精神疾患がある人の「妊娠」について。
双極性は20代〜30代の発症が多いらしく、
妊娠・出産と重なることがあります。
子供が欲しい・・・
でも薬物療法やっていて大丈夫なの??
私が常々思っていたことです。
今は彼氏もいないので、先生に相談する程でもなく
本で調べてみました。
備忘録も兼ねてシェアしたいと思います!
こちらの本より
「双極性と診断されたとき読む本」よりお伝えします。
結論
妊娠・・・できます!
ほっ( ;∀;)
ですが、薬の中には胎児に影響するリスクがあるものもあります。
経過をよく知る主治医のもとで、妊娠・出産に向けて薬の調整が必要だそうです。
こういった、受胎前から将来の妊娠を考えて健康に配慮した生活のことを
プレコンセプションケアというそうです。
妊娠前後の治療薬の変更例
【妊娠前】リチウム、パルブロ酸を使用
↓
【妊娠中】胎児に奇形のリスクがあるため、徐々に中止。
クエチアピンまたはアリピプラゾールを単剤で使用。
【妊娠前】ラモトリギンを使用
↓
【妊娠中】妊娠前に効果があり、有害事象がない場合は継続
妊娠中の600㎎を超えるリチウム服用は、胎児の心臓の奇形を高めるとされており、妊娠がわかったら原則中止。
また、バルブロ酸は神経管の奇形を引き起こすとされており、自閉スペクトラム症のリスクを上げることもわかっているため、妊娠中は原則として中止。
ラモトリギンは、妊娠前から使っていて有害事象がない場合には継続を推奨。
最後に
まとめとして
今回紹介した本は、
この事例だけでなく
「双極性障害とは何なのか」「うまい付き合い方」「薬の説明」など
双極性障害としっかり向き合える一冊でした。
それでは今日もお付き合いくださりありがとうございました^^
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