Saori

金沢市生まれ、大阪仕込み、金沢市在住。 ヨガ、アーユルヴェーダ、太極拳、気功、中国語な…

Saori

金沢市生まれ、大阪仕込み、金沢市在住。 ヨガ、アーユルヴェーダ、太極拳、気功、中国語などを学んでいます。 生活や人生に、ヨガが活かせるように。 隔てのない穏やかさの中で、いつでも中庸に近い場所に戻れるように。

最近の記事

うまく説明できない自分の体のこと-8-痛みについて

休職して、早2週間目に突入しました。 ぼんやりやり過ごすのももったいないので、休職日記をつけ始めました。 起床から就寝まで、睡眠時間や服薬量、服薬のタイミングが主で、 どんなことができて、できなかったのか、 どういうことが苦痛で、何だったらできるのか、 数値とメモ書きから、日々の体調を知れればと思ってのことです。 ついでに、調子の悪い「次女猫の療養日記」もつけ始めました。 こちらは、病状を一喜一憂しない抑止力になりそうです(=^・^=) さて、私の今回の療養目標はという

    • うまく説明できない自分の体のこと-7

      約一年ぶりのnote… ということは、書く時間を持てる=調子が悪いのです、笑 昨秋、転職しました。 様々な思いから、生活スタイルや環境を変える必要を感じてのことです。 慣れない環境、業務の中で、年末の繁忙期辺りから 体調の悪化を感じていましたが、転職したばかりなのもあり、今考えると、相当な無理をしていたのでしょう。 そして2024年元旦、能登半島地震が起きました。 我が職場、私の周辺でも大きな変化があり、私自身も混乱に巻き込まれ、 ストレスが最高潮の頃、持病の自己免疫疾患

      • うまく説明できない自分の体のこと-6

        初めて「胸郭出口症候群」と診断されたのは、20代前半でした。 飲食店勤務時、鎖骨、肩、肘が痛くて動かなくなり、洋服の脱ぎ着も、物を持つこともできなくなりました。 今の仕事での体の使い方が災いし、元々の骨格ゆえ頸椎を圧迫していると。 リハビリに通い、たまたま暖かいシンガポールに遊びに行ったら、すっかり痛みがなくなり、その後、すっかり忘れていた元々の骨格。 再び胸郭出口症候群と向き合うときがやって来ました。 臀部の激痛が向き合わせてくれました。 お尻が痛く、座骨神経痛のような

        • 年末はデトックスの時期

          毎年、一年の終わりのこの時期になると、ああ、デトックスの時期だったんだなぁと思う事柄が多く発生するように思います。 ちょうど次の新しい年に向けて、一旦、終わらせる時期だからかなぁ。 不要なものを処分したり 使えるものを修理したり 新しく必要なものを揃えたり 大型家電が壊れたり、買いなおしたり 結婚生活を辞める決意をしたのも 暮らし慣れた大阪を離れたのも 体調を崩すのも 続けてきたヨガクラスから身を引くのも 3年続けた太極拳の先生から離れるのも やっぱりこの時期でした。 す

        うまく説明できない自分の体のこと-8-痛みについて

          自家製オーツミルクを作ってみました

          牛乳にはいろんな意味で抵抗があって、長年買わず飲まず。 代わりに、豆乳やアーモンドミルクを使ってきたのですが 気になるのが、必ず使われている乳化剤。 どうも私の腸内環境に合わないことに気づき、手作りし始めました。 ひゃー、簡単! しかも濃厚でめっちゃおいしい!という記録です。 自家製オーツミルクの作り方 【材料】オーツ麦(オートミールとも燕麦とも呼ばれる)、水   濃いめがよければ、オーツ麦:水=1:3   ノーマルタイプがよければ、1:4   例えば、濃いめだと、オー

          自家製オーツミルクを作ってみました

          免疫獲得への道

          2022年のGWに、流行りの感染症にかかりました。 私の経験が、どなたかの参考になるかもと思い、記録に残しておきす。 序章: まん延防止等重点措置が解除されてからの金沢は、 卒業旅行や修学旅行シーズンも重なり、サービス業はどこも人手不足。 GWが終わるまでの1か月間は休日も取れない状況で、無事に乗り切れるか、不安を抱えての日々を過ごしていました。 そんななか、体の疲れが取れなくなりました。 しっかり7-8時間寝ても、翌朝、全身の関節痛、筋肉痛で、以前患った自己免疫疾患の

          免疫獲得への道

          最強のパートナー

          彼とは、10歳ぐらいからの知り合いで かれこれ40年近い付き合いになります。 実際に深く関わるようになったのは、ここ10数年ほど。 田舎特有の、彼の複雑な家庭環境も やんちゃだった青春時代も 奔放な恋愛関係も 頭脳明晰、運動神経抜群なのに、その機会に恵まれなかったことや 頑張り屋なんだけど、不器用で、ちょっと自暴自棄なところも 事象だけで、お互いの状況を想像できるほど、理解し合える人。 辛くて苦しいことも、皮肉を交えて笑い飛ばし合える仲。 彼との関係には、抗えないものを感じ

          最強のパートナー

          うまく説明できない自分の体のこと-5

          夏の暑いある日、換気も不十分で水分も取れず、お手洗いにも行けず。 朝から深夜まで12時間、飲まず食わず、休憩もなく働いていたら、倒れました。 熱中症、脱水状態。 後ろから倒れたついでに、頸椎を損傷しました。 しばらく寝たきりの日々。 その時は、頸椎さえよくなれば、すべてはうまくいく、 元の生活に戻れると思っていました。 しかし、私の頸椎はなかなかよくなりません。 頸椎だけでなく、下腹部の痛みも変わらないまま。 半年以上の運動療法や鍼灸治療を通じてわかったのは、胸郭出口症候

          うまく説明できない自分の体のこと-5

          うまく説明できない自分の体のこと-4

          大阪での生活に区切りをつけ、金沢に戻って生活する際に最も困ったのは、主治医に診てもらえないということ。 ややこしい体のことを説明し、理解してもらうのは、並大抵のことではありません。 ところが運よく、主治医が金沢で診療してくれるようになりました。 月に2回、はるばる大阪から診察のために来てくれるというのです。 ほんとに助かった。 生まれ故郷に戻るとはいえ、20年以上も離れていた勝手を忘れた土地で、新しい関係を築き、人生の再スタートを切る安堵感を得ました。 その後、さほど増悪

          うまく説明できない自分の体のこと-4

          ヨガと中華人民共和国共産党と私-3

          チベットを題材にした「クンドゥン」という映画があります。 チベットの最高指導者であるダライ・ラマ14世が、インドへ亡命するまでに至る半生を描いた伝記映画。 日本公開時、単館系ミニシアターで鑑賞しました。 そこに描かれていたのは、私の知らないことばかり。 知らないことだけが描かれていたとも言えるほど。 中国の歴史教科書では教えてくれない中華人民共和国、共産党軍の歴史、 チベット仏教のこと、チベット僧侶のこと、 そして、初めて知る「チベット解放」とは名ばかりの侵攻の事実… し

          ヨガと中華人民共和国共産党と私-3

          ヨガと中華人民共和国共産党と私-2

          OMヨガの魅力の1つが Buddha Mind, Yoga Body. ブッダの教えで心を整え、ヨガで体を整える。 日本で暮らしてきた私には、仏教は馴染み深いもの。 その教えは、どのOMヨガの先生も同じでした。 ヨガと仏教との関係説明は他所に譲りますが、ほぼ同時期、同じ場所で派生し、関係し合っているもの同士を結びつけたのが、OMヨガ主宰のCyndi Lee先生でした。 当時、どうしてアメリカでヨガや瞑想、仏教、特にチベット仏教がもてはやされたのかは知る由もなく、アメリ

          ヨガと中華人民共和国共産党と私-2

          ヨガと中華人民共和国共産党と私-1

          壮大なテーマ、どこから書き始めようかしら、、、 まずは「中国と私」から。 ヨガに出会うより先に出会った「中国」という国。 小学生時代、医科大学のある町に引っ越し、そこで勤める先生方のお子さん方がクラスメイトや学校にいて、中国籍、台湾籍、韓国籍の仲間が増えたのをきっかけに、隣国に興味を持ち始めました。 自分が見聞きする隣国と、父方祖父の戦争体験(旧満州)、母方祖父の戦争体験(広州)があまりに違いすぎて、ほんとの中国って何なの? そこにかかわっている日本って何なの? 日本を知り

          ヨガと中華人民共和国共産党と私-1

          映画「那夜凌晨,我坐上了旺角開往大埔的紅VAN」

          2014年 香港制作、2015年 日本公開。 邦題「ミッドナイトアフター」(THE MIDNIGHT AFTER) 第34屆 香港電影金像獎 最佳原創電影音樂(盧凱彤、李端嫻)受賞 第21屆 香港電影評論學會大獎 最佳導演(陳果) 受賞 第51屆 台湾金馬獎 最佳視覺效果 受賞など、当時は話題になりました。 私としては、人山人海がらみで盧凱彤(Ellen Joyce Loo)ちゃん、 V記(李端嫻)がかかわっていて、気になっていた作品。 この作品で音楽賞を受賞したエレンちゃ

          映画「那夜凌晨,我坐上了旺角開往大埔的紅VAN」

          アーユルヴェーダ的冬の過ごし方とは?

          北国生まれなのに、北国生まれだからなのか、とてつもなく冷え性です。 幼少期からつい最近まで、いつも足先は紫色、霜焼けぶくれ。 膝から下にはループスが点々としているのが普通でした。 …が、これはフツーじゃないんだと気が付きました。 さまざまな不調、病の原因でもある冷えを解消せねば!と試行錯誤しながらも、ぼちぼちと改善しています。 さて、今日はアーユルヴェーダでの冷え性対策って?と思い、 まとめてみます。 元々、南インド発症のアーユルヴェーダにも冷え対策ってあるのかしら?と思

          アーユルヴェーダ的冬の過ごし方とは?

          うまく説明できない自分の体のこと-1

          私は、生まれつきの虚弱体質です。 ついつい忘れてしまうので、書き残しておきます。 虚弱体質は、いまだに克服できていません。 母も、母方の祖母も、三代続けて受け継いできた体質のようで、いまだに家族以外には理解してもらえずにやり過ごしています。 母は物心ついたときから、身体がしんどくて、布団から出れない日を過ごすことが多く、祖父に馬に乗せられ、小学校に通っていたほど。 寝込むことが多く、祖父母だけでなく、親戚のおばさんにもよくお世話になったようです。 私はというと、保育園を

          うまく説明できない自分の体のこと-1

          うまく説明できない自分の体のこと-2

          虚弱体質の私が小学校に上がる際、母とある約束をしました。 小学時代の6年間は、何が何でも無欠席、全出席すること。 たとえ保健室に通ってでも、保健室で寝てても、早退してもいいから、 とにかく学校に毎日行くこと。 勉強についていけなくなるのを心配してのことだったようです。 母との約束を守ろうと、何とか毎日通うことに必死。 そして、予想通り、保健室通いが始まります。 最も多かった症状は下痢。 週に数回は授業中に腹痛を起こし、トイレに駆け込む始末。 何度も教室とトイレを往復する

          うまく説明できない自分の体のこと-2