うまく説明できない自分の体のこと-1

私は、生まれつきの虚弱体質です。
ついつい忘れてしまうので、書き残しておきます。

虚弱体質は、いまだに克服できていません。
母も、母方の祖母も、三代続けて受け継いできた体質のようで、いまだに家族以外には理解してもらえずにやり過ごしています。

母は物心ついたときから、身体がしんどくて、布団から出れない日を過ごすことが多く、祖父に馬に乗せられ、小学校に通っていたほど。
寝込むことが多く、祖父母だけでなく、親戚のおばさんにもよくお世話になったようです。

私はというと、保育園を留年しました。
…といっても、これは4月2日生まれで、行政と保育園の連携がうまくいっていなかったためで、年少組に2年間、通いました。
両親や先生は「あなたがあまりに保育園に行けないから、もう一回年少さんをやり直しなのよ」と言ってましたが、それぐらい保育園に通えなかった。
年長組に上がるまでは月に数回、保育園に通えたらよいほうでした。

保育園よりも、病院に通った回数のほうがはるかに多かった。
特に何をしたわけでもなく、単に体がだるく、発熱、全身痛、頭痛。
食べるものは下から下すか、上から吐くか。
外で遊んだわけでも、不摂生をしたわけでもない。
でも、私としては家で母に本を読んでもらったり、祖母と布団の中から大相撲中継を見たり、妹と一緒に遊べるから、まんざら嫌でもない。

このしんどい状態がデフォルトなので、まったくもって快適!健康!という状態がよくわかりません。
しんどいのが当たり前化している状態。
別に不幸だと感じることもないし、こんなもんだね、私の身体って、ってぐらいにしか思わない。

ところが、小学校に上がってからは、それがまかり通らなくなります。

続く

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