SABの神経・血管支配 ~臨床の幅が広がる知識~
皆さんこんにちは理学療法士のYoshiki(@Ptgekikara)です。
今回の記事では、少しマニアツクですがSABの神経と血管支配について説明していきたいと思います!
なぜ、神経と血管を記載するのかというと肩関節の痛みに直結するからです。
血管も?
神経は痛みの信号と伝達する役割があるから何となくイメージがつくかもしれませんが、血管はイメージがつきにくいと思います。
みなさん、「nervi nervorum」はご存知でしょうか?これは、「神経の神経」と訳すことができるのですが、神経自体が痛みを感じ取る組織であるという事が最近話題になっていますよね?
実は血管にも「nervi vasorum」という血管の神経が存在しており、血管自体も痛みを感じ取ることができる組織と考えることができます。
肩峰下滑液包(以下:SAB)には、多くの神経・血管が関与しています。つまり、神経や血管の解剖を知るれば、SABの疼痛について見る幅が広がるということです!
どうでしょうか?神経と血管の解剖について興味が出てきたのではないでしょうか?
この記事を読むことで、SAB周辺の疼痛改善のヒントが得られると思います!
それでは、さっそくいってみましょう!
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