年末らしい過ごし方
ずっと在宅で、クリスマスっぽいとか年末っぽいとか、全然そういう雰囲気じゃないまま大晦日を迎えてしまいました。
お姑からは
「お義兄ちゃんが、日本はお正月は元旦を祝うものだから、ユウと旦那Kの二人でゆっくり過ごしたらいいよ。」とお姑の家に帰るのを免除されたので、Kに何か食べたいものがあるか聞くと、意外にも前に「好きじゃない」と言ってたおでん(肉系が少ないから)と大根餅が食べたいと言うのです。
普段は食べたいものリクエストを聞いても「何でもいい」の一択なのに、珍しい事もあるもんだと思いました。
(ちなみに飲茶でも普通に食べる大根餅は香港ではお正月料理として事前に大量に作って旧正月に毎日焼いて食べます。)
なので大晦日ディナーはおでん、明日は大根餅を食べるべく、今日は久しぶりに昼間から台所に立っています。(いつもは夕方ギリギリ)
何かいつもと違う事をすると、ちょっと気分も変わりますね。作るものは違えど、お正月を迎える為に日中も台所に立つなんて、ちょっと大晦日っぽい気がします。
香港大根餅はこういうヤツ。飲茶でもおなじみ(量が違うけど)
旧正月にお姑と一緒に造る時は、こんなに大量な大根を使います。
皮を剥き、
コマ切れ状態にします。
軽く塩もみして、絞った大根と水分に分けます。
大根餅の具材となる干しエビ、干し貝柱、干し肉、干し蠟腸、ネギ、コリアンダーを大根と炒めます。
大根から出た水分、乾物を戻した水に粉(手に入るなら粘米粉ともち米粉、無理なら小麦粉と片栗粉)を入れて
大根や他の具も投入(塩、こしょう、醤油、オイスターソースで味付け)
こういう型に流し込みます。
こういう感じで1時半くらい蒸します。
できあがり。これで一週間くらい持つので、食べる時に板状に切って両面を軽く焼いていただきます。
あ、もしかしてあれだけ大量の大根を使ってこれだけ?!と思われる方がいらっしゃるかもしれませんので、誤解のないよう全貌を載せておきます。
(大根の他にタロイモを使って同じように作る芋餅もお正月料理です。)
今年は大変な年でしたが、私はnoteを始めて夢に向けても大きな一歩を踏み出すことができました。スキ、コメント、フォロー、そしてサポートをいただいた方々皆さまに心からの感謝を申し上げます。
この一年本当にどうも有難うございました。来年は日本とも自由に行き来できるようになって欲しいと思います。
それでは皆さんどうか良いお年を。
サポートしていただけるとありがたいです。