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【番外編?】東京ディズニーリゾートの実録家計学!? ~行ってきました~

毎日熱中症警戒アラートが鳴り響く中、子どもの要望に応えて何年かぶりに東京ディズニーランドに日帰りで行ってまいりました。何やらアトラクションに乗る際のシステムが色々変わったらしいのですが、ろくに調べもせずアプリ片手に突撃してきましたら、中々に「よくできた」仕組みだったので、いちFPから見た体験を書いてみたいと思います。(各計算は大人2人、中人2人としています。)

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まず、パークチケットを予約しなければいけません。これは、スマホアプリから2か月先まで取れます。予約日が8月1日でしたら9月30日までチケット購入できます。曜日やシーズンで金額が変わりますが、我が家が行った日のチケット費用は以下の計算です。
  大人9,900円×2枚
  中人8,200円×2枚
  合計36,200円

 数年前に比べると、かなり値上がりしているように思えます。大人10,900円の日もあるようですね。

 そして、パークまでの交通費。我が家からの車での道のりは往復250kmくらい。もちろん、高速道路を利用します。以下の通りです。
  高速道路代平日片道ETC利用3,470円×2=6,940円
  ガソリン代燃費9km/㍑、1㍑165円=4,583円

 パークに到着して、駐車券を買います。
  駐車券3,000円

 しばらく入場待ちの列で開園を待ちます。(暑かった・・・)

開園したら、まずアトラクションのチケット取りです。この行動自体は以前(ファストパス時代)と変わりませんが、現在はアプリで取得するようになったことと、優先的に乗るための「別料金」が設定されていました。この時、初めて課金システムを理解しました。
 ディズニー・プレミアアクセス 2,000円×4人=8,000円
                1,500円×4人=6,000円
(どうしても押さえておきたいアトラクションのため…!)
  40周年プライオリティパス 無料
(アプリで取得・パークチケット1枚につき1回、これは偉いと思った)
  スタンバイパス 無料 ※今回は利用なし

 このプレミアアクセスが秀逸で、アプリに表示される各アトラクションの待ち時間に驚愕した利用者が、お目当てのアトラクションのプレミアアクセスを取れる時間帯を確認してしまったところで、ほぼ確実に追加料金を払ってしまうのではないか、と思うくらい消費者行動心理をうまく利用しています。待ち時間のデメリットがものすごく大きく見えるのですよね。特に我が家が出かけた日は災害級の暑さの日。アプリの中の園内全体に70分とか90分とかいくつもの待ち時間が表示されているのは恐怖でしかありませんでした。なので、家族でアプリを囲んで、暑さで朦朧とした意識の中で(笑) プレミアアクセスをエイヤとポチってしまうのです。プレミアアクセスは多分、中毒性があります。

お目当てのアトラクションを楽しんで、ほくほくした気持ちでお腹も空いてきます。しかし、どこのレストランも満員御礼。これでは猛暑の中でのランチ難民確定です。そうはなりたくないこちらの心理にしっかり対応している「レストラン事前予約」も利用してしまいます。我が家は2週間前に予約を済ませていました。
 レストラン事前予約5,000円×4人=20,000円
 レストランでのドリンクオーダー 4人分4,000円(フリードリンクにしてほしい…)

 パーク内には至る所にショップがあります。ついお揃いでTシャツや帽子なんかを買ってしまいます。(私ではなく家族が…)
 Tシャツ4,300円×2人=8,600円
 キャップ3,500円×1人=3,500円
 サングラス2,900円×1人=2,900円
 ポップコーンリフィル600円
 ペットボトル250円×4人×2本=2,000円

 お土産も買いますよね。今回は一体いくら買ったのか…。
 予想概算20,000円

 とにかく、大の大人が喜んでお財布を開く仕組みがしっかり出来上がっています!パークを闊歩するお客さんが、みんなグッズを身に付けて宣伝しているようなものなので(笑)

 我が家は利用しませんでしたが、フォト関係のサービスも所々見られました。単価1,000円/枚くらいでしょうか。以前と比べて一眼レフを抱えている人がずいぶん少なくなったことに気付きました。スマホの撮影画質も年々上がっていますが、より本格的な「映え」をお望みの人には、プロカメラマンの撮影は利用価値のあるサービスですね。

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他にも我が家が気付いていないサービス(無料も有料も含め)がたくさんあるのでしょうが、酷暑の中、十分楽しみました。クローズ直前のスペースマウンテンにも乗れたし…。

さて、今回かかった費用は総額いくらか!?

 

総額126,323円 でした。

 

1人あたり約32,000円。
日帰りだと、このレベルですね。今回ディナーはあまりの疲労にパスしているので、もしそれが入ったら、1人40,000円くらいでしょうか。もしパーク近隣のホテルで泊まりとなれば、費用はうなぎ上りですね。

 日帰りの場合、パークチケットが大人9,900円であることを考えると、1人あたりで、その3~4倍の資金を用意しておくことがディズニーランドをしっかり楽しむためにも肝要と言えましょう。

 楽しみ方は人それぞれ、と思います。とは言え、やはり先立つものは必要ですので、家計から無理のない資金調達をしておきたいですね。また、クレジットでのお支払いには要注意です。アプリもショップもほぼキャッシュレスでできてしまいますので、天井知らずで出費が積み上がってしまうことには注意をしましょう!それくらい、お財布の紐が緩む仕組みがしっかりと出来上がっていますので…。

 ちなみに、我が家では今回の原資に、たまたま使わないで何かの時の機動用(←FP的にはここ大事)にとっておいたコロナ補助金の存在を思い出し、そちらを充てました。子どもの思い出のために使えたことはよかったな、と思っています。

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 今回は、東京ディズニーリゾートの実録家計学!?についてお話しました。私は会社勤めとの複業でライフキャリアデザインカウンセラーとして個人や世帯の職業生活設計や資産設計のお手伝いを志しております。保持資格としては国家資格キャリアコンサルタントとAFP(日本FP協会会員)をコアスキルとして、これまでの会社生活や人生経験で学んできたことを活かして会社内や地域社会に向けた価値創造につなげてまいります。ご関心を持っていただいた方、ご相談事がある方は、どうぞお声がけください。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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